『朝焼色の悪魔』アンケートと、小説内容について徒然なるままに
またまた自分の小説ネタで申し訳ありません。
貴重な読者さんたちから話の続きを書けと怒られそうですが、ちょっと振り返ってみるのも兼ねて、書いていきます。
まず、去年作った小説用アンケートの内容を掲載いたします。
けっこう詳細なアンケート内容でしたが、3人の方にお答えいただきました。みゆさん、MM21さん、るちさん、(ご回答順)お忙しい中どうもありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。
まずは、アンケート結果です。
2011-02-01 *****************************
【 ハンドル名 】:みゆ。
【 好きな登場人物をお書きください。(複数可) 】:
多美山さん。
葛西くん。
由利子さん。
アレク。
【 その中で特に好きな登場人物をお書きください。 】:多美山さん。
【 良い悪いに関わらず、シンパシーを持ってしまう登場人物がいましたらお書きください。 】:
【 これから特に活躍してほしい登場人物を一人お書きください。 】:葛西くん。
【 印象に残ったエピソードをお書きください。 】:
多美山さんが、体をはって子供たちを血から守るシーンが好きです。
【 つい笑ってしまった、あるいは泣いてしまったエピソードをお書きください。 】:
【 この小説について 】:とても面白い。
【 そのほか、ご意見、ご要望などありましたらお書きください。 】:
こんな本格的な小説が携帯で読めるなんて、本当に嬉しいです。これからも、楽しみにしています。
【 年 代 】:30~39歳
【 性 別 】:女性
【 地 域 】:関東
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2011-02-06 *****************************
【 ハンドル名 】:MM21
【 好きな登場人物をお書きください。(複数可) 】:
ギルフォード教授とジュリー
【 その中で特に好きな登場人物をお書きください。 】:もちろんギルフォード教授
【 良い悪いに関わらず、シンパシーを持ってしまう登場人物がいましたらお書きください。 】:葛西君
【 これから特に活躍してほしい登場人物を一人お書きください。 】:由利子さん
【 印象に残ったエピソードをお書きください。 】:
ギルフォード教授が幼い頃の誘拐事件。
あまり本編と関係なくてすみません。
【 つい笑ってしまった、あるいは泣いてしまったエピソードをお書きください。 】:
多美山さんや歌恋さんが亡くなってしまうところ。
辛いです・・・
【 この小説について 】:とても面白い。
【 そのほか、ご意見、ご要望などありましたらお書きください。 】:
かなりの長編になってきましたね。
由利子さん、これからきついでしょうが、応援しています。
【 年 代 】:40~49歳
【 性 別 】:女性
【 地 域 】:関東
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2011-03-28 *****************************
【 ハンドル名 】:るち
【 好きな登場人物をお書きください。(複数可) 】:
由利子、アレク、葛西、祐一、たみやま
【 その中で特に好きな登場人物をお書きください。 】:アレク
【 良い悪いに関わらず、シンパシーを持ってしまう登場人物がいましたらお書きください。 】:黒岩さん
【 これから特に活躍してほしい登場人物を一人お書きください。 】:公安の人
【 印象に残ったエピソードをお書きください。 】:
アレク少年の誘拐事件
【 つい笑ってしまった、あるいは泣いてしまったエピソードをお書きください。 】:
(笑)美波さんの傘が開いた場面。アレクおじちゃま
(泣)美月ちゃんが身を挺して美葉さんを守ろうとした場面
感染後のたみやまさん全般
【 この小説について 】:とても面白い。
【 そのほか、ご意見、ご要望などありましたらお書きください。 】:
時々誤字や文章の間違いがありますが、色んな要素があってとても面白いです。この2日で全部読んでしまいました。オタクネタは判らない事も多いですが、時々判ると嬉しいです。
震災で筆が進まない気持ち、お察しします。被災してないのに気分が落ち込むのも…でも続き楽しみにしてます。いい人があまり死なない事を祈ります。
【 年 代 】:30~39歳
【 性 別 】:女性
【 地 域 】:関東
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以上です。
