登場人物紹介
◇メインキャラクター◇
普通の会社員だったのだが、ひょんなことからウイルステロに巻き込まれる。一度見た顔は忘れないと言う特殊能力(?)を持つ(意識せずぼうっと見ていた場合を除く)。それに関しては名前や住所・電話番号などの情報もあればそれも一緒に記憶できるので、「人間住所録」「デスノートを一番持たせたくない人物」などと呼ばれたこともある。
にゃにゃ子とはるさめという猫を2匹を飼っている。
因みに佛教大の教授とは別人。
■アレクサンダー・ライアン・ギルフォード
(Alexander Ryan Guildford)
イギリス人。8月で41歳になる。アメリカの大学で主にウイルス学と公衆衛生について学ぶ。WHOの依頼でアフリカの出血熱のアウトブレイク対策に何度か参加したことがある。
バイオテロに詳しいということで、相談役として日本政府に招かれた筈が、何故か九州の大学の教授をやっている。日本語が堪能で、そのため口が災いしたらしい。日本語は上品だが英語になると途端に品位が下がる。
実はゲイである事は公表してはいないが、隠してもいない。
放生会ですくった金魚3匹を研究室で飼っている。名前はネプチューナとピピとミューティオ。誰がつけたんじゃ。
弱点は、人の顔を覚えられないのと、とある昆虫2種。
ハーレーダヴィッドソンや、変な和物デザインのTシャツを着ていることが多い。基本着る物には無頓着だが、ビシッと決めた時はイケメンの本領を発揮する。
想像を絶する様なひどい目に何度も遭っているので人の苦しみをよく理解しフォローも万全だが、上流階級の出身なので時折金銭面には無頓着な面を見せる。ギルフォードという名字は、ストラングラーズの初期名称、ギルフォード・ストラングラーズからいただきました。
愛車:ハーレーダビットソンVRSCDXナイトロッドスペシャル
(ボディカラーはブラックデニム&HDオレンジレーシングストライプ。黒いヤツね)
K警察署 刑事一課強行犯係。巡査改め巡査部長(特進)。
大学で微生物学(ただし、専攻は発酵)を学んでいたため、特設のバイオテロ対策課に配置換えさせられる(栄転?)。29歳(もうすぐ30歳らしい)。
人柄が良いためほとんどの人に好意を持たれるが、階級を特進したために、一部の警官から妬まれるという憂き目に遭う。
癒し系。一見優しくてひ弱そうだが、いざと言う時は底力を見せる。
世代が違うが叔父の影響で何故かウルトラQフリーク。最近はメガネ(コンタクトレンズ紛失後)と天然キャラのためか、意外と読者ウケしているらしい。
◇主要サブキャラクター◇
【日本】
■多田 美葉
由利子の親友。由利子曰く「子供の頃からのクサレ縁」。ペットに美月という犬(♀)を1匹飼っている。
童顔にFカップと萌えキャラ要素は充分で、か弱そうに見えるが、実は合気道の有段者である。現在過酷な状況に居るが、なんとかそれから脱しようとする希望は捨てていない。
ギルフォードの授業の聴講生で実は公安警察官(表向きは警備部公安第二課所属だが、別命で動いている様子あり)。ギルフォードと同年生まれで41歳。
見かけに寄らず拳法の達人で、紗弥と互角以上の実力。いつもは髪をセットしているが、戦闘中乱れて前髪が降り、若返って見える。強面の渋いオッサンだが、鼻の下が長いのが難点。
美葉の彼氏をマークするために美葉だけでなく由利子の身元まで調べ上げる。やり方は強引だが、それはテロを憎む故の行動。過去に何かあったらしい。
現在天涯孤独の身である。
(元ネタは、「ワッハマン」の長沼内規→イラスト参照)
■鷹峰 紗弥(たかみね さや)
ギルフォードの秘書。というか手綱取りに近い存在。あるいは掛け合い漫才のツッコミ方? 妙に浮世離れしたところがある。
ただならぬ過去があるらしいが、本編とは関係ないので明らかにされるかどうか疑わしい。
【米国】
■ジュリアス・アーサー・キング
アメリカH大学のウイルス学者。ギルフォードのパートナーで、ギルフォードも彼には頭が上がらないようだ。葛西にライバル心を持つが、当の葛西はいたって平常心(わかっていないので)である。後にある作戦で行動を共にし、仲良くなる。
日本語は堪能だが、何故か名古屋弁。愛称はジュリー。
変わった名前なので、フルネームで呼ばれることを極端に嫌がる。
■クリス(クリスタル)・レッド・キング
ジュリアスの兄。CDCの研究員で、ギルフォードが送ったインフルエンザウイルスの仕掛けに最初に気付く。
愛称はクリス。兄弟揃って冗談みたいな名前である。
《サブキャラクター》
