おいこら、その選挙カー！（候補者は頓服薬）

　今日は比較的早めに会社を出れたので、まだ充分明るい道を例の如く駅まで歩くことにした。

　今日は、昨日までとはうって変わった快晴といっていいくらいの良い天気で、日中の間室内は暖かだったが、朝夕はかなり冷え込んだ。でも、歩くにはちょうどいい。
　だが次の日曜が選挙なため、選挙運動もヒートアップしていた。要するに必死な選挙カーがウザイのである。

　「まあ、あと2日くらいの辛抱だし。」

などと思いながら、うるさい選挙カーを出来るだけ意識しないで歩いていた。そも、私なんぞに声をかけてもここの選挙区には投票権がないので無駄な努力である。
　しかし、「車の中からご声援ありがとうございます ：-）」「ご通行中の皆様、ご声援ありがとうございます ：-Ｄ」って多分ほとんどが無視してるぞ。

　そんな中、一台の選挙カーがこっちに向かってきていた。その候補者の名前は、たしかコバヤカワといった。彼の車は、例に漏れず、名前の連呼をしていたが・・・。

「コバヤカワ、コバヤカワでございます。今回久留米市議会議員に立候補いたしました、コバヤカワでございます。
みなさん、コバヤカワの半分はやさしさで出来ております！」

・・・って、をい！オマエはバファ○ンか！！

私は歩きながらマジで吹いた。って、それもろパクリだし。私はもう笑いをこらえるのが必死で、その車が通り過ぎるまで口を押さえていた。通り過ぎてからわめいた。

「バカヤロウ！　吹いたじゃねぇか！」

おまえ、本当に選挙に受かる気あるんかと。

問い詰めたい。小一時間問い詰めたい。

とりあえず、ネタをありがとう。

ついでにこれも。

■以前書いた「吉野家」テキスト；選挙編

ちょいとそこのあんた、聞いてくれよ。スレとあんま関係ないけどさ。
今ね、市議選かなんかで選挙屋がうるさいんです。選挙屋。
朝なんか駅の前にいろんな候補者や応援団がめちゃくちゃいっぱいで通りにくいんです。
で、無視してよけて通ったら、わざわざみんなこっち向いて
「おはようございます。」とか「行ってらっしゃいませ。」とか口々に言うんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前らな、市議選如きで普段来てない駅前で頭下げてんじゃねーよ、ボケが。
市議選だよ、市議選。
なんか親子連れとかもいるし。一家４人で市議選か。おめでてーな。
よーしパパ今度も受かっちゃうぞー、とか言ってるの。もう見てらんない。
お前らな、俺は○○市民ちゃうからおべんちゃらひっても無駄だと。
選挙ってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。
選挙カーのウグイス嬢同士、すれ違いざまにいつ喧嘩がおっ始まってもおかしくない、
刺すか刺されるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。老人と子供は、すっこんでろ。
で、やっと駅から出たと思ったら、某候補の選挙カーが、「市議候補の某です。よろしくお願いしま～す。」
とか言ってるんです。
で、無視したら「あなたの声しっかり受け取りましたぁ～。」とか勝手に言いやがるんですよ。
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、誰もオマエの応援なんかしてないっちゅーんだよ。ボケが。
得意げな顔して何が、「あなたの声」だ。
お前は本当に市民の声を届けたいのかと問いたい。問い詰めたい。小１時間問い詰めたい。
お前、選挙に受かりたいだけちゃうんかと。
選挙通の俺から言わせてもらえば今、選挙運動での最新流行はやっぱり、
ラップ、これだね。
それに大盛り汗だくギャグ。これが通「清き一票」の頼み方。
ラップってのは韻を多めに踏んでいる。そん代わりちょいカルめ。これ。
で、それに大盛りギャグ（風刺モナー）。これ最強。
しかしこれをやると次から選挙に出られないという危険も伴う、諸刃の剣。
素人にはお薦め出来ない。
まあお前みたいな奴は、単に候補の名前の連発でもやってなさいってこった。