ナターシャ逝く
脳障害をおこしたものの、その後特に問題は無かったものの、若干どこかズレた猫になって、何事にも物怖じせず、人見知りもせず、時折小さいからだの数倍もの大声で鳴いてました。特に何かを要求する場合(例えば部屋に入れろとか、ファンヒーターをつけろとか)それが顕著でした。
最近、だいぶボケが進んでいて、しょっちゅう布団にお漏らしをして、だいぶ夜具を処分させられました。それで、夜はオムツをして寝るようにまりました。
それでも、元気でご飯も沢山食べていたので、よもや、こんな早く逝ってしまうとは思ってもいませんでした。年齢を考えたら、いつ逝ってもおかしくは無かったのですが。
まだまだ元気だと思ってたから、オムツもまだ1袋買い足していたし、いったいなんで急にこんなことになったのか、さっぱりわかりません。多分、腎臓がだいぶ悪くなっていたんでしょう。腎不全でほとんど機能していなかったのだと思われます。いつもなら、病院に連れて行くのですが、高齢だからこのまま無理させずに見送ろうということになりました。それでも、もっと早く病院に行っていたら、まだ死ななくて済んだのではという思いは拭えません。
本当にユニークで可愛い猫でした。
でも、も両親弟妹祖母伯父伯母一族郎党みんなあちらにいるから、寂しくないね。道草食わないで、まっすぐみんなのところに行くんだよ。
これで、多いときは16匹いた、フクとクロの血を引く猫は全部居なくなりました。フクとクロは両方ともメスで他人猫でしたが、双方の子供が一緒になって血縁関係になりました。その子らがこの4姉弟でした。
(その後、避妊・室内飼いを徹底したため、猫は寿命で徐々に減っていきました。それでもほとんどの子が15歳以上生きました)
血が絶えるということは寂しいけれど、それでも昔外飼いしていたころどこかで雀雄かジュニアかさんばんが作ったかもしれない子孫がいて、密かにフクの血脈が脈々と繋がっているかもしれない。
ひょっとしたら、チー太郎は雀雄の子孫かもしれない、そんな気がしてくるのは、やはり寂しいからだろう。
だって、20年以上一緒に暮らしていたのだから。
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ナーシャ 関連エントリー
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小さいけど、動画がありました。
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コメント
南無妙法蓮華経、燐さん家で天寿全うさせて貰って良かったね。
投稿: GPZ | 2010年3月27日 (土) 15:24
↓今頃「猫の係」のとこで手続きしてるかな。
http://blog.goo.ne.jp/kuru0214/e/71bbb72ad0b9269f264110257780017f
手続き済んで、お舟で空を何周かしたら、また燐さんの所へ帰っておいで。
燐さん、お疲れさま。今日はゆっくり寝て下さい。
投稿: bergkatze | 2010年3月27日 (土) 18:14
GPZさん
ありがとうございます。
年齢的に言ってもお祝いなんですが、なんとも寂しい。
本当にユニークな子でしたから。
投稿: 黒木 燐 | 2010年3月28日 (日) 19:38
bergkatzeさん
ありがとうございます。
多分、猫の係の番頭さんの前でギャオギャオでっかい声で鳴いて、驚かせているのではないかと思います。
くるさんちには、星の猫という詩を書いて、トラックバックしてきました。
投稿: 黒木 燐 | 2010年3月28日 (日) 19:46
燐さん
さぞ気を落とされていることと思いますが
ナターシャちゃんも燐さんのところで暮らせて
きっと喜んでいたと思います。
今頃は親兄弟と一緒に空を駆け回っているでしょうね。
合掌。
投稿: MM21 | 2010年3月28日 (日) 22:23
MM21さん
ありがとうございます。
四六時中ではないですが、時折ものすごい悲しい気持ちになります。
今日は綺麗なお月様が出ていて、月を見上げていたナターシャを思い出して、悲しくてたまりませんでした。
こればっかりは、何度経験しても慣れませんね。
投稿: 黒木 燐 | 2010年3月30日 (火) 00:09