まあ、予想通りの結果だったワケだが
ご出産、おめでとうございます。
しかし、あまりにも見え見えの展開を見せられて、しらけムードなのは私だけかな。大方の人が言ってるように、ご懐妊が発表された事からして男子は確実だったんだろう。まあ、皇太子ご夫妻も愛ちゃんを天皇になさるおつもりはなかったのだろうから、これでいいのだろうけど、やはり雅子様にはこれからまたキッツイ試練が待ってると思う。心からご同情申し上げる。本当にお気の毒な方だと思う。
雅子様にしろ、紀子様にしろ、女性は子どもを産む道具ではない。肉体的にも精神的にも、あまりご無理をさせないで欲しい。いつかお二人が、皇后様のように自然な笑顔を取り戻し、穏やかに微笑むようになられますように。
しかし、何で女性じゃダメなんかな。だってさ、ご先祖のアマテラスオオミカミ様は女性だもの、元にもどるだけじゃん。
とは言っても、私は天皇陛下の性別はどっちでもいいんだ。ただね、今の両陛下の平和を願うご意志をちゃんと継いでくれる人じゃないとダメだと思う。皇太子殿下はきっとそれを継いで下さると思う。でも今度の坊やが皇位を継承する頃には、当然今の陛下も皇太子殿下もおられないワケだし、その頃国際情勢がどうなってるかもわからないし、ひょっとしたら悪しき歴史を繰り返しているかもしれない。それだけはカンベンして欲しい。もしもふたたびナショナリズムに煽られ、戦いに国を向かわせるのに利用されることがあるなら、天皇制などないほうが良い。
とにかく、日本のダメダメ外交のなかで孤軍がんばっておられる、今の両陛下の平和へのご尽力を台無しにだけはして欲しくないと切に願う。正直、このところ嫌な方にまた歴史が流れているような気がしてならない。
まあそれはともかく、あの鬼畜な人たちが、このニュースについてどう対談するかがちょいと楽しみではある。
【追記】
「きっこの日記」のきっこたんが、この件についてカゲキな内容の日記をアップしたが、今は削除されている。彼女はエントリーの日にちを間違えたからと書いていたが、果たして同じものが掲載されるかどうかわからない。というか、スタンスを少し変えないと掲載されてもソッコーで削除されるだろう。
しかし、某所でリンクされているキャッシュを呼んだ限りは、要素としては、私のこの記事の前半で書いていることと似ていると思った。もっとストレートでもっともっと扇情的に書いていたけれど。
確かに書き方はどうかと思う。ああいうことは人によっては日常の会話でもガンガン言う人はいるし、周知のことと思っている人もいるだろう。誰も書かないだけだ。そのふがいなさをきっこたんは怒っていた。しかし、ここは日本、英国のようにそういうことを口さがなくメディアに書ける国ではない。
先に書いたように、私は天皇が男も女でも構わないし、今回の親王誕生も否定するものではない。少なくとも今の周辺状態では、愛子様にとって皇位は荷が重過ぎる。
私はきっこたんが書いたこと全部に賛同するわけではないし、同じ女性として女性に浴びせてはいけない言葉があると思う。
しかし、私が、そしてたぶんきっこたんも感じているからだの芯からふつふつと湧くような怒りは、男性にはわかるまい。女性に無理強いすること、一生懸命胎内で育み、必死で産んでも報われない、産んでも産めなくても針の筵、そういう世界が(宮家であれ、王家であれ、良家であれ、普通の家庭であれ)果たして健全な世界であるかは大いに疑問である。
「生まれてくれてありがとう。」
「産んでくれてありがとう。」
それぞれが素直にそう思えることが一番幸せなことなのだと思う。
最後に、TONOという人の「カルバニア物語」から引用して終わりたい。これはタンタロットという公爵が自分の娘エキューに爵位を譲ることについて語った言葉だ。
あれは、私の連れ添いが命を懸けて産んだ娘なので・・・。
あの子が産まれた時、誰もがため息をついた。私の妻が、最愛の妻が命をかけて産んだ子供に「なんだ女か。」と、ため息をついた。
その日から私はがむしゃらにやってまいりました。こんな世の中を少しでも変えたいと思ったからです・・・。
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コメント
コメントありがとうございます、制度としての天皇制に賛成はしない立場ですが、現天皇への理解は共通すると思います。政治利用はもう終えるべき時だと思うのですが・・
投稿: じゅん | 2006年9月 7日 (木) 21時20分
じゅんさん
わざわざコメントありがとうございます。
私もかつては天皇制には否定的でした。
でも、プラス面を考えたら、現両陛下のスタンスを保ってくれるなら、悪くないと思うようになりました。
まったく、妙な政治利用に使って欲しくないですね。
投稿: 黒木 燐 | 2006年9月 8日 (金) 12時50分
現天皇でと言うと、バイニング婦人の非暴力の信仰から大切なものを受け取っていると感じます、恐らく皇太子の、次男は??と思いますが。
投稿: じゅん | 2006年9月 9日 (土) 21時24分
じゅんさん
ということは、前天皇の代からキリスト教(の一派であるクエーカー教)の影響を多大に受けておられるということですね。
神道である天皇家にキリスト教の影響があるなんて、面白いですね。キリスト教の教義に関しては、賛同できないものも多いのですが、博愛精神とか、学ぶことも多いですね。
ここじゃ書けませんが、いろいろなことを想定してみると空恐ろしいと感じます。
投稿: 黒木 燐 | 2006年9月11日 (月) 01時57分