夏風邪を引きました。

　で、更新とコメント返し遅れてます。

　まあ、夏風邪なんですけどね、喉が痛くて咳がとまらなくてちょいとリンパ腺が腫れたくらい。熱は最高３７度１分。まあ、口で計ったらそれ以上（＋数度）出てたと思うけど、まあその程度。でもトータル２日休みました。

　今日は気分がだいぶいいので出社したんですけどね。しかしまあ、このご時世うっかり夏風邪もひけませんわよ。休めばよかった。

　なんだか喉がいがらッぽいなと思っていたら、だんだん痛くなって咳が出てきたのが日曜日。

　まあ、こういう時期だからと念のため様子を見るのに月曜休んだ。この時はまだ初期症状だったから、医者には行かなかった。以前喉が痛いので風邪と思って早めに病院に行ったら、あまり早く行き過ぎて後から鼻水や微熱がでてしまい、もう一度医者に行くハメになり、非常にもったいないことをしたからだ。
　で、まあ案の定熱も出ないので十中八九インフルではないな（普通インフルの時は先に高熱が出る場合が多い）と思って、翌日は会社に行った。
　その頃からようやく鼻水の症状が出始めたので、本格的な風邪になったかなと思っていたら、やっぱりその夜に熱が出た。但し、きつかったにも関わらず、熱は37度１分以上は上がらなかった。まあ、平熱が３６度を切るくらいだから、それなりに発熱してたんだろうけど。そのせいかな、最近はこの程度の熱でも節々が痛むようになった。
　で、熱が出たのでさすがに休んで病院に行こうと思い、朝、母に頼んで会社に連絡してもらうように頼んだ。ところが、９時過ぎになって母の声で起こされた。
「会社に連絡したの？」
なんと、朝のは夢だったらしい。なんというボケ！　それで、急いで電話してもらった。
「お大事にって言われたけど、新型インフルと違うのかって聞かれたよ」
電話をしたあと母が言った。ああ、うぜぇ、ただの風邪だよ、と思いながら、念のため保健所の新型インフル相談口に電話をして確認をすることにした。場所は西鉄白木原駅の近くだとわかっているけど、もし来いと言われたらどうやって行くのかな？　車に乗れないしタクシーも嫌がるだろうから、やっぱり電車（天神ー大牟田線）かな、でも、もし新型って言われたら、また私のルートが公表されたりするんだろうななどと、ちょっと心配しながら電話する。
　電話が繋がったので、経緯を言って「高熱が出てないから大丈夫ですよね」と言ったら、「それがね、熱が出ないこともあるんですよ」「ええ？」
そりゃあ、反則だっぺ。
　その後、名前と住んでいる場所、年齢を聞かれ、さらに根掘り葉掘り質問された。まず海外渡航暦から（そんな金ないっすけど）聞かれ、その後最近海外から帰った人との接触から、電車やバスで咳やくしゃみを繰り返す人が近くにいなかったかということから、身近にインフルエンザに罹った人はいないか等々、他にももうちょっと聞かれたような気もするが、だいたいそんなことろ。結果、まず大丈夫だろうから一般の診療所で診てもらっても大丈夫だろうということになった。その際は、保健所で大丈夫といわれたという旨を伝えるようにと言われた。
　とりあえずほっとした私は、会社の方に保健所から大丈夫と言われたから、と連絡して、内科へＧＯ。

　「今はうっかり風邪も引けませんね」と言ったら、先生も「うん、騒ぎすぎだね」と一言。「周りが五月蝿いので保健所に電話して問い合わせたんですよ～」「なかなか繋がらなかったんじゃないの？」「そうでもなかったですよ。みんな落ち着いたんじゃないかな」
　その後、風邪の処方をしてもらって、薬局で薬をもらって昼食を買って帰った。その頃には熱はほとんど平熱に戻っていた。

　そんな感じでかなり病状も好転したので、寝たままも持病の腰痛が悪化するだけなので昼食後も起きてごそごそしていたが、数日咳でよく眠れなかったせいか夕方また少しだるくなったので、ごそごそと布団に入ったら、そのまま９時近くまで寝てしまった。

　そういえば、先週はずっと眠くて早めに寝る日が続いたけど、やっぱり体力免疫共に落ちていたんだなあ。

　翌朝、特に熱が上がった様子はないので、寝てばかりも腰痛（というより背痛）がひどくなるばかりなので、会社に行くことにする。電車の中で少々具合が悪くなったが、多分マスクと帽子で頭部が蒸れたせいだろう。電車から降りて涼しい風に当たったら治った。それでも今日は歩くのをセーブした方がよかろうと、バス停一つ分歩くのを断念した。

