« 令和が始まる。 | トップページ | 令和2年(AD2020) 新年のご挨拶 »

2019年12月 8日 (日)

フィッシングメール(JCB・Vpass)

 ある日、メールをチェックしていたら、「MyJCBカードダイレクトをご利用いただき、誠にありがとうございます。 」という件名が目についた。「?」と思って開くと、カードが第三者に利用される恐れがあるという。なんとなく怪しいと思ってJCBフィッシングで検索したら、フィッシングメールに注意とある。しかし、参考として出されている文面に同じものはない。数パターンあるならそれも掲載してよと思いながら、メールに戻ってよく読むと、どうも文面が変だ。途中で途切れている。下のお客様窓口で何をすればいいんだよw(多分、クリック先で色々かかされてクレジット番号やらの情報を抜かれる)。さらに変な所に?がついている。

 下のJCBインフォメーションセンターの電話番号は正しいようなので、多分、元になったメールは正式なものなのかもしれない。しかし、正しい番号を入れているとすれば、そこに電話されたらアウトである。まあ、そういうことをしないメール見ただけで慌てるような人がターゲットなのだろうが。

 それから数日だか十数日だか経って、今度はVpassからのメールが来た。こんどの件名は「【重要】お客様の【Vpassカード】が第三者に利用されるおそれがあります」と具体的かつ緊急的だ。一瞬焦ったが、内容にデジャブ感を感じ夜遅かったこともあり眠いので寝た。翌日会社のお昼休みにもう一度確認すると、メールの文面がこの前のJCBフィッシングとほぼ同じ。電話番号もJCBのまま。

ナメとるんかい、ワリャァ!!!

 ちなみにMyJCBもそうだけど、Vpassってカードの名前じゃないよなあ。

 くらべてみましょう(クリックで拡大します)。まず、JCBを騙ったメール。

Jcb

次にVpassを騙ったメール

Vpass

 ね、ほぼ同じでしょ?

 とにかく、こういうメールが来たときは慌てずに落ち着いて、本物かどうか見極めてください。だいたいメール自体にみょうな所があります。不安なら、メールのURLは絶対クリックしないで、正規のサイトからパスワードなどの情報を修正しましょう。

 

|

« 令和が始まる。 | トップページ | 令和2年(AD2020) 新年のご挨拶 »

悪徳商法」カテゴリの記事

ネットや携帯電話に潜む危険」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 令和が始まる。 | トップページ | 令和2年(AD2020) 新年のご挨拶 »