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2006年9月29日 (金)

日々雑感:下請けダメ出しと「ぷっちょ」禁止編

肥えた。

 高校時の最盛期体重にほぼ戻ってしまった。せっかく20年ほど前に(そんなになるのか!)親不知の抜歯で大量出血アーンドそれによる食欲不振で、かなり体重が減って、それ以来痩せてはいないがまあまあ腹が出ている程度だったのに、今では長州小力もどきまでになってしまった(顔ではなく体型が。念のため)。

 それもこれも「ぷっちょ」のせいである。もちろん、スポーツジムを辞めたりしたための運動不足が原因でもある。しかし、好きだからって毎日食べていては脂質・糖質共にオーバーである。一袋を買って2日で食べようと思いつつ、つい全部数時間で食べてしまう。中毒か。でも、ソフトキャンディ部分とグミ部分を口の中で分別する作業が好きなんだよな~。で、先にヨーグルトキャンディ部を飲み込んでからグミ部分だけゆっくり味わって食べるのだ。一粒で2度おいしいのである。それにしても、最近のぷっちょは昔に比べてグミキャンディの数が減ったと思うのは私だけだろうか。ひどい時にはまったく入ってなかったりする。責任者出て来い(笑)。

 話は変わるが、多くの会社が下請け会社を使っているように、うちの会社も何件か下請けを依頼している会社がある。総員4人の設計部では全物件に対応できないからだ。その中のひとつだが、なんというか、だんだん腹が立ってきたものがあった。
 うちは設計会社なので、最近の風潮に遅れず図面関係を描くときにCADを使っている。その会社の送ってくるCADのデータが実にいい加減なのである。
 今は電子納品といって、環境に配慮し紙の使用を削減するために、成果品は最小限に抑え、データで納品するようにしている。だから、CADデータの場合もそれに合わせて線の色や太さ、レイヤーを指定している。
 それが、先方(下請け)のCADソフトの違いなのか、他に理由があるのかわからないが、まったく色や太さが違う図面を送ってくるのだ。それで結局こっちが線の色を変え、太さを変え、レイヤを分けなおし・・・となることとなり二度手間なことこの上ない。それも役所からの変更や、下請け会社自体のミスなどで、何度も訂正が入る。その度に同じ作業をさせられ、だんだん切れそうになった。線の色や太さは拡張子変換時に変わってしまうのかも、と、善意に解釈できるが、実際A1サイズ(841mm×594mm)で描いてある図面なのに指定用紙がA0サイズ(1189mm×841mm)になっていたり、用紙の基準位置が座標0よりも数センチずれていたりするのは、どう考えてもそうなるのかわからない。まるで、何人かが描いているのに、設定をあわせていないとしか思えないのだ。業を煮やして、このように描いてくれ、無理ならせめてレイヤ分けと色だけでも統一してくれと見本を送ったが、まったく効果なし。部長代理に聞いたら、「よくわからないから出来ないって。」と渋い顔で言われた。総数47枚、うちで描いたものもあるが、それでも40枚近く「うがー!」となったが、原寸図面は全部黒インク、縮小版も平面図以外は黒インクで出力するからもうそのままでいいよといわれ、匙を投げた。
 それでも、プロッタやプリンタで出す時に、こっちが苦労するので紙サイズと描画位置だけは訂正を余儀なくされ、平面図も計画線を黄色で描かれていてカラーだとほとんど何が書いてあるかわからないので、大雑把に色を訂正した。しかしデータも提出するので色もレイヤも線もむちゃくちゃのままなので、非常に不本意なものとなっていた。
 とりあえず、納品は終わった。しかし、数度にわたって地道にちまちまと色・レイヤ・線種を訂正していた私の努力は空しく消えてしまった。何度修正しても、元の状態で戻ってくる数々の図面。私は、山の上まで大岩を押し上げさせられ、頂上まで届くと麓まで転げ落とされる、ギリシャ神話のシシュホスを思い出して、口の端から空しい笑いが漏れるのであった。

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2006年9月26日 (火)

芋虫様

 今朝、となりの愛犬さくらちゃんが脱走してうちに遊びに来たので、妹がとなりに連れて行った時に、そこの門扉の前で、さくらちゃんがまるまるとした青虫を見つけたそうです。

060926_0737_2060926_0735 十円玉から考えてもかなり大きい幼虫です。おそらく、そろそろ蛹になるのに場所を探していたのではないかと思われます。おしりにとんがりがあるので、おそらくスズメガの仲間だと思いますが、詳しい種類はわかりませんので、昆虫ブログさんにたずねてみようと思います。

