カテゴリー「特撮!」の8件の記事

2014年9月14日 (日)

GODZILLA"ゴジラ"

※若干のネタバレを含みます。あまり映画を見るのに支障のない程度だとは思いますが、未見の方はご注意ください。

 まず、この映画のタイトルだが、英語表記の"Godzilla"と共に日本語の「ゴジラ」までがタイトル。

2014 すごく面白かったです。平成ガメラ以来久しぶりに面白い怪獣映画だったと思います。プロモーション動画を見て以来、ずっと待ってた甲斐がありました。

 とにかく、迫力があった。それと、日本の怪獣映画にありがちなリアリティの欠如はあまりなく(あくまで比較として)、子供だましのようなストーリー展開もあまりなかったので(ストーリーのアラは脳内補正しました)、見ていてあまり現実に戻ることなく没頭して見ることの出来る、大人の怪獣映画に徹していたのも良かった。興行側に「怪獣映画は子供の見るもの」というような固定概念があったのか、夏休みに合わせたために上映が他国に比べて最大2ヶ月遅れだったのはとても悔しい。なんで本家なのに一番最後なのかと。世界に先駆けて、というのもちょっと動員数に不安があるものの、同時公開に何か問題があったのか。上記の「子供映画」ということならば、今一度考え直してほしいものだ。今、ゴジラに思い入れがあるのは子供ではなく、昔子供だった大きいお友達の方が多いのだから(夏休みだとお父さんが子供を連れて見に行きやすいからということはあるかもしれないけど)。

 公開前のプレミアやプロモーションすごかったね。違和感があるくらいでした。国産のゴジラの時よりずいぶんとオサレ。

 何にしろ、怪獣映画というものの常識を覆した、すごい映画なのは間違いない。ただ、いくつか不満や疑問点があったので、感想方々その点にも触れてみようと思う。

 

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2011年2月20日 (日)

夢の対決!

ゴジラ対ガメラ。

2シリーズが、すごくうまく編集されてる。まさにGJ!
オープニングから凄いぞ。

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2007年7月15日 (日)

昭和特撮によくあるシーン

2ちゃんねるの昭和特撮板を見ていたら、こんなのがあった。

昭和特撮によくあるシーンを挙げるスレ

1 :どこの誰かは知らないけれど:2007/06/20(水) 17:55:32 ID:pmTVvWZW
   南洋の孤島で原住民がダンス
   防衛隊が車でパトロール中に、子供と戯れる(サボり?)
   etc.....

 ※スレッドの続きを読みたい方はこっち↓
  http://bubble6.2ch.net/test/read.cgi/rsfx/1182329732/

 大いにウケた。特にウケたのはこれ。

26 :どこの誰かは知らないけれど:2007/06/22(金) 15:01:05 ID:K45e/Voa
    巨大ヒーローを大きく見せる為登場シーン等でローアングルが多用されるが、
    78%の確率で股間がモッコリしている。
    業界ではM78の法則と呼ばれている。

ぶははは、しかし、78%の確率って調べたのか?

 しかし、特撮ともっこりは切っても切れない関係にある。元祖もっこりの「スーパージャイアンツ」を演じた宇津井健にとっても、これは黒歴史で、かつてそれについて質問したら烈火のごとく怒ったらしい。まあ、特撮に出ていたことが黒歴史な俳優女優は大勢いるみたいだが。しかし、最近はそれを足がかりにして有名になる役者も増え、時代も変わったものである。

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2006年12月 1日 (金)

実相寺監督逝く・・・

 え~~~、今度はジッソー君まであちらの世界に・・・。もうあの世ですごい特撮映画作れそうな程、人材が揃ってしまった感じだ。

 つくづく昭和は遠くなりにけり、だ。

 追悼に、いろんなもののスキマから、実相寺アングルで写真を撮ることにしよう。

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2005年10月 3日 (月)

ぼくは「いい者」?それとも

僕らは子供の頃、誰でも正義の味方にあこがれた。
正義の味方は絶対的に正しかった。
悪に厳しく子供や女性には優しく、
それに同調するように、「いい者」の大人達は、
子供の人質を助けるために宇宙人に降伏すらした。
しかし、正義の味方はどんな強い悪の組織にも決して屈しなかった。

正義の味方はかっこよく、卑怯なことを憎んだ。
正々堂々とサシで戦い、苦戦の末勝利した。

 え?

