カテゴリー「ストラングラーズ・エトセトラ」の14件の記事

2024年5月 6日 (月)

ディヴ・グリーンフィールド四周忌

 ディヴ・グリーンフィールドが旅立って、四年が経ちました。パンデミックは終息に向かっていますが、まだ悲しみは癒えません。心境は去年と殆どかわりません。
 ストラングラーズは今年九月十一日で50周年を迎えます。私も、前を向いて歩いています。

天国なのかそれとも地獄なのか、人は時々わからなくなる。だから僕らは歩き続ける……。
(ザ・ストラングラーズ "Heaven or Hell"より)

ディヴ・グリーンフィールドが旅立って三年経ち、今の心境などを徒然に……。: Heaven or Hell? (cocolog-nifty.com)

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2023年5月 3日 (水)

ディヴ・グリーンフィールドが旅立って三年経ち、今の心境などを徒然に……。

 ストラングラーズのディヴ・グリーンフィールドがCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)で亡くなって、早いものでもう三年になります。

 2020年秋に予定されたファイナルツアーの前に心臓の手術をするために入院してた時のことでした。詳しい事情はわかりませんが入院中に発症したということは、院内感染の可能性はあるでしょう。手術後に感染発症したのであれば、ひとたまりもなかったでしょう。

127_1105_hnishioka_20230504133801  心はストラングラーズが来日した2019年に置いたままになりました。2019年をずっとループ出来たらいいのにと思ってしまいます。
 でもそれは叶いません。地球は太陽系ごとそれよりずっとずっと移動し続け過去に戻るなんて不可能だから。

 パンデミック発生から三年以上経ち、ワクチンも行きわたり世界はだいぶ落ち着いて日常を取り戻して行きました。日本でも5類になりマスクの着用も任意になりました。マスクや消毒薬が店頭から消え、なせかトイレットペーパーまで無くなるという異常事態がまるで夢だったみたいです。
 でも私たちストラングラーズファンは、いえ、私は未だ悪夢の中にいるような気がします。目を覚ましたら元の世界に戻ったらいいのにと思うけど、何度試しても目は覚めません。
 って、そもそもこんな理路整然としたリアルな夢なんてフィクションの中にしか存在しません。わかってます後ろ向きなだけです。はあ、当のストラングラーズは新しいキーボード奏者を迎え、前を向いているというのに、情けない。

 ヒューが辞めた時も、かなりのダメージだったけど死んだわけじゃなかったので、別れた彼の新たな活躍を見る希望がありました。それにまだ若かったから、ダメージからの回復も早かったなあ。
 もう、ステージのキーボードの後ろにディヴが立つことはないんです。あの炎のようなキーボード演奏を聴くことが出来ないんです。

 なんかねえ、辛さが骨身に染みるのですよ。

 志村けんが亡くなった時も相当ショックだったけど、もうね、最愛のバンドのメンバーが亡くなったとか、目の前が真っ暗になりましたよ。亡くなったのは5月3日だったけど知ったのは5日の早朝だった。日本とは8時間遅れの時差があるから、亡くなってから翌日くらいに発表があったのでしょう。本国のイギリスではもう既にファンが大パニックになってた。

 それにしても、世の中にいる「コロナは茶番」「ワクチンは毒」「製薬会社が儲けるため」「マスク拒否」とか世迷言を言ってる人たちは、大事な人が感染して重症化し苦しんだり亡くなったりした経験がないのだろうなって思う。じゃなかったらマジでクソだわ。なんでディヴが死んであんな連中がのうのうと生きてるんだよ。反ワクチンビジネス(だれとは言わんが)の養分になってることが判らないのかな。本音全開で言うと「タヒね!」って思う。ディヴみたいに苦しんだらわかるんだろう(ディヴ、ごめん)。

 幸い、私の周りで重症化して入院したり亡くなった人は居なかった。今のところは。
 ひと月前に、母が風邪?をもらってきて、家族全員移った。いや~、実に3年ぶりに風邪をひいた。熱はたいして上がらなかった(ピークで38度)が、やたら喉が痛い風邪だったのでCOVID感染を疑ったけど、陰性だった。まあ偽陰性の可能性もあったけど、もしそうならワクチンのおかげで悪化しなかったのかも知れない。mRNAワクチンを突貫で作ってくれた人たち、そしてその生みの親ともいうべきカリコー博士には感謝しかありません。これがなければ日常を取り戻すのはもっと後になり、流石の日本でも死者がアメリカのように百万人レベルになったかもしれません。