 お返事をもらいました。http://insects.exblog.jp/5760124/ モモスズメという蛾だということです。予想が半分当たりました。

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ワールド・トレード・センター

 ここによくコメントをくれて嬉しい、高校からのクサレ縁の(爆)(いやいや、良い縁です。ヨーカンありがとう)しなさんが、試写会の葉書があるというので、映画「ワールド・トレード・センター」を見に行った。

 試写は9月24日の午後2時半から。開場前から長蛇の列だったそうで、場内は満員。それでもしなさんは、わりと見やすい真ん中あたりの席を取ってくれていたのだが、前に座った若い男の座高が高く、字幕の見えにくいのなんの。背の高い人は少しは気を遣って欲しいものである。こういう時に英語が出来たら良かったと後悔するが、今更遅い。

 旅客機が衝突したあとの、ビルが壊れる前までに惨状でかなりきてしまった。うっかり涙がこぼれたが、ハンカチを何処にやったかわからなくてこまった(帽子と一緒に持っていた)。
 さすがに映像は実際の映像も交えて迫力だったが、いかんせん、始まって30分くらいで両主人公が生き埋めとなり、それからがちと辛かった。まあ、そういうテーマの映画だから当然といえば当然だが、これからどー進行させんの?と思ってたが、主役達が地下に埋まって生死と戦っているシーンと、彼等の家族が苦悩するシーンと上手く絡めていたと思う。「ユナイテッド93」のほうが面白い、退屈でつまらない映画という批評もあるが、静と動の違いもあるし、特に妙なプロパガンダ色もなく、まあ、これはこれで良いのではないかと思う。
 しかし、主人公達が酸素ボンベの準備中にビルの倒壊に遭い、救助活動する間もなく埋まってしまったというのも盛り上がりに欠ける要因かもしれないが、これは事実に基づいた話だし、ましてやビルが倒壊するなんて誰も予想しなかったことである(とはいえ、ビルは1時間40分がんばってくれたのだが)。班長(マクローリン、主役)が酸素ボンベにこだわったのは決して間違った選択ではない。常に酸欠や一酸化炭素の危険に晒される火災時の救助活動に酸素ボンベは必要な物である。
 それにしても、あんなでかいビルが2棟も崩れ落ちたのに、僅かではあるが30人近い人が生き延びたなんて信じられないことだ。もちろん、レスキューの人たちが命がけで救助をしたからということも忘れてはならない。それでもヒトという生物が、いかにしぶといかということを考えて感動してしまう。

 上映時間中、みな息を呑んで見ていたのか、とても静かだった。さすが大人映画、子どもがいないと静かなもんだ。寝てた人もいるかも知れないが。
 終盤、主人公二人が助け出されたあたりは、あちこちで鼻をすする音が聞こえた。本当によく助かったものである。ある海兵隊員が、諦めずに日が落ちたあともずっと探していたから発見され、救助に至ったわけだが、やはり「精神力と体力」、そして物理的に良い場所にいたという「運」、これらがあったればこそ助かったのだろう。瓦礫に埋まり身体を挟まれ膝を潰され激痛に長時間耐えるのも辛いが、何回もおきる崩落や火事、そして仲間の遺した銃の暴発等、何度も訪れる生命の危機といつ救助されるかわからない不安の中で、正気を保てること事態が難しいだろう。しかし、救助後数週間に渡って麻酔漬けにされたマクローリンは、その後も大変だっただろう。彼らは救助後も生きるための戦いを続けたのだ。
 ところで、もう一人の主人公はヒメノという苗字だが、日系かと思いきや、スパニッシュ系だった。スペイン語でJは「は行」の発音になるからJimenoと書いてヒメノと読むのだ。因みにJapon(日本)は「ハポン」と発音する。

 911テロのWTC跡を爆心地(グラウンド・ゼロ)と呼ぶことについて、私には抵抗があった。しかし、確かにあそこは小規模なヒロシマ・ナガサキの様相を呈していた。あの時はこのような、瓦礫の中で生死の境にいる被災者がもっと広範囲にわたっていたのだ。それも救助の可能性がほぼゼロで、焼死や圧死を待つばかりの生き埋め者たちが。私は瓦礫に埋まった彼らを見ながら、あの日のヒロシマ・ナガサキに思いを馳せずにはいられなかった。
 また、救助に行って命を落としたものや有害物質を吸って身体を壊し、今も障害に苦しんでいる二次被害者がいることも共通している。

