カテゴリー「事件」の4件の記事

2011年1月 8日 (土)

公安情報流出について

 この事件はもっと大騒ぎになっていいと思うけど、何故かあまり騒がれていない。ちょうど尖閣問題と重なった時期でもあるし、政府としてはメンツを丸つぶれにされた、尖閣ヴィデオ流出事件のほうに躍起になっていたようにも思われる。それは、意図してこの公安情報流出をかすませようと思ったわけじゃなくて、ほんとに危機意識がなかったりして。
 しかし、野党もこれについてあまり強く追及してないような感じもする。これが自民党時代だったら、どれだけつつかれたかわからないと思う。
 まだ調査中ということもあると思うが、はたして事件の詳細は解明され、それが公にされるのか。なんとなくうやむやに終わりそうな気がしてならない。

 ちょっと、注意して動向を見守っていきたい事件である。

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2010年7月24日 (土)

【訃報】村崎百郎 凶刃に倒れる。

作家の村崎百郎さん殺害される 練馬区の自宅で http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100723/crm1007232352036-n1.htm
 2010年7月23日 産経ニュース

 

※ショックで文章がむちゃくちゃですが、ご了承ください。

 信じられないけど、本当らしい。

 記事を見ながら、何度も「うそやろ・・・」とつぶやいた。

 

 彼の著作はまったく読んでいなかったが、毎月アスペクトで連載されていた唐沢俊一さんとの鬼畜対談「社会派くんがゆく!」は、毎回更新を楽しみにしていたし、出版されたものも全部持っている。いま、社会派くんのサイトに行ってみたけど、繋がらなかった。アクセスが殺到しているからか、事件を受けて停止したのかはわからないけど、多分前者だと思う。だって、後者は村崎さんの意にそぐわないと思うから。(重いけど、なんとかアクセスは出来るようです)
 最近は書いていないが、このブログの『放談』シリーズを読んだら、私がいかに彼らの影響を受けたかがわかると思う。

 結果的に犯罪をネタにして飯を食ってたようなものだし、最後に自分がそのネタになってしまった(しかも、ホントにガイキチに殺されてしまうとは!!)のも、半ば覚悟の上だとは思うが、まだまだ生きて「毒電波」を放って欲しかった。

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2010年7月19日 (月)

ひとであれば

人であれば

容易く消されなかっただろう

人であれば

永らえただろう

命の灯

 

殺せ

簡単にこの文字を言葉にした者たちは

決して自らの手を汚そうとはしなかった

手を汚したのは

彼らを育み、彼らのために喜び悲しみ 

生きてきた人びと

彼らに命をもらって生きて来た者にとって

彼らはかけがえのない財産、そして家族

その血を吐く様な思い

想像を絶する心の痛み

人であれば・・・

 

あるものは、受け入れたように

あるものは、おそれおののき

だが、いずれは同じように

動かぬ骸となっていく

累々と横たわり、積み上げられていく膨大な亡骸

ああ、人であれば・・・

 

「いのちを守りたい」

そう言いながら、決して命と向き合うことなかった人

手にした権力あるいは己が実績のため

命をモノとしか考えない人

現(うつつ)の地獄を見ない

苦しみを見ない

すべてを失った者の荒涼たる虚無の表情に背を向け

進まぬ処分に苛立ち

鞭打ち

貶める

 

誰が勧んで殺せよう

家族同様に育んできた命

その多くがいずれ屠られる運命にあったにせよ

無為に奪える命ではない

感染に耐えられず血を吐いて死んだ子豚たち

せめて後から殺される母豚と一緒に埋葬してやろう

いや、もう老い先短く希望も絶たれた

俺も一緒に埋めてくれ・・・!!

病気から守るためのワクチン

それが死の烙印となる理不尽

納得できぬまま接種する

何故?

 

それはジェノサイド

屠る側の心をも殺す無差別大量殺戮

笑って殺せと命ずるなら

まず自らの手を汚せ、政治屋共

その存在の重さを知れ

殺されるものの目を一生の後悔として

心に焼き付けるがいい

眠れぬ夜を過ごすがいい

 

人であれば

容易く消されなかっただろう

人であれば

永らえただろう

数多の生命(いのち)

せめて

今は安らかに眠っていることを

ただ

ただ 

祈るばかり

 

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2009年11月 1日 (日)

凍結された幸せ

そこは 幸せのしるしを残したまま 時が止まっていた

悲しみ 憐れみ そして怒り

訪れた人々は みな 持って行き場のないそんな気持ちを

次々と書き残していった

幸せを書き綴り 明るい未来を夢見ていた男は 

突如 その未来を断たれた

それはその たったの20時間後

おそらく彼は これからの幸せを思い描いたまま 逝ったのだと思う

だが それは まったくの虚構 

破滅へのいざないだった

幸せの残滓を抱いたまま 彼は眠った

永遠に

残されたものに深い悲しみを刻んで

誰が彼を責められよう 

愚かだと笑えよう

彼は彼なりに懸命に生き そして 人並みな幸せを願っただけ

悪魔はそのささやかな願いを弄び食い尽くした

欲望に身も心も醜く肥えさらばえた悪魔

今 彼の残した幸せの残滓が その悪魔を追い詰める

帰るべき地獄へと

 

だが それはもはや 彼にとっては遠い出来事

幸せのしるしを残したまま 彼の時は止まっている

せめて思いたい

時の止まったブログのように 幸せな気持ちのまま 逝ったのだと 

未来を夢見ながら

 

 読まれたらすぐにわかると思いますが、これはあの事件(※)の被害者に宛てた詩です。
 彼のブログを読んでしまい、その後、なんというか、持って行き場のない感情がずっと湧き続けて、なにか形にせずにはおれない状態になり、結果、これを書くに至りました。

首都圏連続不審死事件

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