 ワクチンが普及してから会社でも感染や濃厚接触で休む人がぼちぼち出て来て、ウイルスが蔓延しつつあり身近にいるかもしれないんだと実感し始めた。ワクチン接種済みだったから、罹っても重症化(人工呼吸器につながるレベル)しにくいとは思うけど、出来たら罹りたくないんで感染対策は怠らなかったよ(まあ、インフルエンザみたいにいずれは人類の殆どが罹ると思うけどね)。職業柄会社でも反ワクチン思想にハマる人は居なかった。
 母の友人にちょっと反ワクがいて、母が感化されそうになったので全力で止めた。母がネット見る人でなくて良かったわ。

 あれ? いつの間にか文章が敬体から常体になってた。まあいいや。いつものことだし。

 それで、パンデミックとディヴ死去で全然やる気なくなっちゃって、このブログの更新も進まず。小説なんてさらにバイオテロネタでウイルスパンデミック扱ってるんで、もう、ほんまもんには勝てず撃沈寸前までいっちゃった。マジで書くのやめようかとすら思った。
 でも、バンド(ストラングラーズ)は失意の中、『ダークマターズ』という名盤を捻りだしてくれて、さらに11月5日の来日音源を使ってライブアルバム『メニンブラックイント-キョー』を出してくれた。彼らは決してへこたれてはいなかった。今はツアーも再開しており頼もしい限りだ。

 そう思うと心強く、今はなんとか浮上しつつあるので、これから両方とも、少しづつペースを上げながら書いていきます。
 これからもよろしくお願いいたします。

 ディヴ・グリーンフィールド追悼写真集~ IN MEMORY OF DAVE GREENFIELD   DAVE PHOTO COLLECTION

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2013年3月20日 (水)

バーネル師範がプロデュースしたあるいは参加した曲特集

ポリフォニック・サイズ「ウォーキングクラス・ヒーロー」
 ~PolyphonicSize "Walking Class Hero"~ 

 JJがプロデュース・参加したベルギーのバンド。この曲はヴォーカルもJJです。プロモの気球おじさんもJJ本人です。一瞬別人に見えますが。

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2012年9月 8日 (土)

とりあえず、ストラングラーズ三昧

ようつべ ザ・ストラングラーズ100曲ぶっ通し。

http://www.youtube.com/watch?v=JKW2rb1o5VU&playnext=1&list=PL31CB6D65A33CF3A8&feature=results_main

http://www.youtube.com/watch?v=CHnK7m2PNVI&feature=bf_prev&list=AL94UKMTqg-9AOt6J--g_4EyUkI94ZYYCP

新旧取り混ぜ、ライブ・プロモ・ユーザーオリジナルの映像付き、曲だけ等色々取り揃え!
バリバリのパンク、ジャズ風、プログレ、ブルース、バラード、ワルツ、タンゴ、インスト、彼らの曲の幅広さ!

激しいの、静かなの、美しいの、優しいの、カッコイイの、ちょっと怖いの、少しエッチなの(たまにyoutubeタイアップのCMも入るけど有難く聴いてあげよう。スキップもOK)etc。

JJの爆音ベースと7色のヴォーカル。ディヴの炎のキーボードとクールなヴォーカル(彼の数少ないメインヴォーカル曲は、何気に名作だぞ)。ジェット・ブラックのタイトで正確なドラム。バズの大胆且つ時折見せる見かけによらない繊細なギターとヴォーカル。そして、未だ色あせないヒューのニヒルでシャープなヴォーカルとドライなギター。ポールの熱血ヴォーカル。

かけっぱなしでストラングラーズを堪能しよう!

【追記】

時々「表示できません」と出ることがありますので、その時は下のサムネイル画像からその次の曲を選んでください。

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2012年7月 1日 (日)

SWIM

 実は、私は泳げない。

 水自体は怖くないと思う。水恐怖症じゃない程度は。

 何度か泳ぐ練習はした。何とか体は浮くものの、手足をばたつかせるごとに潜水し、一向に前進まない。しかも、息継ぎもまともに出来ない。ひょっとしたら、比重が普通の人間に比べて重いのかもしれないと、本気で思った時もありました。

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2012年3月24日 (土)