 あの911大規模テロは、たとえ、根底にどのような理由があろうとも許されないことだ。しかし、その後の対応は果たして正しかったのか大いに疑問である。アフガニスタンに報復攻撃をしたことは正しかったのか。もっと他の方法で報復することは出来なかったのか。その後何故か始めたイラク攻撃は必要だったのか。
 その答えは、今の世界状況を見ればわかるはずだ。
 果たして、100年後、歴史はどう流れ、その頃の人類は歴史に何をみるか。しかし、今の世界情勢では、その100年後が果たして無事にあるかどうかすら、わからないのだ。

 体力も気力も消耗し、眠ってしまったヒメノの夢にキリストが現れた。現代のキリストはいみじくもペットボトルの水を差し出した。ヒメノは飲めばよかったと冗談を言っていたが、きっとそれを飲んだら死んでいたかもしれない、と、映画を見ながら思ったものだった。

 キリストといえば、主はおっしゃった。「右の頬を打たれれば左の頬も差し出せ」と。もちろん、そこまでする必要はないが、キリストが言わんとしたことについては、わかるような気がする。私はクリスチャンではないし、特に信心する宗派もない。しかし、圧倒的にクリスチャンの多いアメリカ合州国で、多くの人は何故、キリストの言葉を思い出すことがなかったのか、何故声高く復讐を叫び、攻撃を望んだのか。その先にいるほとんどの人が、テロリストとはまったく関係のない、911犠牲者と同じ無辜の人々だったのに。さすれば、宗教にどんな意味があるというのか。
 しかしながら、実行が難しいからこそ、あえてキリストはあのような言葉を遺したに違いない。

 今は人々の善意を信じ、それに希望をつなぐしかないだろう。

 命を奪うことは容易い。しかし、救うことは往々にして難しい。だが、命を救えた時に得る喜びは、どんな魂も揺さぶるほどのものだ。この映画を見て一番に思った感想はこれだった。

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2006年9月23日 (土)

財布を落として陰気なサザエさん

 昨日、母が出先で財布を落としたらしい。

 家最寄の駅に着いたので、いつものように家に電話をしたら、妹が出た。まあ、珍しいことでもないので、何か買って帰るものはないかと聞いたら、夕食の用意を何もしていないらしいという。なんだ、また玉遊びに行ったのか、それにしては何もしてないとは珍しいと思ったら、財布を落として警察に遺失物届けを出してきたところらしい、今ブツブツいいながらお米を研いでいると言う。

「財布を落としたぁ~?」

それで、現金はいくらだったのか、カード類等重要なものは入ってなかったかと聞いたら、現金が三万ほどと、カード類が入っていて、主要なカードは使用を止めてもらったという。
 こういう状態で、警察に届出を出しに行き、カードを止めるまで自分で出来たのだから、70過ぎにしては上等である。パニクって訳がわからなくなる人も多くいるだろう。それでもかなり落ち込んでおり、「情けなくて死にたい。」など言っているという。三万円で死なれても困るが、とりあえず夕食の買物をして急いで帰った。

 その後、残りのカードも念のため使用を止める電話を入れ、とりあえず、あとは様子を見るだけとなった。どこで落としたかさっぱりわからないという。まあ、落としたのがわかったら、盗られる事もなかったとは思うが。

 流石にかなり落ち込んでいた。そりゃあ、私だって財布を丸ごと落とせば相当落ち込む。3万円も私が3日以上働いたくらいの金額である。回数券3枚を落としたくらいで落ち込んだ私だから、ひょっとしたらもっと落ち込んでいるだろう。しかし、ここはなんとか慰めねばならない。で、きっとこれで大きな事故を逃れたんだよ、きっと拾って着服したり、悪用しようとした人は、ヒドイ目に合うよ、とか、いろいろ慰めたが、埒が明かない。夕食も残してしまった。
 しかし、その後紅茶を入れて妹の友人の子供の修学旅行土産のお菓子を食べる時には、起き上がって食べていた。なんとか大丈夫のようである。

 しかし、大体日頃は現金はあまり持ち歩かないのに、なんで財布に三万を入れていたかというと、10月にある同窓会に出るためにおろしたお金らしい。気が早いとは思いつつ、間の悪いというか、よりによってというか、世の中そんなものである。同窓会にはもう行かないとか言いだした。まあ、時が経てば気も変わるだろう。