 五色戦隊モノ?( ;´∀`)

公私混同せず、常に真摯に職務に励んだ。

 え?

 隊長がビートルに傘を持って来させた? ( ;゚∀゚)))

弱いものいじめは絶対にせず、他の星を攻撃することなど決してなかった。

 え?

 ギエロン星?( ;゚Д゚)

どこかの大国のように、先住人類を殲滅などすることは・・・

 え?

 ノンマルト? ( ;゚Д゚)))

 正義の味方じゃぁ仕方ないな( ;´∀`)

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2004年10月22日 (金)

大巨獣ガッパ

20041022150640 
監督:野口晴康
特技監督/原案:渡辺明
脚本:山崎巌・中西隆三
撮影:上田宗男
美術:小池一美
音楽:大森盛太郎
【出演者】
川地民夫・山本陽子・桂小かん・小高雄二・和田浩二・町田政則
雪丘恵介・弘村三郎・押見史郎・藤竜也・大谷木洋子
〔日活映画〕

 会社の近くのレンタルビデオ屋に貴重なガッパのビデオがあり、ずいぶん長い間借りようかどうか迷ったが、ようやく意を決して借りて見た。
 いろんな意味で見るのが辛かったぞ。

 当時らしいベンチャーズのような前奏の後、

♪火を噴く島か、空飛ぶ岩か、
 宇宙の神秘、怪獣ガッパ♪

という、歌で始まるのがこの日活の怪獣映画。私は一発で旋律を覚えてしまった。カラオケにあったら歌えるぞ(ないよな)。これは「妖星ゴラス」の挿入歌、♪おいらは宇宙のパイロット♪(歌詞が合ってるか自信なし)に匹敵するインプレッションかもしれない。「ギララ」のオープニングの歌も素敵だったが(笑)。
ガキの時に見に行って、最後のガッパ~~というところは覚えていたが、最後にガァッパァァァ~~~と4回もリフレインするとは思わなかったぞ。
 子供の時の記憶はガッパ親子の感動の出会いのあと、親子で南の島に帰る前に、仲むつまじく飛ぶ練習をし、最後に朝日に向かって3匹が飛んで帰るシーンに例の「ガァッパァァァ~~~」という歌がかぶる名場面しか覚えていなかった。
 ん?しかししばし待て。朝日に向かって?南洋の島じゃなかったか?

 プレイメイト社のテーマパークのため、南洋の珍しい動物を集める命を受け、キャサリン諸島はオベリスク島に着いた調査隊一行は、島民から熱烈な歓迎を受ける。日本人がガッパの怒りを静めてくれると思っているらしい。しかし、怒りを静めるどころか、恩知らずにもガッパの子供を日本に連れて行ってしまい、島は怒り狂ったガッパ夫妻に破壊されてしまう。
 ところでオベリスク島とかいうから美女がたくさん出てくるかと思ったが違った(それは「オダリスク」だっっ)。当時の定石だが、どう見ても黒く塗った日本人である。

 卵が孵化するのを楽しみにしていたであろうガッパ夫妻は、まだ見ぬ顔の子をさらわれ怒り心頭、島を壊滅させた後、子のテレパシーを頼りに日本に向かった。一方、米軍の船に救出されたオベリスク島の少年サキも、ガッパを返してもらうべく日本に向かう。日本に着いたガッパ夫妻は、子ガッパを目指し進んだが、オベリスク島と違い、妙に障害物が多く、遮るものを片端から破壊して進んだ。陸があるからには、飛ぶより歩いたほうが楽らしい。自衛隊も出動するが、例によって全く歯が立たない。
 その騒動に便乗して、プレイメイトはガッパの特集を組む。雑誌は飛ぶように売れた。しかし、このままではいけないとやっと気づいた元調査隊一行は、子ガッパを帰すために、羽田空港に連れて行く。必死で親を呼ぶ子ガッパ。しかし、両親は石油タンクの爆発音でこの声が聞こえないらしい。スピーカーを使って大音響で流された鳴き声を聞いて、ようやく子の居場所に気がついた両親は、文字通り飛んでやってきて3匹は涙の対面をする。
 共に帰ろうと両親は飛んでみせるが、檻から出たばかりの子は飛ぶことが出来ない。父親が一所懸命に飛び方を教え、ようやく子ガッパは飛ぶことに成功した。
 親子ガッパは仲良く並んで、オベリスク島に向かって帰っていったのだった。

