カテゴリー「映画・テレビ」の34件の記事

2017年3月19日 (日)

ぜんぜん「別嬪」じゃない朝ドラ『べっぴんさん』

 なんか、なんかな、もう惰性で見てるよな。

 そもそも裕福な家の設定で、最初から共感出来なかったけど最初の方はまだ見られたのよ。
 お嬢様はモンペもカラフルでお洒落ね(『とと姉ちゃん』ではモンペにちょこっ飾りつけただけで非国民扱いされたぞ)とか、終戦後焼け落ちた家の後に建てた「あばら家」が妙に立派でどこがあばら家やねん、うちの方がよっぽどあばら家やわとかツッコミは多かったけど、まだなんとか共感できる部分もあったし、先が気になる展開もあったし、まあ、せっかくだから視聴を続けてもいいかなと思ってた。

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2014年7月20日 (日)

蓮子と伝助(あるいは「花子とアン」)

 ここしばらく、『花子とアン』を見ると、心がズキズキしていた。そして、昨日(7月19日土曜日)の放送でついに白蓮事件が起こり、たまらなく悲しかった。

 それで、もやもやズキズキが治まらないので、ちょっとここにまとめてみようと思う。

 娘(蓮子には義理の娘)冬子の結婚で言い争いになって蓮子に「何故、わたくしと結婚なさったのですか!?」と聞かれた時に、伝助が「初恋だった」と答えたのは本当だっただろう。しかし、伝助はその後、どこを好きになったのかと聞かれ、「おまえの身分と顔だ。それ以外何所を好きになれというのだ」と、ツンデレとは真逆の言わばデレツンな対応をしてしまった。そして、それが蓮子の心が伝助から離れる決定的な原因になってしまった。もともと言わば売られるようにして嫁いできた蓮子には、伝助の心まで見抜くことが出来るわけがない。

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2013年10月 7日 (月)

最近心霊動画の質がひどすぎる件

 なんと、7年ぶりの放談である。
 久々の放談の話題は、夏定番の心霊番組について。さて、楽しく語らっていただきましょう。

【人物紹介】
Natsuki2_1 山川夏輝:長身のショートカットが似合う美人だが、実はそこらへんの男より男らしいと評判。漢(おとこ)らしすぎて付き合う男が片端から脱落してしまうらしい。由利子さんのモデル。
Miha_1 多田野美羽:小ぶりで美人というより可愛いタイプ。HNは「ただのミーハー」からつけたらしいが、陰でタママ美羽といわれる。見かけで人を特に女性を判断してはいけない。美葉さんのモデル。
1148996271_539jp_1 黒木燐:いわずと知れたここのブログ主。男言葉で勇ましいことを言う割には意外と弱気である。ただし滅多にないがキレた時にはこの限りではない。

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2011年10月27日 (木)

ドラマ『妖怪人間ベム』

 ベムとはまったく共通点の見いだせないジャニタレがベムをやるというので、絶対に違うモノになるとまったく期待していなかったが、予想に反して悪くない出来だった。まあ、面白いかどうかはまだ何とも言えないけど、少なくとも制作側の原作に対する愛はビシビシ感じられる出来だった。

 まず、オープニング。オリジナルのアニメにかなり忠実に作られていた。ナレーションを、アニメでベムの声をあてておられた小林清志さん(『ルパン3世』の次元大介と言ったほうがピンとくるかな)やっているのがまたニクイ。そして主題歌もアメコミ風で凝っている。ただし、双方何となく軽く感じてしまうのは仕方ないことか。BGMや効果音も、アニメに似た感じで作られている。いや、ツウだね。
 だが実写版と言うことで、舞台が日本の現代東京(せめて帝都だったらよかったけど)になってしまって、あの無国籍年代不詳な独特の雰囲気が無くなってしまったのは残念だ。

 妖怪人間の造形については、妖怪と言うより宇宙人のグレイみたいになってしまったのは残念だ。ちなみにベムと言うのはもともとSF、特にスペースオペラに出てくる怪物でBUG EYED MONSTOR(あるいはBIG EYED MONSTORとも)の頭文字からこう呼ばれた。なので、グレイでも遠くないしアニメのデザインに則してはいるのだが、なんか違うのだ。やっぱり黒めがちな目のせいかな。もっと怖い顔でもよかったのではないかと思う。あと、角は要らなかったな。また、トレードマークの3本指は、どこぞから抗議がくる恐れがあるので5本指になってしまっている。人型の時は仕方ないにしても、正体の時は3本指でも良かったんじゃないかと思うけど、まあ、それでも抗議する奴はいるだろうな。子供の頃、3本指にして「妖怪人間!」とか言ってよく遊んだものだが。

 それからベラ役の杏が、ベラをよく研究されているようで実にハマっていた。ベロ役の福君もまあまあ頑張っている。ベム役の亀梨は当然オリジナルとは似ても似つかず、細すぎ背も小さすぎ(ベムは偉丈夫)、っていうか、ベラより小さいベムって何よって感じだけど、まあ、別物と思えばこういう綺麗な顔のベムヒューマンヴァージョンも悪くはないと思った。

 アニメと違って、妖怪人間3体の他にもレギュラーの登場人物がいる。特に重要なのはメガシャキ刑事とその妻と娘だろう。特に娘の方はベロとよい友だちになっているようだ。また、あがた森魚演ずるベムと同じステッキを持つ生物学の大学教授(とその孫娘)が、彼らとどうか関わるかも興味深い。

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2011年8月25日 (木)