【警察】
■多美山 穰(たみやまのぼる)
K警察署 刑事一課 強行犯係 主任 巡査部長
座右の銘 「一生一刑事」
■鈴木 恭一
K警察署 刑事一課 強行犯係 係長 警部補
■堤 みどり(旧姓 鮎川)
K警察署 少年課 巡査
葛西とは同年代。顔は可愛いがけっこう物事をはっきり言う。既婚。やや腐女子の傾向あり。
■松樹 杏士郎
F県警 暴力団対策部 警視正
ギルフォードの大学の先輩。彼の祖父は某所のお偉いサンで、ギルフォードの就職先(?)を世話したらしい。
(元ネタは、「たいした問題じゃない」のマッキアン警部。頬に傷はあるが眼帯はしていない)
■早瀬 弓狩(ユカリ)
警部。 刑事部と警備部(公安)で構成されたサイキウイルス対策部隊通称SV対の隊長。長身の宮崎アニメ戦闘型美人。
■富田林 博史(とんだばやしひろし)
巡査部長。F県警のマスコット「ふっけい君」に似ている。既婚者で一児(娘)の父。SV対に配属される。トンさんと呼ばれるのを嫌っている。
■増岡 宗一郎
巡査。富田林の相方。
【行政】
■森之内 誠
就任約一年のF県知事。無所属。タレント出身だが大胆な政策を打ち出し、時に周りから反発を受けるが県民には人気がある。ギルフォードを信頼している。
【医療関係】
■高柳 輝(あきら)
感染症対策センター(通称IMC)のセンター長。常に沈着冷静で、何事にも動じない男。俳優の故・平田昭彦に似た渋い外見だが、意外とひょうきんな人物である。ギルフォードを煙に巻くことが出来る数少ない人物の一人。
(IMC内に園山と言う看護師がいるのは偶然。ハングマンは見てなかったもんで・・・;)
■勝山 秀幸
K大法医学教授。ギルフォードとは旧知らしい。名前を考えていたら、たまたまテレビにムーディー勝山が出ていたので安直に勝山に決まった。
■山田 正造
山田内科医院もと院長。今は息子に医院を任せている。通称大先生。
■山田 昭雄
山田医院の院長。通称若先生。
■園山 修二
IMCの主任看護師。
【自衛隊】
■紫藤逸美
陸上自衛隊第4化学防護隊所属。サイキウイルス対策特殊部隊の隊長。由利子の幼馴染で子供の頃起きた美葉誘拐事件では由利子たちと共に活躍?した。
【米軍】
■ヴァイオレット・ブルーム(Violet Bloom)
米国海兵隊 CBIRF(Chemical Biological Incident Response Force:シーバーフ)サイキウイルス制圧実行部隊(オペレーション・アカツキ)隊長。少尉。ウイルスを自衛隊と共同で制圧するために来日した。
ギルフォードの親友、エメラルダ(ジュリーはエマールダと発音)・ブルームの姉。愛称はヴァイ。長身で軍人らしくいかついが胸は大きい。葛西曰く「永井豪の描く女性みたいだ」。もともと短い金髪だが、プライベートでは長い赤毛のウイッグをつけることが多い(刈り上げ短髪だと男にしか見えないかららしいが、赤毛は単に好みらしい)。
日本語は堪能で流暢だが、葛西いわく頑固爺。しかし標準的日本語を話そうとすると、何故かいきなりカタコト交じりになってしまう。
ギルフォードと紗弥とは旧知であるらしく、特に紗弥とは再会がてらに荒っぽい挨拶をするほど。ギルフォードのことは、英語発音に則りアレグザンダーと呼ぶ。
由利子たちに「すみれちゃんって呼んでおくれ」というが、ギルフォードからは「虫取りスミレ」と揶揄される。
ギルフォードは彼女をある程度信頼しつつ、米兵であるため敵か味方か判断できず、警戒する。
【謎の教団『碧珠善心教会』と秘密結社『タナトスの大地』】
※『タナトスの大地』は、新興宗教『碧珠善心教会』の教主『長兄』率いるテロ組織である。母体の教団については作者もまだよく知らない。
■『長兄さま』:白王 清護(すめらぎしょうご)(本名:皇 翔悟(読みは同じ))
謎の教団教主にして、テロ組織の長。イケメンということだけが何故か有名で、教団には最近入心(入信)した女性信者が多い。秋山美千代もその中の一人だった。しかし、何故か表舞台には一切姿を現さず、撮影もNG。但し、講演会を頻繁に行い、そこで新しい信者を得ているらしい。
都築 翔悟(つづき しょうご)と名乗る時もある。
■遥音 涼子(謎の女医)はるね
雅之に病気について忠告する。自称『長兄』率いる謎の宗教団体に属するウイルス学者。長兄に疑問を持ち始めている。本名は結城涼子。
■結城 俊
美葉の彼氏。潜伏中のテロリスト。仲間にも追われているらしい。教団には属さず秘密結社の方に直接入社した。美葉には結婚していることを隠していた。妻は遥音涼子。
