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2010年3月22日 (月)

なんかわからんけど色々恐かった話

 先週の土曜、会社から帰ると、いきなりから母の友人が焼肉屋に連れて行ってやるというから、一緒に行こうと誘われた。しかし前日、食後にひどい動悸に襲われたことが気になったので、遠慮することにして、母と妹に行ってくるようにすすめた。

 

 その後、幸い再び動悸がすることは無かったが、食後眠くなったので仮眠をとることにした。

 

 しかし、仮眠のつもりが爆睡してしまい、目が覚めた時は深夜一時近くになっていた。ありゃ、寝すぎたと思い飛び起きたが、母も妹も帰って来た気配が無い。電話を確認したが、着信も無い。

 遅いな、どこまで焼肉食いに行ったんじゃ。韓国まで行ったんちゃうやろななどと冗談交じりで思ったが、よもや事故ではないかという心配もあって、母の携帯電話に連絡してみた。すると、すぐに出たが妙に騒がしい。聞くと、なんと長崎にいるという。電話せんと心配するやろ、と怒ったが、まあ無事であったのでとりあえずは安心をして電話を切った。

 

 しかし、長崎ならば帰りが何時になるかわからない。心配なので、小説の続きを書きながら待つことにした。結局、夜が明けるまで帰って来なかった。いやはや、付き合わなくて良かったとこっそり思った。連日残業で土曜出勤が続く中、車で運んでもらうにしても長崎までは強行軍である。

 

 二人とも、しばらくシャワーを浴びたりしていたようだが、寝たようなので、私も少しだけ寝ることにした。

 

 まあ、心配だったが無事に帰りついたので良かったと思っていたが、後で二人がとんでもない状況にいた話を聞いた。

 

 母の友人S子さんの娘さんY子さんの運転で、長崎に行った。知っている道だから大丈夫とY子さんは自信たっぷりだったが、高速道路が作りなおされていたため、道の様子がずいぶん変わってしまっていたらしい。
「あれ、変だな。こんな道だったっけ」
流石にY子さんが焦り始めたが、何故かいつの間にか道路を逆走していることに気がついた。妹もそれに気付き、恐ろしさに総毛立っていた。高速道路での逆送なんて、一歩間違えずとも大惨事だ。何とかUターンして事なきを得たが、妹にはその短時間が異様に長く感じられたらしい。

 

 母はと言うと、妹の横で白川夜船だったが、流石に異常を察して目を覚ました。何があったのかと聞くので、妹が説明したら、「そう」と言っただけで特に何も言わなかったらしい。妹は、寝ていたし車の運転のことはわからないから、あまり恐くないのだろうと思った。

 

 だが、後で話を聞いてゾッとした。

 

 ちょうどその頃、母は夢の中でY子さんとどこかのコンビニのレジに並んでいた。ところが、母の前に並んでいたY子さんの足元を、小さいお婆さんがチョロチョロしている。変だなあと思って注意しようと思っていたところで、騒ぎに気付いて目を覚ましたのだという。

 

 見た時の状況や内容も気持ちの悪い夢だったので、車の中では言わなかったという。

 

 はたして、その夢が何かを暗示していたのか、眠っていたが第六感何か危険を察知してそういう夢を見させたのか、車での転寝のせいでみた悪夢なのかわからない。
 とりあえず、事なきを得て帰ってきてくれて良かった。

 

 余談だが、夢の話を書いたところで一時保存しようとしたら、何十秒かフリーズしてしまった。あはは。

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コメント

大事に至らなくてよかったですね。
最近転職なさったそうですが、
早速お忙しいのですね。
景気はだいぶ良い方に向いているのでしょうか?

ところで、昨日小説読ませていただきましたが、
そんなお忙しい中で、書いてくださっていたのですね。
お体お大事になさってください。

それから春夏秋冬は、編集ページまでやられたので、
dendrodiumに戻る事にしました。
これからも宜しくお願い申し上げます。

投稿: 和久希世 | 2010年3月22日 (月) 07:54

和久希世さん

はい。食い詰め浪人になる寸前に、転職が決まりました。身分はアルバイトですから、社畜からコンサル土方に転身です。

今月まで更新出来ないかもと思ってましたが、おかげさまでなんとか1話アップできました。
書きやすいところなら忙しくてもなんとかなるのですが、だんだん内容がめんどくさくなってきまして。でも、登場人物の内輪ネタだけでは話が進まないので。でも、最近はネット検索で多少の情報ならゲットできますから、昔に比べたら楽にはなったのでしょう。
あとわからないところは仕方なく想像で書きます。

編集ページまでやられることってあるんですか。
恐いですねえ。gooはセキュリティ関係が甘いのかな?
私が多忙でネットヒキコモリになっている間に、そんなことがあったんですね。

繁忙期が過ぎたら、またちょくちょく寄らせていただきます。こちらこそよろしくです。

投稿: 黒木 燐 | 2010年3月22日 (月) 09:40

こんばんは!

>>コンサル土方
どかた、って久しぶりに聞きました。
「よいとまけの唄」ですねぇ。泣けた・・・

あの歌の主人公はたしか、新聞記者?
になるんですよね?
「とーちゃんのためなら え~んやこーらっ!」。


投稿: aonosato | 2010年3月22日 (月) 20:25

aonosatoさん

SEをIT土方というのをもじってみました。日雇いだしちょうど良いネーミングです。

ヨイトマケの唄、良い歌ですよね。
下らない「放送禁止用語」なんぞのために長い間封印されていたなんて、バカな話です。人権屋の底の浅さ、いかに表面上っ面でしか見ていないかが良くわかります。
今これを書いているIMEも、『土方』は『ドカタ』と打っても変換されません(「ヒジカタ」なら変換されますが)。まったく馬鹿馬鹿しい限りです。

因みに、主人公がなった職業は「エンジニア」です。
うむ、IT土方に繋がったぞ(笑)。

では、美輪さまのヨイトマケの唄です。

http://www.youtube.com/watch?v=sxHf7xW12xg

やっぱり泣けますなあ。

投稿: 黒木 燐 | 2010年3月25日 (木) 01:30

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