***

 しかし、リアリティーもくそもない映画だった。今回の大災害の元凶は子ガッパを誘拐したプレイメイト社であり、いくら黙っていても、雑誌で特集してあまつさえ表紙に子ガッパのアップを使えばバレバレではないか。なぜ社長はじめ調査隊や研究者達はつるし上げにならないのか。下手をすればデビルマンの牧村家並の襲撃を受けかねないはずだが。なぜか当人達は妙にのんびりしているし、良心の呵責すら感じていない。「これがバレたら我が社がどうなるかわからない。」という、社長の言葉があるのでまだバレてはなかったようだが。
 また、南洋の異国から巨大生物が3体も来日したら、いろんな植物の種や微生物が着いてきて、生物学的影響も相当ありそうだが(まあ、これはほかの怪獣映画にも言えるが)。いったいプレイメイト社の損害賠償額はいくらになるのだろう。
 ついでにいうと、プレイメイトは雑誌社だったと思うが、テーマパークなんて建設し、維持管理出来るものだろうか(ハウステンボスやシーガイアの惨状を見よ)。オベリスク島の少年も、ガッパを連れて帰ろうとせずに日本に押しつけておけば、伝説通りに島の将来は明るく平和だったろうに。島の火山爆発もきっとガッパのせいだぞ。
 あと、特撮が安すぎる。あれはもう少しなんとかならんかったのか。特にオベリスク島の火山爆発はひでぇ・・・。
 まあ、当時の怪獣映画にあまりイチャモンをつけるのは酷というものかもしれないが、日活初の怪獣映画だったのだ。もう少し考えてもよかったのではないか。制作者側に「たかだか怪獣映画」という舐めた考えがあったのではないか。せっかく大「怪獣」ではなく大「巨獣」とし、訳の分からん怪獣ではなく親子の情をちゃんと持っている生物で、そもそもは子供を取り返しに来た被害者だという、他の怪獣映画とは一線を画する設定であり、もっとちゃんとしたドラマが描けた筈である。もったいない話だ。ゴジラ第一作はやっぱり素晴らしい。いや、だからこそ、今なお怪獣映画が作られている訳なのだが。

最後の方のヒロインのセリフ。
「犠牲は大きかったけど、教えられることも多かったわ・・・。」

おまえがゆ~~~なぁ~~~。

彼女ははカメラウーマンを辞めて専業主婦になるつもりらしいが、おそらくこれからそれどころじゃァないですぜ。

 しかし、あのクサイ親子の対面シーンで今回もつい涙した私っていったい・・・。orz

◇DVD◇
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00028X9XK/249-1490737-0716304

◇ガッパについてもっと面白いレビュー
「クズビデオ49日」より
http://www.vega.or.jp/~bazil/junkvideo/gappa.htm

◇画像はここから◇
・特撮関連の懐かしいポスターや写真がたっぷりです。
THE GREEN SLIME(ガンマ第3号宇宙大作戦)
http://starwars-ep2.hp.infoseek.co.jp/the_green_slime.html

特撮映画海外版ポスター集 日活篇
http://www.fjmovie.com/tposter/nikkatsu/poster-nikkatsu.htm
東映編とか松竹編とか、なんとまあ集めたものです。
これだからインターネットは面白い。

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2004年10月 9日 (土)

