10年の節目を迎えて
(一部加筆しました。(1月5日))
あけましておめでとうございます
今年も宜しくお願いいたします
去年末ギリギリにようやく第4部第3章を書き終えました。今年の4月で10周年を迎えますが小説内ではまだ2か月半しか経っていません(2017年1月現在)。
10年の間にはいろいろありましたが、何と言っても2011年3月11日は小説の方にも少なくない影響がありました。それを境にアクセス数も激減してしまい(読者の方が被災されていないか、今も心配しております)、私自身も2か月ほど続きを書く気力を全くと言ってよいほど失っており、生死を扱う話の危うさを痛感しました。そんな中、なんとかかんとか4月後半に1話分書き上げました。
それから、2014年のエボラウイルス感染拡大。私もまさかあのエボラがパンデミック寸前まで拡大するとは思いませんでした。流行地が発展途上国の都市部のような人口ばかり集中して公衆衛生や教育がついて行ってない場所であれば、先進国ならなんとか防げるレベルの病原体でも容易く感染が拡大するものだということを見せつけられました。また、このことで日本のレヴェル4実験室が使えるようになったために、最終的に書きなおす部分が出来ました。書き直すといえば、10年経ってしまったので由利子さんやギル教授まで種痘をしない年齢になってしまい、そのあたりのエピソードも修正が必要になりました。
その後、ストーリーの内容も難度を増していき、私自身の実力のなさも相まって徐々に更新するペースが遅くなっていきました。
続きを書きたい、これだけは完結させたいという気持ちは強くあるのですが、現実は何度も壁にぶち当たって一文字も進まない日が幾日も続くことはざらでした。また、会社を変わってから残業も増え、頭や眼を酷使する日が続くのも更新が滞る原因の一つかもしれません。
それでも本来三日坊主の私が、なんと10年も何とか更新を続けられているのは、この作品を書き上げたい、一生で一つくらい完成させたものを残したい、そんな思いがあるからかもしれません。
もともとリアルなテロ小説になる予定がだんだん荒唐無稽になってしまいました。これからもどんどんトンデモ本に近い話になって行くかもしれません。
それでも頑張って更新を続けたいと思います。多分、今は全体の3/4くらいだと思っています。次回から第4部第4章に突入します。ストーリー展開もシリアス度が増し、主役級の登場人物に笑いが無くなるかもしれません。その分、タミヤマリーグの少年少女たちやミナミサチームにその役割が増すと思います。
皆さん、これからも気長にお付き合いくださいますよう、よろしくお願いいたします。
2017年元旦 黒木 燐
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