 人間、誰にでも魔が差すことがある。絶対にものをそれも財布を落とさないなんて確証はない。
 くれぐれも、持ち歩くカード類は最小限にしておき、万一のときはすぐに電話して使用を止めてもらえるようにしておいたほうがよさそうだ。それから、健康保険証も財布に入れることは避けたほうがいい。

 それで、さっそく財布の整理をして、使わないカードを仕舞った黒木であった。

 母は一晩明けたらだいぶ落着いたようである。

 それにしても、落とした財布を最初から諦めねばならなかったり、カードの悪用を前提した対処をせねばならなかったり、人の善意をまったく期待できないとは、世知辛い世の中になったものである。

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2006年9月22日 (金)

ヤスバンドとMojo ライブのお知らせ

 友人のブルースバンドがライブをやります。 お近くにお越しで、財布と時間に余裕のある方は是非聴きに来て下さい。

9月23日(祝日/土)
SOUL BIRD(元福岡ブルーノート)にて
時間:開場17:30 開演18:00
お代:2500円(ワンドリンク付)
http://yaplog.jp/blues-yasu/archive/321#ct

 煙いけど、すっごく楽しいライブです。
 ブルース好きもブルースを知らない人も、是非、試しに聴きに来て下さいませ。私も行きますので、お会いできるかもしれません。

■以下、以前の記事を再掲載。■

Photos002yasu_4 今日は友人(招き猫の)の彼氏のやっているヤスバンドと、その彼氏の友人たちのやってるモジョ・ジョジョもとい、Mojoというバンドを紹介します。

 彼らはブルースバンドなので、ロック畑の守備範囲の狭い私には、演奏曲目の中でピーターガンとかの一部しかわかりません。photos003mojo しかし、ライブは派手で面白いのでよく行きます。彼らは2バンド一緒でライブをやることが多いのですが、終盤2バンド入り乱れて演奏する時がなかなか派手で楽しいです。

 とりあえずUPされた写真でお楽しみください。
 また、ライブ情報があればここでもお知らせしますので、会場近辺(福岡)の方は是非見に来てくださいね。耐震偽装やBSEなどの似非だらけの世の中で、モノホンのブルースが聞けますゼ。

 Mojoのドラムとキーボードは色っぽいオネエサンたちなのですが、彼女らの単体写真のネガが見つからないので、見つけ次第アップします。そろそろ膨大なネガの整理をしないとイカンなあ。

photos001yasu photos004mojo photos005mojo

photos006mojo  なんと、知る人ぞ知るあの方も飛び入り参加。良い声を聞かせていただきました。(クッキング・パパのうえやまとち先生です。)
 なお、真ん中の心霊みたいなモノは煙草の紫煙がたまたまフラッシュに浮き上がったものです(「どう見ても紫煙です。本当にありがとうございました」ってつい書きたくなるけど)。会場もすっげぇ煙草で煙たかったからなあ。

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2006年9月19日 (火)

アメリカが日本を潜在的に怖れている?

 神浦さんのサイトで9月18日付けの最新情報に書いてあったが、神浦さんが最近読んだ本に日本の核武装を一番恐れているのはアメリカだ、と書いてあり、ちょっと以外だったと記述されてました。
 まあ考えたら、報復の権利というものがあるなら、アメリカに核兵器を使うことに於いて、一番権利のあるのは実験感覚でアメリカから二度も核テロをされた日本だろうから、軍事的考慮以外の深層に「仕返しをされるかもしれない」という恐れはあるかもしれませんね。ちょっとザマーミロだわ(←本音)。

 くどいようですが、私は核武装反対の立場です。ですから、核を持たずにどうしたら核に対抗できるかという道を考えるべきだと思います。力に同じ力で対抗することはたやすいことですから。

 ところで、きっこの日記のきっこさんに、出版お祝いメールを出したら、今日UPされた記事(日付は18日)に、その他大勢の中だけど名前が載っていました。ちょいと嬉しいです。下の名前だけだったので、ひょっとしたら別人かもしれませんけどね。

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2006年9月17日 (日)

台風13号(サンサン)続報

Shanshan18septroot19  台風は夕方佐世保に上陸したようだけど、太宰府も今、相当風が吹いています。
 家が揺れてます。さっきすごい突風が吹いたけど、猫がびっくりして飛び起きました。今までいろいろ台風を凌いできたけど、今回はかなりすごいです。夜っていうのが、周りの状況がつかめなくて怖いですね。もう風の音がゴウゴウっというより、轟々いってます。たまにすごい突風が吹くのが怖いです。
 宮崎では竜巻の被害がありましたが、カンベンして欲しいですね。(19:30) 