■降屋 裕己(ふるやひろき)
本名は山上 正。組織では「グングニル(オーディンの持つ槍)」と呼ばれる。
一見好青年だが。、熱烈な信者であり長兄にかなり傾倒している。長兄の命を受けて、極美に近づく。
■月辺 洋三(げつべ ようぞう)
教団「璧珠善心協会」と秘密結社「タナトスの大地」両方のブレーンを務める。
頭が良く冷徹で情け容赦ない男。高い知能を持つが、反面、長兄を絶対者と考え盲信している。子供の頃会った事故で少し身体が不自由で、彼の行動はそれに対するルサンチマンの表れであろう。
元ネタは、名前からわかるようにナチのあの人。
■月辺 城生(じょう)
洋三の息子。祐一たちのクラスに編入する。
【一般の人々】
■都築 守里生(つづき もりお)
碧珠善心教会『長兄』こと皇翔悟の腹違いの兄。
宗教がかった夫を嫌って別れた先妻の息子であり、一時期訳有りで翔悟を引き取った母と3人で暮らしていたこともあるらしい。教団とはまったく関わっていないのに、弟(『長兄』)にちょっかいを出されるかわいそうな人。それでも、弟を溺愛しているので話はややこしい。
「ばら撒き屋」になった美千代を助けるが、それも翔悟のたくらみであった。翔悟が自分を『長兄』と呼ばせるのも、なにか兄に対するコンプレックスがあるようだ。
■黒岩 るい子
由利子の同僚。寡婦で中学生の娘と二人暮らしらしい。
■秋山家■
◇雅之
中学3年生。仲間に囃されて一人ホームレス狩りを実行するが・・・。
◇美千代
雅之の母。通称「ぶってママ」。雅之の死後、暴走をはじめる。
◇信之
雅之の父。大阪に単身赴任していたが・・・。この小説内で最も不幸な男。
◇珠江
雅之の祖母。別居。雅之のシャツから感染する。
◇村田 聡子
信之の姉。和服の似合う美人。既婚。
◇多佳子
信之の妹。聡子とは対照的な性格で、行動派のキャリアウーマン。
■西原家■
◇祐一
長男。雅之の友人。級友。雅之のホームレス狩りを止めようとしたため、巻き込まれる。
◇香菜
祐一の妹。おにいちゃん大好きっ子。
◇慎也
祐一の父。控えめだがいざというとき頼りになる。
◇真理子
祐一の母。息子を信頼している。年上女房。
■佐々木 良夫
祐一の友人。級友。祐一が心配で付いて行き、陰惨な場面を目撃したために寝込んでしまう。小柄で可愛い顔をしているため、女々しいと思われがちだが、祐一が危険なとき前に立ちはだかるほどの勇気を持つ。
■錦織 彩夏(にしきおり あやか)
祐一の級友。委員長。祐一に好意を持っているらしい。ツインテールの似合う可愛いツンデレ。
■田村 勝太
雅之の遊び仲間。祐一の級友。中背でちょっとだけ太り気味。最近メガネからコンタクトに変えた。色気づいたか?
■安田 圭介
公園で雅之に襲われたあと死亡した元ゲームクリエイターのホームレス。謎の病気に感染していた。
■如月 光
ギルフォード研究室の研究生で、リーダー的存在。大阪弁。
■真樹村 極美(まきむら きわみ)
もとグラビアアイドルの駆け出しジャーナリスト。
■豊島家■
◇恵実子
主婦。
◇悟志
恵実子の夫。公務員。
◇志帆海(しほみ)
長女。大学を出た後、就職して東京に行ったばかり。
◇裕海(ゆみ)
次女。大学1年。
◇輝海(あきみ)
長男。小学2年生。
■多美山家■
◇幸雄
多美山刑事の長男。父親に反発して後を継がず、サラリーマンの道を選ぶ。
◇梢(こずえ)
幸雄の妻。
◇桜子
長女。幼稚園年長組。おじいちゃん子で、将来は刑事志望。
◇谷 楓(かえで)
梢の母。
■小石川 晴希
獣医師。偉丈夫。通称「春風動物病院の熊先生」。20歳歳下の小柄な奥さんがいる。ロリ疑惑あり。
■小石川 舞衣
晴希の妻。小柄で顔も可愛くアニメ声だが、腐女子。従ってギルフォードを非常に気に入っている。ギルフォード以上に抱きつき魔だが、女性ゆえに大目に見られている。
■森田 健二
某ポン大生。美千代と関係を持ったために、感染。女性にだらしない性格のため、感染を広げる。
■北山 紅美
健二の彼女。健二とは同じ学部で、同じ2回生。焼きもち焼きだが献身的な女性。
■窪田 栄太郎
F県内地場企業の課長。部下の女性を車で送る途中に誤って健二を轢いて死なせてしまい、飲酒及び部下との不倫の発覚を恐れて遺体を遺棄する。
■笹川 歌恋
窪田の部下で愛人。見かけの派手さと相反して真面目な女性で有能な部下でもある。
以下順次追加予定。
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