　で、ようやく会社に着いたが、いきなり社長から大丈夫かと聞かれた。「インフルエンザならしばらく休んむように言おうと思うとったが」
だから、風邪だって。
「それならこっちの方から一週間休みを取りますよ」
まったく、私を誰だと思ってるのよ（C.V.月山紀子）（って、引かないでください。一度言ってみたかったんです）・・・って、私がウイルスや公衆衛生に詳しい（あくまで一般の人に比べてってことですが）ってこと誰も知らないか。
　そういいながら、部室に行ったら、また聞かれた。
「大丈夫ね、新型とは違うの？」
昨日電話して伝えたじゃん。意味わかってなかったのかな？
「保健所の人から大丈夫だろうって言われましたんで」
「そんなに早くわかるものなの？」
（因みにすぐにはわからない。検査キットでインフル感染を確認したらその後ＰＣＲ検査で新型かどうか調べる。わかるまで１日くらいかかるようだ）
「だから、保健所に電話したら、問診の結果、感染者との接点がないようだから大丈夫だろうって言われましたから」
確かにキットで調べてないから、インフルじゃないと言いきれないけどさー。そんなこと言ってたら、風邪気味の人は全てインフルキットで調べんといかんごとなろうもん。だったら相談口いらんやん。
「気分が悪くなったら早く帰りなさい。あんただけのことじゃすまんのだからね」

カッチーーーーン。

　心配だから、念のために保健所に電話したんだよ。自分で経過や様子もちゃんと見たし、問診の末に大丈夫って言われたし、病院でも、普通感冒って言われたし、私に落ち度はないぞ。むしろ、用心しすぎなくらいだ。

　さっきも書いたが、いちいち検査するなら、相談窓口は要らない。しかし、風邪引きさんや発熱さん全部を調べるにはどれだけの経費がかかるって言うんだい。

　何度も書いたけど、今回の新型は用心するにこしたことはないが、ウイルスが新型と言うだけで毒性や病状に於いて、季節性インフルとほぼ同等と思っていい。ということは、抗インフル薬は効くが、それ（季節性インフル）だけの致死率もあるともいえる。おそらく近いうちにＡ香港型やＡソ連型と共にＡメキシコ型という名で季節性インフルの型に加えられるだろう。だからそこまで神経質になる必要はないのだ。むしろ今のうちに罹っていたほうが・・・（殴）・・・すみません、暴言でした。

　そんなに新型が心配なのだったら、昨日のうちに「今そんなに急ぐ仕事もないから、念のため今週一杯休んでいいから」って電話すりゃあよかろうもん。そしたら、こっちも大手を振って休めたし、木金で更新も進んだかもしれん。さして行きたくもない会社だ。むしろ喜んで休んでやるのに、ったく。
　ああ口惜しや。ナンも言われなかったら、そりゃあ熱が下がったら出社するだろ？　みなさん？

　私は風邪を引いた時は、必ずマスクを着用するし、日ごろから心掛けている手洗いも、さらにマメにするように気をつけているし、さらに不用意に人に近づき過ぎないようにもしている。

　それ以前に、この時期に風邪を引いてしまった自分が情けない。栄養も睡眠もとるように気をつけていたのに、寝不足の時よりも寝が足りていた時に風邪に罹るとは皮肉な話だ。因みに栄養バランスはいつも考えているぞ。

　うぜえと思っていたら、妹から病院でインフルかどうか調べてもらったらいいよとメールが来た。なるほど、インフルじゃなかったら必然的に新型も否定されます罠。で、とりあえずもう一度昨日の保健所に確認の電話をして見る。答えは、「かかりつけの先生が違うと判断されたんなら大丈夫と思いますけど、それで会社が納得しないと言うのであれば、もういちどかかりつけの先生に相談されてみてください」
　それで、昨日の内科に電話してみる。答えは「保健所で検査してもらうしかないねえ。だってキットないもん。多分他所もないと思うよ。それに、どう診てもインフルエンザって感じじゃなかったし、大丈夫だよ。会社には医者が大丈夫だと言ったから大丈夫だと言いなさい」
キットがないというのは新型のがないという意味なのか（ま、ある訳ないだろうけど）インフルの検査キット自体がないのか確認しなかったです。まあ、普通ならこの時期ないのは当然だけど・・・。

　そ、そう！　医者が違うって判断したんだ大丈夫だそうに決まっている面倒だし。

　そう思うと少し気持ちが楽になった。会社で疫病患者扱いされたことは釈然とはしないけど（まあ、普通感冒も疫病といえば疫病だけどね）。因みに私はけっこう根に持つほうだ。

　そんなこんなで、一日中気分が悪かった（もちろん風邪のせいではない）私であった。