 中心が近くを通ったらしい8時ごろに風雨が収まり、その後また吹き返しが始まりましたが前半ほどの勢いもなく、いまはすっかり風雨も治まっています。しかし、久々に怖い思いをした台風でした。
 この分では、明日は無事に放生会が再開されることでしょう。(22:10)

平成18年09月17日18時50分 発表
<17日18時の実況>
大きさ -
強さ : 強い
存在地域 : 西海市付近
中心位置 : 北緯 32度55分(32.9度)
      東経 129度35分(129.6度)
進行方向、速さ : 北北東 35km/h(18kt)
中心気圧 : 950hPa
中心付近の最大風速 : 40m/s(80kt)

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サンサンたん襲来!!

 ■台風前線■

Shanshan18septroot  萌え台風サンサンたん、直撃の恐れがでてきたぉ?

 しかし、馬路で困った。いや、マジで困った。せめて火曜の朝あたりにしてくれれば良かったのに(殴)、とかいう不謹慎な冗談は置いといて、北部九州にも既にその影響における大雨で災害が出てるし、アバズレ台風になる可能性満々である。

存在地域 :枕崎市の西南西 約250km
中心位置 :北緯 30度20分(30.3度)
       東経 128度00分(128.0度)
進行方向、速さ 北北東 :35km/h(18kt)
中心気圧 :940hPa
中心付近の最大風速 :45m/s(85kt)

Shanshan18septtenkizu  それにしても、今は放生会の真っ最中である。テキヤさんたちはせっかくの三連休で売り上げを期待していただろうに、とんだことになってしまって気の毒である。金曜の夜も雨模様だったので、いつもなら参道に人がぎっしりで10m進むのも大事だったのに、それなりに人はいたが意外と空間があった。もっとも台風シーズンにあるお祭りであるから、これまでもこういうことはあったんだろうけど。しかし、参道の両サイドに店がずらっと並ぶのが壮観なお祭りな Shanshan18sept_1 のに、テントが飛ぶよね。いったん撤収するんだろうけど、大変だ。他人事ながら、台風がさっさと行ってしまって、明日の最終日には例年通り賑わうことを祈っている。

 既に風雨が強まっており、時折かなり激しい風が吹いています。今後の様子は、また報告いたします。でも、ネットにつなげなくなったら大変だなあ。

◆参考 : デジタル台風 / tenki.jp

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2006年9月16日 (土)

セイなる薬の話

 道路沿いなどにあるアヤシゲな薬局に、すごい名前の薬名が書いたノボリがわんさと立てられているのを見たことがあるだろう。今日はそういった話をちらほら。

 ある日友人のウワバミねこKちゃんと居酒屋に行った時の話。彼女が私に聞いてきた。

        「メスコンって知っとぉ?」

 

続きを読む "セイなる薬の話"

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2006年9月15日 (金)

きり子

 きり子のお腹のガンが、かなり大きくなってきた。

 手術をしても、ユキやこみみと同じ轍を踏みそうなので、投薬だけでしのいでいた。しかし、胃を荒らして吐きだしたので、しばらく控えていたが、流石に傷口が痛んで来たので再開をせねばならない。
 しかし、本人もキツそうだが、こっちも見ているだけで辛い。安楽死も考えたが、やはり、苦しまない限りは最後までその選択はしないほうがいいと思う。昨日はエリザベスカラーを一回り大きいのにされて、憮然としていた。
 腫瘍は去年からあったが、今年の春あたりから急に肥大を始めた。ただ、ユキやこみみとちがって、内部ではなく外部に癌が成長しているので、見た目はスサマジイが、まだ命を永らえているんだと思う。

 例の猫殺し作家の事件の時問題提起されたが、確かに避妊手術も生まれた子を殺すことも人間の勝手であり、犬猫にとってはどちらもありがたいことではないだろう。しかし、色々プラスマイナスを考えたら、ペットにも飼い主にも最良の方法が避妊手術だと思うのだ。
 ここら辺、動物を飼っている人にも抵抗があるだろう。ましてや飼っていない人にとってはどちらも五十歩百歩、いや、目くそ鼻くそ程度の違いかもしれないが、けっして同じではないと断言する。

