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2010年5月24日 (月)

口蹄疫 続報 「現地の声を聞こう」

署名及びカンパの窓口
http://group.ja-miyazaki.jp/fmd/
 よろしくお願いします。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

 全国的な報道は、沖縄基地問題などでかすんでいますが、まだまだ先の見えない厳しい状態が続いています。非難隔離されていた6頭の種牛にも感染の疑いが出てきて、1頭すでに殺されています。

 風評や意図的なガセ情報に惑わされないで下さい。殺処分された家畜の肉は出回っていませんので、今市場にある宮崎牛は安全です。いや、それ以前に、何度も書きますが、口蹄疫はヒトにはほとんど影響ありません。また、本来感染した動物も、致死率はそんなに高くなく、多くは治癒する病気です。ただ、感染力が強く、国際的な畜産の防疫基準により、殺処分がデフォルトになっているのです。
 そういうわけで、万一感染した牛の肉であっても加熱調理した場合は感染力もないし、ヒトが食べても影響はありません。

 それにしても、口蹄疫かどうか調べるのは国の機関しか出来ないというのは、ウイルス感染の結果もたらす脅威(人的も含めて)を考えたら、どう考えてもおかしい。感染を封じ込めるには、迅速な対応が必要だろう。今回も、もし、インフルエンザのようなウイルス診断キットがあって、病気の家畜をすべて調べるということが出来ていれば、水牛感染の時に発見できた可能性があるだろう。
 今回の悲劇を少しでも無駄にしないように、これからの防疫対策をすべて見直して、出来る限り「早い・正確・安心」な対応がすべての重要感染症において出来るようにして欲しいと思う。

 【参考】

動衛研:総説
口蹄疫ウイルスと口蹄疫の病性について
村 上 洋 介
農林水産省家畜衛生試験場ウイルス病研究部病原ウイルス研究室長

宮崎大学農学部 獣医衛生学研究所
http://www.agr.miyazaki-u.ac.jp/~vet/hygine/HP/index.htm

 最後に宮崎在住のdrac-obさんのブログに貼ってあった動画をアップしておきます。
  元記事:やはり辺境は見捨てられるのか 

 番組中、畜産農家の奥さんが旦那さんに宛てた手紙が読まれます。映像が無くとも、今の状況が痛いほどわかります。ぜひ、最後までご覧になってください。

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コメント

> 風評や意図的なガセ情報に惑わされないで下さい

そう、信じるのは裏づけを取ってから、複数のソースから同じ情報を聞いてから。

と思ってあちこち見てますけど、涙腺緩みます。
早く収束に向かいますように(祈)

投稿: GPZ | 2010年5月24日 (月) 13:48

副大臣の言葉に、「冷凍保存の精子があるので、宮崎牛
は居なくならない」とありました。
もっとも。仰る通り・・?が、しかし、命とそれに関わる現地の人達を目の前にして、直接そう言えるのだろうか?

キャベツ豊作の時の映像と今回の対応と、何かしら
嫌な感覚です。
私たちはせめて、冷静に捉え、想像力を養い、無神経に
成らず、現地の方々を思いやる気持ちを忘れまい。
間違っても、政治利用される等許してはいけません。

投稿: アルコ | 2010年5月24日 (月) 18:52

宮崎の映像は心が痛いです。
現地の方達は言葉にも成らない胸の内でしょう。
出来る事とは?せめて、宮崎の物を購入するくらい。

今日の農大臣の発言には・・
「だから早く殺せと言ったのに」笑みさえも・・
現在の法の下では、それが正しいのかも知れません。
しかし、幾らでも表現方法は有る筈です。
「残念な悲しい結果です」とか、本を読んだり、
人と触れ合う中で、学ぶものって、大人や政治家の
責任って大切ではありませんか。。
無神経にも程があります。

投稿: アルコ | 2010年5月28日 (金) 18:46

GPZさん
レス遅れてすみません。連日睡魔に負けておりました。

こういう時ほど、流言飛語が飛び交うものですし、現地の状況を考えると仕方が無いとも思います。見えない病原体よりも、なにかわかりやすい共通の敵があったほうが怒りをぶつけやすいということもあるでしょう。
特に心身ともに疲弊した状態では、平時のような冷静な判断が出来なくなってしまいます。
まあ、今の政府の方々は平時でも冷静な判断を欠いておられるので、某農水省大臣のあの行動も当然なのかもしれません。
しかし、せっかくいいところを見せるチャンスだったのに、自分からそのチャンスを無くしてしまった。去年マスゾエがさんざやったパフォーマンス(成果はともかく)を覚えて居ないのでしょうか・・・。


>と思ってあちこち見てますけど、涙腺緩みます。

drac-obさんのとこに転載してあった記事の短歌、あれで号泣してしまいました。本当に一刻も早い終息を願っています。

投稿: 黒木 燐 | 2010年5月29日 (土) 09:31

アルコさん、こんにちは。
上にも書きましたが、ここ数日睡魔に負けて寝てしまい、レスが遅くなってしまいました。

まとめレス失礼します。

はっきりいって、読むに耐えないほど悲惨な状況です。ヒトの場合は安直に殺処分なんて出来ませんが(それこそジェノサイド、マッサカー(大殺戮)です)、家畜ゆえに大量に殺される。しかし、それは農家の方の本意ではない。まさに文字通り断腸の思いなのです。国は殺したぶん、金を払えば超グッドOKなのかもしれませんが、彼らはその先の生活がある。借金も返せないでしょうし、このままでは本当に大量の自殺者が出てしまうでしょう。精神的にもかなり追い込まれているのですから。その疲弊し焦燥しきった国民に対して、なんと心無い発言を繰り返すことか。宮崎県民で無くともならが立ってしまいます。

民主党の大臣たちの無責任さは、党首に負けず劣らず。政党を取ったことで、民意を得たとばかりにやりたい放題で、肝心なところはまったくダメダメ。実力ではなく、自民党のオウンゴールでの勝利だというのにわかっていない。
それが、今回の口蹄疫災害で顕著に現れてしまいました。
疲弊しきった宮崎の畜産農家、いえ、もうそれだけではない、宮崎県というものの存続すら危ぶまれる事態になっているのに、あれはない。
非情を徹するにもその下に心がなければ、だれもついてこないでしょう。それに比べて県民と共に懸命にがんばる東国原知事は対照的です。
赤松大臣は、せっかくいいところを見せる機会を失いました。
しかし、江戸時代末の狂歌を彷彿とさせますね。

白河の清き水にも住みかねて、もとの濁りの田沼恋しき

ま、今回はどっちもいい具合に濁ってますが(今のほうが濁っているかもしれませんね)。

とにかく、私たちが出来ることは、アルコさんの言われるように、出来る限りの援助をしていくことしかないでしょう。それでも、継続は力となります。がんばりましょう。

投稿: 黒木 燐 | 2010年5月29日 (土) 10:58

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