ご当地小説と言うことで、読者層はどんなもんだろうと思ってましたが、意外と関東圏の方からのアンケートが集まり、ちょっと嬉しい意外さでした。かえって九州と言うところが新鮮なのかもしれません。
エピソードは「多美山感染」と「少年ギルフォード(アレックス)の誘拐事件」が印象深いようです。多美山さんの話は、私もかなり力を入れ、また、苦労もしましたので思い入れが大きいです。アレックス誘拐事件については、当初はもともと書く予定も、正直言うとどんな誘拐事件だったのかということも考えておらず、話の流れであれだけのエピソードが書けたのはほぼ奇跡です(笑)。
想定外に話が進んでいることは結構多くて、「少年探偵団」的な存在「多美山リーグ」の良夫君と彩夏ちゃんが反発しあいながらもけっこう仲良くなっていったことなんかもそうです。彩夏ちゃんは当初は祐一君の相手という感じで出したのですが、いつの間にか勝手にああなってしまいました。あと、教授のパートナー、ジュリー君もまったく出す予定のなかったキャラです。いきなり出現したブラック・ビューティーなくせに、名古屋弁と言う作者にしてはけっこう面倒くさいキャラでしたが、出てから草々すっかりとキャラ立ちしてしまいました。
それから、多美山さんを含むウイルスの犠牲になってしまった人たちについても、各々の感染後のエピソードは話の中で勝手に進んでしまったという感じです。斉藤君なんて、まさか立てこもり事件を起こすまでになるとは、寸前まで考えていませんでした。美波ちゃんたちめんたい放送クルーも、あのヘリシーンだけのつもりだったのですが、極美に対する正統派なマスコミとしていつの間にか出しゃばってきてしまいました。
ふっけい君こと富田林刑事も最初は単なるネタで出したに過ぎなかったのに、なんと娘まで登場してしまいました。
そんなこんなで話の風呂敷が広がる一方になってしまいました。それが良いことなのか悪いことなのか終わるまで判りませんが、今、ちょっと話が間延びしているかなという自覚はあります。
また、資料不足でけっこう想像で書いている場合も少なくなく、初期に比べるとかなりリアリティに欠ける内容も増えてきたと思います。間違いや古い情報もあるかもしれません。出来るだけ調べて書くようにはしていますが、けっこうすぐに壁が立ちはだかってしまいます。
そのあたり、「有り得ねーよ」とツッコミをいれながらも、温かい目で見守ってくださると嬉しいです。
それから、登場人物の何人かにモデルがいますが、その一部を紹介。
富田林刑事はもちろん福岡県警のマスコット「ふっけい君」。
ストラングラーズネタでは、GFこと緑原君と漆黒教授は、それぞれキーボード、ディヴ・グリーンフィールド(若いころ)とドラムス、ジェットブラック(現在)のオッサンがモデル。両者とも苗字が日本語訳です。後程バーネル教授も出演予定。名前だけ出てきたトウモロコシ植えるもといコーンウェル大佐は、もちろんヒュー・コーンウェル(多分名前しか出てこないと思う)。
長沼間さんは、登場人物紹介に書いている通り、『ワッハマン(あさりよしとお 作)』という漫画に出てくる、長沼内規(ながぬまないき)という自衛隊のオッサンです。私が読んだ全マンガの中でトップ5に入るくらい大好きなキャラです。容姿性格はほぼそのままのつもり。格闘技はあの紗弥さんに楽勝できるレベルで、相当強いですが小説では戦うシーンはほぼなしの予定。
松樹警視正も、登場人物紹介に書いたあるとおり『たいした問題じゃない(速星七生 作)』のマッキアン警部。元ネタは頬のバッテン傷と右目の眼帯ですが、その名残として頬傷は残し、登場時にだけ(某所みやげの海賊)アイパッチをつけさせてみました。
九木さんは3年前に亡くなった私の叔父がモデルです。名前も叔父の名前をもじっています。
中目黒さんについては、言わずもがなですね。
それと、小説内の数あるネタについての一部の解説を。
■「何デスカ、今のホンカクテキなキスは!!!」
第1部4章(4)涙色の笑顔。
ギルフォードがジュリアスにゲリラキスをされて狼狽して言った言葉。
元ネタは名香智子の『花の美女姫シリーズ モスコー編』より。エカチェリーナ2世に扮するヌース(中の人はごっつい兄さん)にアドリブでディープキスをされてうろたえた姫丸が本気で叫んだアドリブシーンのパロディ。
■「ダイシキュウ気をツケてクダさい」
上同、同シーン。
元ネタは、ブルー・オイスター・カルトの『ゴジラ』より、中盤のセリフ部分「ダイシキュウ ヒナンシテ クダサイ」。
■”君、昨日から人のことを馬鹿馬鹿ってさ、あまり馬鹿っていうなよ.体内の水が悪いものになるだろ?”