 私も昔は抵抗があり、今だって避妊手術をさせるときはものすごく申し訳なさと罪悪感でいっぱいになる。だけど、私がきっぱりと彼女らがまだ若い頃避妊手術の決断をしていれば、彼女らを癌で苦しめなくてすんだのである。彼女らが歳を取ってから子宮蓄膿症に罹り、やむなく手術をしたが、遅い手術が祟って癌を誘発してしまったのだ。もちろん、高年齢になってからの手術はそれだけでリスクがあがるものである。

 野生動物であれば、人間がそういうことをコントロールしてはならないだろう。

 しかし、犬も猫もその他のペットも、人間が家畜化してしまったものであり、そのコントロールは責任持って人間がせねばならない。それは進化の途上でヒトが手を加えてしまったことなので、やむないことなのだ。
 そしてその上で償いと感謝を込めて、精一杯の愛情を与え、彼等と最良のつきあいをすることが大事だと思うのだ。

 とはいえ、私はきり子にそこまでしてあげているとは言えない。なにぶん今まで猫の数が多すぎたから。もちろんそれも飼い主の責任である(ただし、弁解するが、増やしたのは私ではない)。

 だから、これからあと何ヶ月か何週間か最悪何日かもしれないが、きり子には出来る限りのことはするつもりである。

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2006年9月13日 (水)

日々雑感:パンクがパン食う季節編

 すっかり秋である。
 朝夕寒くなったので、革ジャン・ブーツ・偽皮のキャスケットと久々に正装(笑)して出勤。流石にバスの中で汗だくになる。バスが信号停車している間に革ジャンを脱ごうとしたら、半袖T-シャツの腕が汗だくでなかなか脱げない。バスが無情に動き出し焦ったが、からくも脱ぐことが出来た。

 一昨日は911の記事を書いたが、そういえば1年前はあの腹の立つ衆院選だった。華麗にスルーしてしまった。あの男が首相になってからムカつくことばかりである。やはり香具師は悪魔に魂を売っているのかもしれん。

 仕事前のウォーミングアップで(笑)いつものサイトをざっと巡回。最近通い始めたじゅんさんのところで、

>いまニュースで宮内庁だかの人間が、「おぎゃーと、おっしゃって、おられました」(以下略)
 http://pueblo.seesaa.net/article/23659750.html

という記事を読んで会社なのに思わず吹き出しそうになった。なんとなく青池保子のマンガにありそうなネタである。しかし、新生児はやんごとなき身分であれ、俗界の身分であれ、おぎゃーと泣くものであろう。皇孫というブランドがついただけで、「おぎゃあ」という泣き声すら有難く感じるらしい。まったく人間とは面白いものである。

王の側近A「おお、元気な男のお子様じゃ。」
側近B「なんと、王にそっくりな面差しじゃ。」
側近C「めでたいのう、めでたいのう。」
側近A「おおお、アルフォンソ様がおぎゃぁとおっしゃっておられるぞ。」
ドン・ペドロ王「赤ん坊がおぎゃあと泣くのは当たり前だ、ばかもの!!」

 青池保子「アルカサル-王城-」のワンシーンで想像してみました。丼ぺどろドン・ペドロの口調を忘れたので、少佐風だ。まあ、あまり変わらん口調だったような気がする。
 ところで、ドン・ペドロの第4子はアルフォンソで良かったでしょうかね、眠り猫先輩?

 しかし、ぶいっちゃんとこのコメ欄で、天皇ファンだと書いたら常連さんから額面通り受け取られたみたいでちょいとヘコむ。まあ、考えたらアタリマエであった。

 それにしても涼しくなったものである。朝方などは寒いくらいだ。それでもまた台風が来ているので、コースによってはまた蒸し暑さがぶり返すかも知れない。この台風13号の名前は「サンサン」という。名づけ担当国は香港(あ、国名じゃねー)で、少女の名前らしい。萌え萌え台風である。しかし、コースによれば九州を直撃する可能性もある。とんだアバズレ台風にならねばよいが。

