コナミ、イラク市街戦をゲーム化、米で批判受け断念

　私はこのことを知らなかったが、今日、神浦さんのサイトを見て知り、あきれてものが言えなかった。

イラク市街戦をゲーム化、米で批判受け断念　コナミ
http://www.asahi.com/national/update/0427/TKY200904260151.html

コナミが、イラク・ファルージャの戦闘をゲーム化
http://civilesociety.jugem.jp/?eid=1185

　なんという無神経。事もあろうにイラク戦争最悪の・・・いや、ひょっとしたら戦史上最悪な作戦の一つである、ファルージャ攻撃を題材にするとは・・・。しかも、まだ記憶に新しい。あれは、無辜のイラク一般市民が大量に殺され、米兵もかなり戦死者を出した戦闘で、作戦が始まる前からかなりの批判を浴びていたものだ。イラクの民間人の死者は、あまりにも多すぎて遺体を埋める場所がなく、サッカー場を潰して遺体を埋めたほどだった。

　安全な位置で、しかも攻撃するものの立場でのゲームを楽しむ。戦闘はノンフィクションで、実際に攻撃に関わった兵も多く協力している。リアルだ。ホンモノだ。などと、発売されたら喜んで買うヤツもいるだろう。ああ、平和ボケと言うにはあまりにも罰当たりだなあ。

　米国で批判が出なかったら、売り出していたのでしょうかねえ。