ヤコプ逝く
2月24日午後1時半頃、愛猫ヤコプが永眠いたしました。17歳でした。
数年前から背中に瘤が出来ており、ガンの疑いがありましたが、下手に手術をして寿命を縮める可能性があるので、結局自然に任せることにしました。今回の死因が、それがガンで転移した結果なのか、単に老衰なのかはわかりませんが、物をほとんど口にしなくなってから、ほぼ水だけで2週間以上生き、死の前日まで水を飲み、当日の朝も猫トイレでちゃんと小用を済ませるというお行儀のよさでした。2・3回惚けて違うところで粗相をしてしまいましたが。
最後の2日はもうほぼミイラ状態で九割がた死んでましたが、それでも彼は最後まで生きることをあきらめませんでした。彼は、がんばりすぎるほどがんばったと思います。
これでもう十数匹動物を看取ったことになりますが、一向に慣れません。でも、これには慣れてはいけないと思います。もちろん飼い主も人間ですから、思い入れの大きい子やそうでもない子がいるのは仕方がないことです。たとえば、私にとってソロやすずめおは特別に思い入れのある猫でした。しかし、亡くなった時の悲しさや喪失感に差はさほどありません。皆一様に悲しいです。
しかし、慣れてしまった部分もあります。死期がだいたいわかるようになったのです。今日も様子を見ていて、これはまもなく臨終の時が来るなということがわかりました。それで、死に目に傍に居ることが出来ました。頭部が反り返って、足を力なくばたばたさせていましたが、ふっと4本とも足が伸びて、そのまま動かなくなりました。かかえあげると首がだらんと垂れ、昇天したことがわかりました。「よくがんばったねえ」そう声をかけたら、今までさして涙も出ていなかったのが、いきなりはたはたと涙があふれてきました。
ヤコプにとっての17年と8ヶ月、果たして幸せだったかわかりませんが、今頃虹の橋で両祖母(フクとクロ)や父ちゃん(すずめお)母ちゃん(アンリ)と先に行った兄妹猫(きり子)と再会して、またたび酒で宴会でもやってるかもしれません。
4人姉弟そろいぶみ。ヤコプは右から2番目のシャムネコもどき。三毛(母)と白黒(父)からこんな洋猫が生まれたので驚きました。柄はもろにシャムネコで目も青いし少しより目気味というシャムネコらしい特徴があって、耳はちょっとアメリカンカール状態。でも、体型はずんぐりむっくりで尻尾の短い日本猫でした。
因みに右端はピムピムで、左端は先に虹の橋に渡ったきり子左から2番目は、ご存知ナターシャです。
ヤコプは顔が黒くて青い目がフラッシュで赤目に写って常に写真写りが悪く、あまり写真が残っていません。
ご飯を食べなくなってから、うつらうつらすることが多くなり、しばらくはナターシャが傍に付きっ切りで、看護猫と呼ばれていたけど、途中で放棄。かなりヤコプが臭ってきてたからかも知れませんが、単に飽きたからかも。ヤコプの背中のハゲが問題の腫瘍。
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