 お昼のお茶を入れに下の測量部に行く。お茶汲みという役割自体が屈辱的なのに、他の部にまで出張って行かねばならないのはかなりの屈辱だ。以前会社のお茶に女子社員が薬物を混ぜた事件があったが、その気持ちはわからんでもない。もちろん私はそんなことをするほど愚かではないが、犯罪を犯す境界は案外薄っぺらいのではないかと思う。
 私が降りていくと、「ああ、もうお昼か。」と言われた。いつも思うのだが、人の顔を時計代わりにしないで欲しい。
 お昼は日清フォー牛肉と香草というカップ麺を食べてみる。冒険だったが意外と美味しい。ビーフジャーキーっぽい牛肉が良い。ただし、異常プリオンに関しては責任もてないが。香草の類が苦手でなければお勧めである。その他のメニューはローソンの海草とオクラのサラダとヨーグルトと野菜ジュース。割と健康的なメニューである。
 午後からはまた眠気との戦いだった。2時ごろから3時ごろまでが特に眠い。これはいくら夜睡眠をとっていても同じである。スペイン人のようにシェスタが必要な体なのかも知れない。3時過ぎに復活。眠気でロスした分を取り戻すべくスピードをあげる。

 夜は7時前に会社を出て、駅まで歩く。最近部長代理が無理しないで出来るだけ早く帰りなさいと言い出した。何かあるのだろうか。会社がわずか20時間の残業代すら払わないと言い出したのか?元より8時くらいの残業では請求してないのだが。それとも、もっとアカンことになりそうなのか???
 最近太りすぎたので、帰りは出来るだけ歩きたい。だいぶ涼しくなり、早足で歩いても大汗かかないからとても楽である。途中ゆめタウンのATMで電車の回数券を買うために預金を下ろす。8月に寸志ボーナスが出たのにもうぶっちぎりでマイナスがついている。まあ、そもそも5万足らずでは焼け石に水ではあったのだが。
 それでも、駅につく頃にはけっこう汗をかいていた。読みかけの本を読んでいるとすぐに電車が来たが、意外と人が乗っている。せっかく人の少ない後ろの車両に乗ったのに、席を探して一番前の車両の一番前の席まで来てしまった。ちらほら席は空いていたが、知らない人の横に座るのは出来るだけ避けたい。まあ、立っていてもいいのだが、本を読むなら座ってゆっくり読みたい。読んでいる本は唐沢俊一の「裏モノ日記」。そのせいでこの文章もちょいと唐沢風味である。もともと私が影響を受けている人ではあるが。

 二日市駅について太宰府線に乗り換えようと止まっている太宰府行きに乗ろうとしたら、前方から黒のニーハイソックスを履いた女性が歩いてきた。最近メイドさん御用達のニーハイソックスの女性をよく見かけだした。しかし、「絶対領域」を見てもまったく萌えない。やはりメイドさんの格好をしてないと萌えないのかニーハイソックスを履けばいいというものではないらしい。

 そんなこんなで、無事降車駅についてから、また8分間のウォーキングである。途中、道路を渡ろうとしたら、車が近づいてきた。それをやり過ごそうとしたら、私の後ろから来ていたチャリが飛び出して、車が横切る直前をすり抜けて行った。見ているこっちの心臓が止まるかと思うほど驚いた。多分車の運転手は心臓が口から出そうなほどドッキリとしたのではないか。こういう無謀運転をする自転車は、まず、無灯火である。
 そんなことを思いながら歩いていると、通り道にある和風スナックが閉まっている。確か定休日は昨日だったハズと思ったら、貼り紙がしてあり、急用で休むと書いてあった。別に知り合いでもないし、おそらく一生行かないであろう店だったが、定休日でもないのに閉まっていると気になるものである。貼り紙といえばそういや以前こんなのあったな。

 そんなこんなで、無事今日という日が過ぎていったのであった。

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2006年9月11日 (月)

5年目の911

 あの、世界情勢を危機的状態に導いた911テロから5年経ちました。

 NY在住の「Dear こげんた」のMimiさんが、当時を振り返った記事を書かれています。是非お読みください。
      http://blog.kogenta.ciao.jp/?eid=574438

 私の友人の友人もNYに住んでいて料理人をやっています。これはその人から直接聞いた話です。
 彼は当時WTCのそばのビルの中の店で働いていたそうです。その日は数十人分のお弁当の注文があったので、早く店に出て作業をしていたそうです。そして、弁当箱を並べて盛り付けをしていたら、妙な音と振動を感じ、何だろうと思って外に出て見たら、空から大量の紙吹雪のようなモノが降って、あたり一面に舞っていたそうです。いったい何が起こっているのか、何が何やらまったくわからずに、一瞬ぼうっとしてしまったそうです。
 その後、危ないから逃げろといわれて、こんな時だから注文した側も弁当どころじゃないだろうと判断し、弁当をほっぽり出して避難したそうです。
 その後もしばらく店には近づけなくて、ようやっと許可がでて店に入ったら、厨房がどえらいことになっていたそうです。