怪獣映画2本

■懐かしの怪獣映画2編■

 特撮系をもっとというリクエストがあったので、昔書いたもので申し訳ないけれど、載せていたHPが消えてしまったことだし、ここに転載します。

「決戦!! 南海の大怪獣」
 ガキの頃、親父が連れて行ってくれたものは、大まかにいって2つだった。一つは「釣り」だったが、もう一つは俗に言う「怪獣映画」だった。おそらく、両方とも自分の趣味だったのだろう。だから、初~中期ゴジラ・ガメラシリーズも、ギララもガッパも映画館で観た。もちろんこれも、次に挙げる「ガメラ対バルゴン」も観た。
 これを観た当時は、とても怖かったと記憶している。この3大怪獣は宇宙生物の寄生により巨大化されて地球征服(爆)の手先にされた、ただの海産物なのだが、何が怖かったって、宇宙生物に寄生されること。多分、生理的に嫌だったんだと思う。寄生生物に追いかけられる夢まで見た。さて、大人になって改めて観たらどうだったかというと・・・、ちょっと笑った。「ウルトラQ」で万城目君役をやった佐原健二が悪役(ちょっとニュアンスが違うけど)だった。この人は、映画ではどっちかというと、ワルっぽい役が多い。それも、ちょっと情けない。
 一番最初に私の口から出た言葉は、「立ってるよ、イカが立ってるよぉ。」だった。ゲゾラというイカの怪獣が(って、あえてこういう説明をするのも辛いが)、海から島へ上がってきて人間を襲うのだが、n/10本足で立ち上がっていたのだった。おそらく、やつはスルメイカの仲間ではなく、「背骨」に立派な「フネ」を持つコウイカの仲間らしいって、こら、そういう問題か。私は「左衛門名物、博多ぶらぶら(福岡の有名な和菓子。だがこの場合はそのキャラクター)」を連想してしまった。
 結局「3大怪獣」というふれこみだったが、この、ゲゾラは人間の手によりあえなく爆死。最後の方で狂った残りの2大怪獣が戦い、それが火山爆発を招き自滅。宇宙生物にとりつかれちゃった佐原君(役名、すでに忘れちまったい)も、自らの意志で、溶岩に飛び込み自殺。かくて地球侵略の危機は、島民と、そこにいた数人の日本人以外に知られることなく未遂に終わったのだった。
 贔屓の引き倒しは若干あるかもしれないが、怪獣映画の出来としてはそこまで悪くないんじゃないかと思う。しかし、ゲゾラのシーンは長すぎてダレた。これは「バラン」を観た時も思ったのだが、伊福部さんの曲にあわせて怪獣が破壊するシーンが長すぎるのだ。半分くらいに縮めてもっとテンポをよくしていたら、もっと面白くなったのではないだろうか。

「ガメラ対バルゴン」
 出来はかなり良いのではないか(バルゴンの出来は思ったよりとほほだが)と思う。いい役者も使っているし人間ドラマの方は、かなり大人が観るにも耐えられるものではないかと思う。第1作の「大怪獣ガメラ」はどうしてもゴジラの「ぱちもん」という観は拭いきれなかったが、これは、だいぶオリジナリティを持たせようとの努力を感じる。部分的には「とほほ」な場面もあるにはあるが、これは当時の限界でしょう。それなりの科学考証(とほほ)もしてあったし。しかし、何で当時の流星(大気圏外の)は赤く燃えてるんだろう。それに真空中でも平気で、あまつさえジェット噴射で戻ってくるガメラっていったい・・・。
 ストーリーは、南方の島から欲の皮の突っ張った日本人が、巨大ルビーと思って持ち帰ったものは、バルゴンの卵だった。赤外線水虫治療器(!!)(何でも南方で患った水虫はたちが悪いらしい。ってかそれ、違う病気じゃねーか?)で、孵化し、異常成長をしたバルゴンは。神戸の町を荒らしまくった。「バルゴンの虹」のエネルギーに惹かれてやってきたガメラは、バルゴンとの死闘の果てに、-20度の冷凍ガス(よく冷凍光線といわれるが、どう考えてもガスだ。)で凍らされてしまう。かくて、バルゴンの故郷から退治法を知らせにはるばるやってきたラバさん、カレンと共に、人類対バルゴンの死闘が始まるのであった。ま、最終的にはガメラがやっつけるんだけどね。

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2004年9月10日 (金)

ネタ以外の何ものでもありません。

20040910023348 このボトルキャップを手に入れた時からこれをやってみたくて、とうとうやっちゃいました。

もちろん、元ネタは有名なドリフのネタです。

因みにぼやけちゃってますが後ろのはラゴンで、これはウルトラマンに出たラゴンですからオスです。

ラゴンはその前のウルトラQにも出ていますが、それはメスで、赤ん坊を取り返しに来たお母さんでした。中の人はウルトラマンの中の人と同じです。ま、有名ですね。

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