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2012年11月18日 (日)

Keith, Kanreki & Karate

ratter(ストラングラーズブログ)より和訳転載。~
 元記事:http://stranglers-ratter.blogspot.jp/2012/11/keith-kanreki-karate.html

Keitharb_4 キースは2月5日に都内で還暦祝いのライブを予定しており、事前にそのことを聞いたJJは、そこで彼と共にプレイする約束をしました。
キースはストラングラーズの曲をやりたいとのことでしたがメンバーにキーボード奏者はおらず、今回のバンドはギタリストが二人というメンツでした。

 このバンドメンバーにJJが会ったのは、彼が東京についてからの唯一のリハーサルの時のみ。キースは前年に右腕の手術を受けていましたが、今では再びドラムに囲まれて元気そう。バンドのギタリストの一人は、JJも以前会ったことのある藤沼伸一さん。JJは過去にARBのツアーに参加したこともありますが、今回もう一人のギタリストはその時のメンバーではなく、内藤幸也さんでした。

 JJが来日する前、他のメンバーはストラングラーズの6曲を、オリジナルスタジオアルバム通りに練習していました。JJが合流して初めこそ皆少し緊張しているように見えましたが、リハーサルが始まるとJJのカタコトの日本語も混じり、雰囲気はすぐに和んでいきました。予定された曲を演奏するのはJJにとってはもちろん全くなんの問題もなかったのですが、5日に他のバンドでも演奏する予定となっていた、残りのメンバーにとっては大変な練習量になったことでしょう。実際キースは当日すべてのバンドでプレイする予定となっており、それがフルセットではないにしても、ほぼ他人の曲ばかりを30曲も練習しなければならなかったのです!
リハーサルは3時間で終了し、準備は完了、、、いや、多分完了。というのも、バックヴォーカルを入れたのはリハーサルのほんの最後の方だけだったので、当日どうなるのかな?と思っていたのです。

 5日(日)還暦ライブ当日、サウンドチェックのためにメンバーは新宿ロフトに集合。とても短い時間でしたが、さらっと終了。心配は全くなさそう。

 ロフトのドアがオープン、会場はキースや様々な出演アーチストのファンでいっぱい。皆、キースの還暦を一緒に祝うために集まっていました!もちろんストラングラーズ/JJのファンも、都内のみならず日本各地から来るとのこと。
 “こんばんは。”JJの日本語の挨拶で彼らのステージは幕をあけました。バンドとしてまとまった音。キーボード部分はちゃんとギターで聞こえてくる!メンバー自身も楽しんでいるようで、彼らの顔にそれが表れていました。最後の曲の前にJJがハッピーバースデーを歌い始めると、メンバーのみならず観客も一緒にキースのために歌いました。キースは笑顔で片手を高く上げて応える。そして最後の曲はNo More Heroes。この曲でJJがリードヴォーカルをとったことは今まで一度もなかったため、今回これを聞けたことは本当にラッキー!この曲の最後の方でJJはキースの方を向いて、まるでこのまま延々と続けるような雰囲気で笑いながら舌を突き出しました。そして、観客に向き直ると日本語で“イチ、ニ、サン、シ、イチ、ニ、サン!”これがエンディングの合図でした。大きな歓声と拍手を受け、メンバーはステージの前へ。そのライブ映像をフルで楽しんでください。
 ライブ後は巌窟王の前田監督、士道館の友達、そして辛抱強く待ってくれたファンの方々などと会うことができました。

JJが忙しいスケジュールの合間に時間を作ってライブに参加してくれたことを、キースはとても喜んでいました。JJの変わらぬ友情に感動した、とのことです。JJは言っていました、友人の誕生日にその場に一緒にいて祝いたかっただけ、と。

JJが日本に到着するまでに、彼には還暦ライブとは別に、空手関連の予定も入りました。士道館本部の方が都内にジム/道場をオープンし、そこを訪ねたのです。その後は近くの比叡神社へも案内してもらいました。まず手を順番に、そして口も清めて、と教わってやっていましたね。境内中央近くには節分用と思われるステージがちょうど組み立てられている最中でした。この後、一行は士道館についての簡単なアップデートミーティングを行いました。

来日中、JJにはもう一つ大切な用事があり、それは真樹日佐夫氏を偲ぶ会に参列することでした。真樹氏は大山倍達氏のもと極真会館総本部に入門、その後は世界空手道連盟「真樹道場」を設立、非常に真面目な空手家であると同時に作家でもありました。JJは過去に数回真樹氏に会っていたのです。

彼は今年1月初旬に急逝され、この偲ぶ会には空手の師範や関係者等、多くの人が参列して、真樹氏にお別れすることになっていたのです。そこにはJJの師である士道館の添野館長や、他の流派の師範や弟子、真樹氏の弟子、出版関係者、そしてファンの方々など、多くの人が集いました。

日本のこのような会に出席するのはJJにとって初めてのことで、今回予期せず悲しい出来事から、日本の新たな一面を経験することとなったのでした。

JJは短い日本滞在の間、他にも学んだことがありました。それはとても寒い日のこと、電車の座席に座っていたところ、オシリが火事になったような熱さを感じ、、、電車の座席の下にヒーターがあるということに初めて気づいたそうです。そして最近の日本人には金髪が多いことも気づいた、とのこと。私は、日本はさらに国際的になっているから金髪も増えたのですよ、と言いましたが、彼はそれを聞いて、ただニヤリと笑っていました。

 Yuka Takahashi(原文・和訳・写真提供)
 ミスター・カトウ(仮名)(ビデオ提供)

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コメント

2月の興奮が蘇りました!
また、日本での普段の様子も、リハの様子も
興味深く読ませていただきました。
電車のヒーターのくだり、思わずニヤリでした(笑)

投稿: toshi | 2012年11月18日 (日) 21時42分

toshiさん、コメントありがとうございます。
私のキース還暦ライブレポの時、快くtoshiさんのレポ記事の参考を許可してくださってどうもありがとうございました。
とても助かりました。

電車のヒーターって、日本特有のものなんでしょうかね。こちらにとっても軽いカルチャーショックでした。
たしかに、時折熱すぎて肉まんの気持ちになることはあります。

投稿: R.I.B@管理人 | 2012年11月20日 (火) 05時17分

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