天体ショー
今日、夜8時半ごろ。
今日は早めに残業を終え、土日返上で疲れた体に鞭打って会社を出た。その後角を曲がってテクテク歩いてふと空を見て思わず「うわぁ~」と歓声を上げた。
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今日、夜8時半ごろ。
今日は早めに残業を終え、土日返上で疲れた体に鞭打って会社を出た。その後角を曲がってテクテク歩いてふと空を見て思わず「うわぁ~」と歓声を上げた。
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そのまえにちょっと注釈。
UFO(Unidentified Flying Object)は未確認飛行物体という意味で、UFO=宇宙人の乗り物ではない。
調査の結果その飛行物体の正体が解明された場合はUnが取れてIdentified Flying Object(IFO)となるのだ。しかし、内容上UFO=エイリアンクラフトとして書かざるを得ない場合(例えば人が言った場合とか本や番組の内容とかの引用)があり、その場合はUFOと表記するが、私個人としてはUFOとエイリアンクラフトは厳密に区別したいと思っている。
なお、私は科学を専門に勉強したわけではないので、内容に間違いや勘違いがあるかもしれません。その点はご了承ください。
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先〃月「木スペ(木曜スペシャル)」でUFO特番が放映されたが、それは、今までのようなビリーバーマンセーの構成ではなく、ちゃんと科学的に検証してみるというどちらかというと懐疑派的な構成であった。
日テレはこの前も、マジシャンのジェイムズ・ランディに超能力者が挑戦するという番組(ランディの目の前で超能力を証明したら100万ドル払うという有名な「One Million Dollar Paranormal Challenge」をテレビで放映するというもの。もちろん挑戦者は賞金をもらえなかった)もやっていたので、「あるある」事件のせいで宗旨替えをしたのか等と思ってしまうが、まあ、テレビ局の思惑はともかくよい傾向である。
で、その木スペで、面白いと思ったのが、UFOについて国会答弁を行ったことがあるというものであった。また、石破防衛大臣(2007年9月~)がUFOに対する自衛隊の防衛対策について語ったのだが、内容は、UFOに対して「あ~た、領空侵犯してますよ」と告げ、それでも退散しなかったら威嚇射撃をし、それでもダメなら撃墜するというものだった。撃墜は通常兵器でダメなら米国の核を使うこともあると言ってました~。
だめじゃん。 orz
一体どうやって領空侵犯を告げるの? 地球外高等生命体だから言葉も常識も通じないよ、多分。さらに相手に侵略の意志があった場合威嚇射撃なんかしたら、即攻撃されるぞ。それに核を使うって何処で? 宇宙人よりも自国の被害の方がはるかに大きいと思うけど。確実に地上は広島クラスの大惨事だ。
まあ、地球人の既存兵器を使うなら、ウエルズの「宇宙戦争」ネタっぽいが生物兵器が一番有効か。それでもウイルスの場合異星人のDNA(あるいはRNA)にあたるものは全く違うものの可能性の方が高いし、細菌にしても、果たして異星人の身体で生存出来るかどうか判らないのでやっぱり無理かな。これもブーメラン効果の方が怖そうだ。
人間だって、自分より下等(と思っている)生き物がいる場所だったら、相手を有無を言わせず蹴散らして開発をするだろう。それと同じで、相手に侵略の意志があった場合お手上げ状態だと思う。 だから、これからは「友好的な宇宙人とどうやったらおつきあいできるか」と言う内容で話をすすめることにする。
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宇宙の海は おれの海
おれの果てしない あこがれさ
これは私の大好きな歌、キャプテンハーロックのテレビ版アニメの主題歌のさわりである。私とカラオケに行くと必ず私のこの歌を聴かされると思っていい。
しかしながら、このマンガのように自由に宇宙を旅できる時代が来たとしても、実のところ宇宙は地球を旅するのと違って、退屈や孤独感で気が狂いそうになるかも知れない。だって、おそらく窓の外はずっと夜空で見えるのは星だけだし、ちょっと「郊外」に出るとその星すらまばらになる。自分の乗っている船が膨大な宇宙空間に浮かんでいて足下に大地はないのだから、そのストレスたるや想像を絶するもので、それを考えたら人は言い知れない不安に襲われるに違いない。そりゃデスシャドウ島でも伴ってないとやってられんだろう。
確かにいろんな天体を生で見れるだろうし、宇宙ならではの素晴らしい景色も見れるだろう。しかし、写真で見たことがあるような凄い天体が生で見れるとは限らない。あれは特殊な色付けがしてあるのだし、天体によっては近づくと命に関わるものもあるだろう。結局そういう天体は宇宙であっても望遠鏡などで見ることになるだろう。ただし、ほぼライブ映像で恒星のフレアなんかが活動している映像が生で見れるのは間違いない。
