どっちだッ！

　なんていいますか、私は普段からプロフィールの似顔絵のような格好をしているので、よく勘違いされる。何にって？　ひとつは右翼。そしてもうひとつは・・・、まあ、聞いてくれ、＞＞１よ・・・じゃないや、みなさん。

　え～っと、これはここのどこか（コメ欄かも）に書いたような気もするが、前の前の会社に勤めている時のことだったから、カナ～～～リ前の話である。そう、当時その病院で読んだサンデーに掲載されていた「うしおととら」に鏢（ひょう）が初登場した頃だから、本当にずいぶん前である。（って、一部の人にしかわからんて）

　私は、軽い慢性副鼻腔炎の持病があるので、時々耳鼻咽喉科のお世話になることがある。もちろん、今もだ。当時は天神経由で会社に通っていたので、耳鼻科も天神にある病院に通っていた。そこの院長先生にある日言われたのだ。

「黒木さんに、鞭で叩かれてみたい」

　　
　　ええっと・・・

　
　　
ｱｯﾁｮﾝﾌﾞﾘｹ!!(AA略）

　　失礼しました。m(_ _)m

診察中だったので、もちろん回りには看護婦さんが何人かいた。彼女らは、笑っていたが、この先生が老耄の挙句口走ったのか、もともとそ～ゆ～冗談を言う先生だったのかわからないが、もちろん私は引いた。ドン引きである。

（このじ～さん、何を考えとるんじゃ～～～い！　）

心の中で思い切りツッコミを入れたが、表面は笑って誤魔化していた。

　その後、２・３回言われたような気がする。その病院は今も健在だが、その先生は当時からかなりのお年だったので、多分代替わりしているはずだ。

　それから数年経ったくらいのことだ。友人のＫ（Ｋの付く友人が多いのである）の知り合いにヨーガンだかホスゲンだかヒロポンだかという不良ガイジンがいた。ヨーロッパ人を吹聴していたが、多分、見た目からそうであるが聞くところによると、今問題の国の奴らしかった。同国人のウリ･ゲラー（ユリよりもこっちの発音が正しいらしい）といい、あのテの人相の奴にはロクなのがいない。

　ある冬の日、私はＫがとあるデパートの前で出店をしているところに遊びに行ったのだが、その時雑談していて、そいつがとんでもないことをＫにオファーしてきたことを聞いた。

「黒木っちゃん、あのね、＊＊＊＊（奴の本名）がね、黒木っちゃんのこと、今度鞭でしばかせてくれって伝えてくれって言ってたよ。『ぬこさん（Ｋの俗名）のお友だちの黒い人（いうまでもなく黒ずくめのワタクシ）、きっと鞭でビシバシされるの好きです』ってさ」

　あのヤロー、ぬっ殺す！！！！

　あんのぉ～、くされ毛唐のジ●ーヤロウが、プライド（だけは）高い日本女性になんてことぬかしやがる。あんまり愚弄しやがると、こめかみに穴あけて逆さに吊るすぞ、ｺﾞﾙｧ！！（以下、問題発言が続くので自粛）

　いや、マジでこれほどの屈辱を感じたことは後にも先にもなかったね。これからもないことを祈るが。

　いや、世の中には本当に『変態』という人間が存在するのだなあ、ということを実感した二つの相似しながらも対照的な出来事であった。

　　　　　　　　　　　　　　　　・・・あれ？

　ついでに断っておくが、私は基本的にＳでもＭでもない。ぶつのもぶたれるのも遠慮する。