キース還暦ライブパーティーへ行った話

 これは、ストラングラーズの日本公式サイトにアップしたレビューを加筆したものです。

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 2012年2月5日。

 日曜だけど、いつもより早起きして家を出る。ライブは夕方からだけど、念のために早めに行くことにしたのだ。あと、ちょっとくらいは観光したいしね。
 それでも、ちょっと早かったかな? 10時の飛行機にしても良かったよなと、少し後悔したのは秘密だ。

 さて、今回も飛行機を利用することにした。早めの出発にしたのは、気圧の関係でいつも耳の調子が悪くなるので、その養生を兼ねてもあった。それなのに何故飛行機かと言うと、やはり時短出来るし安いのだ。今回、JALのバーゲンセールでハイアットに泊まって朝食付きで4万を切る安さだ。
 しかし、飛行機に乗り飛び立って間もなく後悔しはじめた。どうも地に足がついていないと言うのは落ち着かない。しかも、その地と足との距離は何千メートルも離れている。万一墜落したら、先ず命はないのだ。犬神明ではないが、無意識にシートベルトの金具を握りしめる自分がいた(もちろん、握りつぶすほどの力はない)。しかし、さすがはJALというか、機内サービスは万全だ。
 羽田着陸態勢に入った頃には完全に後悔していた。両耳の中がビチビチ鳴り始めたからだ。
(早く着陸してくれ・・・)
 私は耳を抑えてじっと我慢の子であった・・・。

 この年度末の多忙時に、そこまでして何で上京したかと言うと、ARBのドラムス、キースさんの還暦ライブパーティーというイベントに我らがJ.J.バーネルが友情出演するからだ。

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2010年5月 9日 (日)

PUNKSPRING(+Loft)に行った話

【お断り】写真の転載はご遠慮ください。

 2010年4月2日【名古屋】

 いつもより若干早く起きて、出かける準備の仕上げをし、忘れ物がないか確認。半袖のストラTシャツを着て、念のため、薄地のスプリングジャケット(とでもいうのか)を羽織ってから、年季の入った黒のライダースジャケットを着る。外は若干寒そうだがなんといっても4月だ。これで何とかなるだろう。念のため、黒の皮手袋をポケットに。スキニーパンツに靴は厚底のエンジニアブーツ。もちろん黒。黒はストラングラーズの象徴的カラーだ。それに黒のフェイクレザーキャスケット。
 立派な往年のパンクスの出来上がりだが、この黒尽くめ、実はいつものスタイル。金がねぇんだよ!

 よしっとばかりに立ち上がり、猫と母に見送られていつもの時間に家を出る。

 電車はいつもの通勤電車だが、今日は行き先が違うんだ。名古屋だ! 大阪だ! そして東京だぁ~!

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2009年10月18日 (日)

『狂人館殺人事件』(CM作成サイト

簡単CM作成サイト、コマーシャライザーで作ってみました。

簡単な操作ですぐに出来ます(画像のアップロードと、挿入する文章を考えるのにちょっと時間がかかりますが)。もちろん無料。

皆さんも挑戦してみましょう。

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2009年2月14日 (土)

トライアンフ!

 会社に行く途中に、レッド・バ■ンがある。

 レッド・バ■ンと言っても、マッハバロンの前作ではなく、中古バイク屋の名前である。
 そこに、なんとトライアンフが置いてあった。しかも、トライアンフ・ボンネヴィルである。

 ハーレーが沢山置いてあるのは知っていたが、そっちばかり気にしてトライアンフには最近まで気がつかなかったので、以前からあるのか、最近入ったのかわからないが、それは、通りのウインドウ側に、目立つように置いてあった。

 トライアンフといえば、ストラングラーズファンには馴染み深いバイクである。なぜなら、ベーシストのJJ・バーネルが深く愛するバイクだからだ。それで、バイクどころか乗り物全般に疎い私でも知っているのである。

 以下、ガラス越しで写りが悪いが、写真をアップしよう。

Image069

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2007年12月 2日 (日)

WoooのTVCM

 HITACHI超薄型テレビWoooの新しいCMにストラングラーズの曲が使われ、TBSの「世界ふしぎ発見」の合間に放映されました。

 オリジナル曲ではなく、キンクスのカバー曲が選ばれたのはちょっと残念な気もするけど、CMはなかなかカッコよい出来だったので安心しました。オリジナルの曲自体は下の参考映像を見てもらうとわかるけど、かなり古い。なにせ白黒だもの。これを、ストラングラーズが20年前にカバーしてリリース。今ではストラングラーズのライヴでは定番曲となっています。サマソニでは時間の関係上、演らなかったけれども。

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