因みに宇宙では星は瞬かない。昔、某「宇宙からのメッセージ」という映画の試写会で誰かさんが「この映画はすごいですよ。宇宙で星が瞬くんです!!」と大威張りで言って失笑を買ったらしいが。
しかし、それでも人は星を仰ぎ宇宙に憧れる。私だって火星くらいなら行ってみたいとおもう。着くまで2年くらいかかるらしいけど。ついでにアステロイドベルト(小惑星帯)を超えて木星も生で見てみたい。う~む、しかし、木星というと、メタンの海と波動砲を思い出す私は(宇宙戦艦)ヤマト世代・・・。ヤマトと来れば第三艦橋・・・、そしてニューネッシー・・・(ここら辺になるとマニア過ぎて誰もわからんか;)。
本題に戻ろう。
宇宙はすさまじく広い。馬鹿みたいにでかい。そして膨張し続けている。その年齢は150億年くらい(計算上では137億年らしいがここでは約150億年とする)と言われている。竹内文書(たけうちもんじょ)などのトンデモ文献には「紀元前3175億年」などというビッグバンをはるかに凌駕した記述があることを考えれば意外と宇宙の年齢は若いものである。
それはともかく、宇宙の果てはほぼ光速で遠ざかっているらしいから、宇宙の果てまでの距離は約150億光年ということになる。1光年とは秒速約30万kmで1秒間に地球をほぼ7回り半する光が1年間かかって進む距離である。「年」という漢字がつくのでカンチガイしそうだが、これは距離の単位である。余談だが、前の会社で何故か太陽の距離の話になり、「太陽からは光だって(地球に届くのに)8分くらいかかるんですよ。」と言ったら、E課長が「ひかりで8分だったらのぞみなら6分くらいだなあ。」と、ぼそりと言った。誰が新幹線の話をしとるか~~~!
因みに同じく距離の単位でAUというのがあるが、エーユーといっても携帯電話の会社ではなく天文単位のことだ。これは惑星間の距離など主に太陽系内において使われる単位だが、基準は地球-太陽間の距離で1天文単位=1.49597870億km(約1.5億km)だ。なんとなく「東京ドームN個分の広さ」とか「16文キックのN倍の威力」というような単位と通ずるような気がするのは私だけか。
よくニュースで「ハッブル宇宙望遠鏡」や「すばる望遠鏡」などが捉えた何億光年先の銀河とかいう写真が載っていたりするが、あれは今からそんな未来のものを写せたわけではなく、その天体の何億光年前の光がやっと届いたということだ。であるから、その距離が遠ければ遠いほど昔の宇宙の姿が写っていることになる。だからそういう天体写真を撮るということは、若い頃の宇宙の姿を知る手がかりを得るということだ。今まで観測できた最遠のものは128億光年先の銀河だそうだ。
で、私が常に疑問に思っており、考えれば考えるほどわからなくなり頭が痛くなって眠れなくなる宇宙の謎がある。
もし宇宙の果てがのぞけるくらいものすご~く×10∞性能の良い望遠鏡が出来て、それを見ようとしたら何が見えるかという問いに、自分の背中というものがある。子どもの頃友人にこの話を聞いたとき妙に納得して感心したもので、なるほどと思わせるこの答えだが、どちらかというとトンチに近いものである。だが、もし実際に宇宙の果てが見える望遠鏡が存在したとしよう。そして宇宙の果て、約150億年前の宇宙の姿を捉えたとする。だが、しばし待て・・・。
150億年前の宇宙の姿って原始宇宙ではないですか。下手すれば自分の背中どころかビッグバンのさなかですよ。それもビッグバン前の「宇宙の卵」ってサッカーボールくらいの大きさらしいし。150億光年先なのにほぼ目の前ですやん。っていうか地球もまだないし。
わ~~~~~!ワケワカラン!考えたら頭痛ぇ~、また眠れんごた~る・・・。
で、眠らずに自分なりに答えをだしてみた。
要するに、地球を中心に考えるからイカンのである。相手が遠ざかってるんではなく、お互いが遠ざかってるのである。だから何億光年先の天体の光が届いた頃は、その天体も地球も当時の位置よりずっと離れてしまってるのである。それから宇宙の果てだけど、見るの無理。宇宙の果ては光速で遠ざかっている。光速より早いものはないのだから、追いつくの無理。宇宙の果てからの光もおそらく永遠に地球まで届かない。未来に行くことが出来ても過去へは戻れないのと同じだと思う。
しかし、宇宙の果て、膨張する宇宙の最端はどんな状態になっているのだろうか。おそらく誰も想像すら出来ないだろう。であるから、さらにその外側なんてもう考えちゃいけないモノなのだろう。
とりあえず、宇宙の果てが造花の咲き誇る安っぽい天国みたいなところではないことを祈りたい。
*****
あはは、結局特撮ネタがオチになってしまいました。しかし、続き物をのぞいて、全記事中一番書くのに時間がかかりました。やっぱ宇宙は広い・・・ってか、広すぎて私程度の知識では手にはおえませんな。
ところで、最後にリンクしたサイトのトップはこれです。「マニアック1号のオレ的怪獣コレクション」
特撮ファンにはたまらないサイトだと思うから、未見の方は是非遊びに行ってください。
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