終戦記念スペシャルドラマ『この世界の片隅に』

NTV系 2011年8月5日21:00 - 23:24(予定)
原作:こうの史代(双葉社刊) 
主演:北川景子

公式 http://www.ntv.co.jp/konosekai/

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 この一言に尽きた。「原作を読め!」

 

 まあ、これでは身も蓋もないので、以下、感想を書いてみよう。
 思いが強すぎて、うまく書き表せられず読みにくいと思うし、書きたいことも網羅できていないが、ご容赦願いたい。

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2011年2月 6日 (日)

ソフトバンクのCMで「お父さん」のオー! チン・チンが見えない件

 今更かもしれないが、ふと、妹が言った。

「消されとるんかね、雌(妹のネネたん)のほうなんかもしれんけど」

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2009年10月12日 (月)

NHK人形劇『新+三銃士』を見た。

 感想。

 

 出来は悪くなかった。むしろクオリティ高杉なくらいだった。人形も悪くない。アトスの造形に文句はあるが、まあそんなところだろうとも思う。

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2009年10月 5日 (月)

『20世紀少年最終章 ぼくらの旗』を見てきました。(注意:ネタバレあり)

20th_centuryboys_3  2時間40分(160分)の大作で堂々完結です。興行成績も良かったようですね。

 今回、ちょっと長すぎたように感じました。10分の尺くらいカットしてテンポを持たせたほうが良かったかも。
 まあ、160分とはいえ最初の『これまでのお話』で10分くらい、それとエンドロール後の10分間を省いたら2時間20分くらいかな。

 それでも、最終章エピソードの多くを回想シーン+言葉の説明で消化しなければならなかったのですが、まあ、元の話が長いしカットできない部分なので、苦肉の策でしょう。それから、エンドロール後の10分、あの話は必要ではあったけれど、その後原作どおりコイズミと神様で締めて欲しかったです。2ちゃんねるの映画作品・映画人板にあった『20世紀・・・』ネタバレスレの1にこんなのがあって、「そうやった、そうやった」と大笑いしました。

1 :名無シネマ@上映中:2009/09/06(日) 12:53:29 ID:8z7IMO8C
俺、映画館で見た映画の中で、エンディングあんなに
静かになったの初めてだったんだ。

いや、感動はしたんだ。
ただ、全員無言で出て行ったんだ・・・・

 公開後ひと月以上経ってるんで、まあ、流石に人がほとんど入ってなかったってせいもあるけど、ほんと、映画終わった後、あんなにどうしたら良いかわからなかったことは無かったです。音も無くただ黒字に手書きで「おしまい」って何よ~~~。エンドロールのコンサートで盛り上がっていただけに、この盛り下がりはどうしてくれるって感じでした。
 終わって電気がついて、横の妹とKちゃんを見たら、やっぱり戸惑ってぼうっとしてました。母は・・・どう思ったかわからん。

 まあ、あれはケンヂが自分の気持ちに決着をつけるためのシーンなので必要、というか、この話のキモでもあるので無いといけないんだけどさ、また現実世界に戻って小泉の「ボーリングブーム来ないねえ」と『神様』の「ふん! だからまだまだ死ねないんだよ!」と言うセリフと、その後の小泉響子のストライクでバシッと決めて欲しかったですね!

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2009年7月 1日 (水)

『マンガ夜話』公開録画に行ってきました。テーマはケロロ軍曹であります。

6月28日 (日) 14:30~ 福岡県・春日市ふれあい文化センター
ゲスト:矢口真里、半田健人
◆10/21(水)00:40~01:39[火曜深夜;BS2]

マンガ夜話公式サイト
http://www.nhk.or.jp/manga/main.html

Keroro2s  『マンガ夜話』が、福岡の春日市で公開録画をする、しかもテーマが『ケロロ軍曹』ということで、妹がだめ元で申し込んだ。結果、無事に当選した。まあ、会場に行ってみたらすごい行列で会場も大きく、ハズレた人っているの?ってな感じだったけど。

 実は、『ケロロ軍曹』はアニメでしか見ていない。今回は『マンガ夜話』だから、もちろん吉田観音(みね)の原作マンガのほうで、わかるかな、とちょいとばかり心配だったが、杞憂だった。

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2009年3月15日 (日)

『20世紀少年 第2章 最後の希望』を見てきました。

20世紀少年公式サイト
20thboys_3 http://www.20thboys.com/

注意:ネタバレを含みます。

 今回も、比較的原作に忠実で良かったです。ストーリーも、うまい具合にあの長い話をまとめてショートカットできていたし。まあ、中にはちと無理な特殊メイクで気持ち悪い見栄えになってしまった役者さんがおられた(特にサダキヨと仁谷神父)けど。メイクはそこそこに。
 逆に、原作のイメージに囚われずに役者の個性を生かした小池栄子扮するドリームナビゲーター、高須インストラクターは、なかなか鬼気迫っていて良かった。他のナビゲーターたちも、ああいうところの気持ち悪い雰囲気を見事に表現していて良かったと思う。実際、私はネズミーのようなテーマーパーク自体が気持ち悪いと思っているから、それに宗教的(「ともだち」関係はもともと宗教であった)なものを加味すれば、ああいう異空間が出来るのである。 因みに「ともだちランド」のシューティングゲームはよく出来ていたと思う。原作のよりもリアリティがありました。

 で、問題のカンナ役。まあ、覚悟して見に行ったので、そこまでガッカリはしなかったけど、やっぱりリアル年齢が23歳では高校生役には無理があったと思います。3章のともだち暦でも原作では20歳そこそこなんですからね。でも、体当たりで頑張っていたのは高評価です。

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