”1ナノメートルも信じていないことを,ニヤニヤ笑いながら言うんじゃねぇ!! だいたいどこでそんな’トンデモ’話を仕入れてきたんだよ”
第2部4章(1)Poxより
「体内の水が悪いものになる」。多くの人が信じてしまった、「水からの伝言」略して「水伝」にひっかけてジュリーが言ったセリフ。もちろん、教授が言ったように、ジュリーはこれっぽっちも信じていません。
■タイトルの元ネタ
- 愛憎~The man she loves to hate
ストラングラーズ「The Man They Love to Hate」より
- シンフル・ラヴ~Sinful love
ブルー・オイスター・カルトの同名曲より
- 刈り取る者
同じくブルー・オイスター・カルトの「The Reaper(邦題:死神)」より
- ブルー・フレイム~沈黙の怒り
ストラングラーズのアルバム「Feline(邦題:黒豹)」のあおり文句「沈黙の怒り」より
- フールズ・ラッシュ・アウト
同じくストラングラーズの同名曲より
- 道化師の恋
「ハ^レクィンロマンス」の和訳
- シンプル・ゲーム
ムーディー・ブルースの同名曲より
- 謎の転校生
眉村卓のジュブナイルSF小説のタイトルより。NHKの少年ドラマにもなった名作です。
- カルト・ア・ラ・カルト
弓月光のマンガ「ナオミ・ア・ラ・カルト」より
- 天国を売る男シャンソン「幸福を売る男」 中山うり「夢を売る男」より
るちさんがご指摘くださった誤字や文章の間違いについては、時々読み返して気付いたところは即刻修正しています。書いた後、読み直してチェックしているのですが、どうしても見逃してしまいます。また、話の内容にも時々矛盾があることに気付いて、冷や汗ものの時があります。こっそり書き直したりしていますので、時々読み返して気付いたら笑ってやってください。小説内では2・3日前でもこっちでは半年とか1年前だったりするもんで、うっかり忘れちゃったりするんですよね。私も若くないわ~。
長く書いていると、どうしても細かいところを忘れてしまったり、脇役のキャラが変わってしまっていたりしてしまいます。自分も長編マンガとか見て、よくそういうところに突っ込んだりしていましたが、何でそういうことが起きるのか自分でやってみてわかったような気がします。プロの漫画家や小説家には編集の人がついているのでそのあたり、結構フォローされているのだと思いますが、それでもそういうことが起きるのですから、ストーリー管理って難しいなと改めて思っています。小説用カレンダーを作ってメモはしているのですけれど、細かいところまではフォローできなくて・・・。そういうところは気付き次第修正します。はい、こっそり(笑。あまりにも違う場合はトップページでお知らせします)。
という訳で、書き始めてから5年半、まだまだ先が見えず、10年越しになる可能性すら出てきました。すでにライフワークです。
その間、今ささやかれているいくつかの天変地異が起きる可能性も決して低くはありません。そうなった場合書き続ける気力が保てない自信はありますが、元気でいる限り出来るだけ根性で書き上げるつもりですので、これからも応援してください。
なお、他にネタ元など質問事項がありましたらここのコメント欄かこちらまでメールしてご質問ください。出来るだけお答えいたします。アンケートもお待ちしております。
最後に、アレックス編を貼っておきます。これだけでも独立して読めますので、興味のある方はどうぞ(ただし少年がアカン目に遭いそうなシーンがあるので注意)。
アレックス(前編)
https://kuroki-rin.cocolog-nifty.com/novel/2009/12/post-3198.html
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