年末年始にうだうだ言うな!!(新年初キレネタ?)
常連さんたちに言わせると、このブログはキレネタが面白いらしい。
だから、早速書く訳ではないし、さらにキレまくるような内容ではないが、ちょっと「新年早々どうなの?」と思ったことから書くことにする。
うちの会社は毎年仕事納めの12月某日に、会社主催の忘年会が行われる。まあ、それはいい。夕方5時ごろから宴会するのはどうかと思うけれども。
まあ、それはたいした問題ではない。
問題なのは、社長の平成19年を締めくくるご挨拶。
「こういうご時世だから仕事が入らない。儲からない。給料が上げられない」というようなことを延々15分くらいくっちゃべりおった。それも決して弁舌が達つわけではない、むしろ要領を得ない普通の話でも聞いててイライラするような話方。声質自体も震えて弱弱しい。社員一同お膳の料理を目の前にお預け状態。事業部の部長はキレる寸前だったようで、乾杯の時妙な奇声を上げていた(しかし、どーゆー会社だ)。隣に座っていた若い社員が、ありゃあ、あと5分長引いたら危なかったな、と小声で言っていた。
明けて新年。
4日の初出勤日。9時からまた社長の年頭のご挨拶。
そこでまた、「こういうご時世だから仕事が入らない。儲からない。給料が(以下略)」さらに、「うちは、よくある同族会社ではない。以前はそうだったが、いまは前に会社を牛耳っていた一族が手を引いたので、みなさんも会社経営に参加することが出来ると何度も言っているが、皆さんのそういう意識は低いようだ。もっと積極的に経営参加して欲しい」
経営参加って、どーするのさ。あ、会社の株を買ってほしい?
そんな金あるか~~~~。
例えあったって、だれが損することわかった株を買うよ?
だいたい、「こういうご時世」社員の方が自分の年収で身に染みて知っている。役員はそれなりの報酬はもらっているだろ? 会社の儲からないのはご時世のせいだけではない。経営のほうにも問題がある。黙って座っていても仕事が入ってくるなんて思ってはいないだろうが、積極的な対策をしているなどという話は寡聞にして聞かない。
年末年始にあんな士気の下がる話をすること自体、馬鹿げている。おかげで士気が下がるどころか地にもぐって気がついたら地球の中心を通り越して南米まで来ていたよ。おかげで却って陽気になっちゃったよ、ハイホ~!
そんなこんなで、今年も年収が減るどころか会社存続の危機を確信した新年であった。
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