アタマにｷﾀ━━━ヽ(`Д´)ﾉ ━━━ !!!!!

　　昨日は（「も」か）忙しくて土曜出勤だったが、大雨に見舞われた。その煽りで家から駅まで行く間と、駅を出てバス停まで歩く間、2回も自動車に水をかけられた。

　なんで、歩行者がいるのがわかってて、スピードを緩めることなくむしろすっ飛ばして真横を通り抜けるのか、その神経がわからない。特に自動車の水ハネなんて、だいたいやったもん勝ちで、ほとんど訴えられることもない。かけられたほうは、だいたいが犯人の車のナンバーや車種を見る余裕がないからだ。怒りと情けなさの中で、泣き寝入りするしかない。
　一番酷かったのは、最初勤めた会社に行く途中のこと。このときはもう、頭の先からバッシャリと水をかけられ、ずぶぬれになった。下手人の車を確認できる状態になったときは、すでに件の車は遠くの点になっていた。まだ眼鏡だった時のことである。

　それ以外でも、多少の水ハネなどは枚挙に暇がないくらいだ。最近は前方から車が来る場合は、大体構えて傘で受ける余裕も出てきたが、後ろから来られた場合がいけない。今回も2回とも後ろから飛ばしてきた車にかけられた。最初の方はムカッとしたはしたけど、そこまで被害もなかったし、多分かけたほうも悪気はなかったのだと思う。スピードもたいして出していなかった。

　腹が立ったのは2度目の方だ。

　私が歩いているのがわかっていてスピードも緩めず、敢えて路肩に溜まった水目がけて走りこんでぶっ掛けて行きやがった。おまけ道路の状態が悪く水もたっぷり溜まっていて、しかも泥水だった。下の方からバッチャリとかかったので、お尻から下がびしょぬれになってしまった。真冬なら確実に風邪をひいていたところである。
あれは、絶対わざとだと確信している。何故なら、同じ場所でも他の車はそこまで水しぶきは上げず、水たまりを出来るだけ避け、注意して通っていたからだ。水しぶきを大胆に上げて通ったのは件の車だけである。腹がたったが、車のナンバーの確認はやはり出来なかった。かなりスピードを出していたせいだが、かけられた瞬間自分も呆然とするからもあると思う。交差点の近くだったので、それに引っかかってくれればナンバーも確認できたが、それでも果たして警察に通報してどこまで保障されるだろうか疑問である。ましてや、直接運転手に抗議したとして、どれだけ相手にしてくれるだろうか。しらばっくれるか、何時ぞやぶつかってきた自転車ヤローのように、ふざけた言い訳をされてさらにいやな気分にさせられるかもしれない。しかし、自転車も自動車もさすが、久留米クオリティーである。

　こうなったら、常にメモを用意して、次回は必ず警察に通報して試してみようと心に決めた次第である。果たして車のナンバーが読み取れるかが問題ではあるが。

　このことで思い出したが、最初入った会社での出来事である。

　ある日突然ある電話が入ったことから話は始まる。
　それは男性からの電話で、彼が言うには、「車に水をかけられた。その車体にお宅の社名と電話番号が書いてあったので、電話をしている。実は、新幹線で東京に向かう予定だった。しかし、水をかけられたせいで、着替えに戻らねばならなくなり、結局予約していた新幹線に乗り遅れ、チケットがパアになってしまった。それで、クリーニング代と新幹線代を払ってくれないだろうか」ということだった。電話のしゃべり方は田舎のオヤジだったが、脅すでもなく比較的丁寧だったそうだ。しかし、その日も前日も天気はすこぶる良く、いったいそのオヤジが何処で水をかけられたのか謎であった。まあ、晴れていても工事なんかで水たまりが出来ている可能性もないではないが。
　それで、話に出た車が工場のものだったので、工場長に聞いてみたが、ここ数日水溜りなんぞ見た記憶もないという。証拠もないが、十中八九、お金が欲しいだけの嘘だろうということになった。多分どこかで同じ事をやって、まんまと慰謝料をせしめたのだろう。しかし、そういうような相手なのでむげには出来ない。それで、Ｈさんという設計の人が男に会いに行くことになった。博多駅で男に会って交渉を終えたＨさんは、晴れ晴れとした顔で帰って来た。色々話を聞いて、菓子折りだけで相手を納得させることが出来たらしい。おそらく騙せない相手だと気がついたからだろう。因みにHさんは優男だが、柔道は強いらしい。だから、着やせをしているがけっこうがっしりとした体格をしている。ただ、ちょっぴり基礎学力が不足しており、優柔不断な面もあったので、交渉にあたって少し心配したが、余計な心配だったようだ。

　そういうことを考えたら、逆に例え本当に水をかけられたとしても、証拠なしでは泣き寝入りということになるような気がする。しかし、そんな証拠なんてだれも出せないだろう。たまたま誰かの写真やヴィデオに写ってない限りバックレられたらおしまいだ。かといって現行犯逮捕も無理。
　結局は、歩行者が気をつける以外方法はない様である。

****

　「私もそれでムカついたことがある！」という方は特に、
　クリック→人気ブログランキング←お願いいたします。