そのまえにちょっと注釈。
UFO(Unidentified Flying Object)は未確認飛行物体という意味で、UFO=宇宙人の乗り物ではない。
調査の結果その飛行物体の正体が解明された場合はUnが取れてIdentified Flying Object(IFO)となるのだ。しかし、内容上UFO=エイリアンクラフトとして書かざるを得ない場合(例えば人が言った場合とか本や番組の内容とかの引用)があり、その場合はUFOと表記するが、私個人としてはUFOとエイリアンクラフトは厳密に区別したいと思っている。
なお、私は科学を専門に勉強したわけではないので、内容に間違いや勘違いがあるかもしれません。その点はご了承ください。
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先〃月「木スペ(木曜スペシャル)」でUFO特番が放映されたが、それは、今までのようなビリーバーマンセーの構成ではなく、ちゃんと科学的に検証してみるというどちらかというと懐疑派的な構成であった。
日テレはこの前も、マジシャンのジェイムズ・ランディに超能力者が挑戦するという番組(ランディの目の前で超能力を証明したら100万ドル払うという有名な「One Million Dollar Paranormal Challenge」をテレビで放映するというもの。もちろん挑戦者は賞金をもらえなかった)もやっていたので、「あるある」事件のせいで宗旨替えをしたのか等と思ってしまうが、まあ、テレビ局の思惑はともかくよい傾向である。
で、その木スペで、面白いと思ったのが、UFOについて国会答弁を行ったことがあるというものであった。また、石破防衛大臣(2007年9月~)がUFOに対する自衛隊の防衛対策について語ったのだが、内容は、UFOに対して「あ~た、領空侵犯してますよ」と告げ、それでも退散しなかったら威嚇射撃をし、それでもダメなら撃墜するというものだった。撃墜は通常兵器でダメなら米国の核を使うこともあると言ってました~。
だめじゃん。 orz
一体どうやって領空侵犯を告げるの? 地球外高等生命体だから言葉も常識も通じないよ、多分。さらに相手に侵略の意志があった場合威嚇射撃なんかしたら、即攻撃されるぞ。それに核を使うって何処で? 宇宙人よりも自国の被害の方がはるかに大きいと思うけど。確実に地上は広島クラスの大惨事だ。
まあ、地球人の既存兵器を使うなら、ウエルズの「宇宙戦争」ネタっぽいが生物兵器が一番有効か。それでもウイルスの場合異星人のDNA(あるいはRNA)にあたるものは全く違うものの可能性の方が高いし、細菌にしても、果たして異星人の身体で生存出来るかどうか判らないのでやっぱり無理かな。これもブーメラン効果の方が怖そうだ。
人間だって、自分より下等(と思っている)生き物がいる場所だったら、相手を有無を言わせず蹴散らして開発をするだろう。それと同じで、相手に侵略の意志があった場合お手上げ状態だと思う。 だから、これからは「友好的な宇宙人とどうやったらおつきあいできるか」と言う内容で話をすすめることにする。
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