 今日は911テロから5周年ということで、テレビでも特集が組まれていました。改めて凄まじい事件だったんだと思いました。また、その時いた位置・判断・運の差で生死が決まるもんだな、と思いました。そして、決して最後まで諦めてはいけないと思いました。

 あのテロが、世界中を「聖戦」に巻き込もうとして目論まれたものだったら、米国が挑発に乗り報復攻撃したことで、まさにその目的を果たしたことになります。世界は否応なく(まあ、「否」という選択肢はありましたが)巻き込まれました。日本も同様です。いつまで続くかわからない泥沼の「テロとの戦い」は果たして終わるのでしょうか。そして武力でテロを完全に淘汰出来るのでしょうか。
 おそらく、出来ないでしょう。最悪アメリカ合州国は、テロリズムを世界中に拡散させた挙句に、やむなくやりっぱなしで手を引くことになるかもしれません。力で抑え込めば、その力が強ければ強いほど反発は大きくなります。「始めに911テロありき」ではありません。それに至る長い道のりがあったのです。

 あのテロで亡くなられた方々、そしてその後のアフガンやイラクへの攻撃に巻き込まれて亡くなられた一般の方々の、ご冥福をお祈りいたします。

 【追記】

 いろいろ勇ましいことを仰ってますが、この人の軍事レベルはこの程度です。大丈夫か???
   http://park8.wakwak.com/%7Espike/news/2006/09/12-1.html

 戦うだけじゃテロは無くならない、それどころか増殖さえもしてしまうということに、いい加減気付いて欲しいものです。

 

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2006年9月10日 (日)

5万アクセス♪

 去年の8月にココログに移転してから約1年、ふっとカウンターを見たら5万アクセスを過ぎておりました。

 まあ、メルマで初めてブログを始めたのが、一昨年の8月でそれをいれるもっとアクセス数は行くんですが、メルマのカウンターがいまいち謎でした。それで、こちらに移転前のカウントが約10万くらいあったんですが、実際にそれだけアクセスされていたかどうかわかりません。
 ですから、メルマの10万カウントより、こちらの5万カウントの方がはるかに嬉しいと思います。
 アクセス数の多いブログから見たら、一年で5万はささやかなアクセス数ですが、自分には分相応というよりも、身に余ることです。

 これからも、笑わせたり泣かせたり時々怯えさせたり、はたまた一人で怒ったりという内容でがんばって続けていきたいと思います。これからも、ブログ「Heaven or Hell?」をよろしくお願いいたします。

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2006年9月 9日 (土)

非戦の果てに・・・「ファサード」(12巻~14巻)

ファサード : 篠原烏童 (ウイングス・コミック/新書館発行)
  
 その果てに愛は在るのでしょうか

 これが「ファサード」(12巻~14巻)の副題であり、テーマである。実はこの記事のタイトルもこれにしようかとも思ったケド、こっ恥ずかしいのでやめにした。
 基本的には「(゚Д゚)ゴルァ!! な話」は政治とかその関連・あるいは日常の不条理な事象で、 「No More Heroes」は戦争やテロ関連(たまに絶望的な政治関連)について書くことにしている。普通ならこれはコミックの感想だから、カテゴリーは「アニメ・コミック」だけにするのだが、何故さらに「No More Herose」なのかというと、まあ、読んで下さい。

 ・・・長く なります。

Facade001  まず、ご存じない方のために、主役のファサードについて説明する。

 ファサードは、見かけは白人青年である。しかし、人間かどうかはわからない。本人もわかっていない。実は彼は自分がどこから来た何者かを知らない。気がついた時は、5人の「同居人」とともに、あらゆる多次元世界を旅していた。この「転移」はファサードの意思とは関係なしに行われる。
 今回の話にはこの同居人たちは直接関わっていないのだが、ファサードを知るためには必要だと思うので、まず、右にある本をスキャンした人物紹介を読んでほしい。

 それから、この記事にはネタバレを含みます。ご注意ください。

(かなり長くなってしまいました。面倒な方はストーリー部分は流し読みして下さい。)

続きを読む "非戦の果てに・・・「ファサード」(12巻~14巻)"

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2006年9月 8日 (金)

Never To Look Back

決して過去を振り返らないのは
たやすいことではない
年月が嘘を組み伏し
私たちは真相を手にする
私は黒いシャツを着ていたけど
ファシストではなかった
私の愛するものを全部かけても充分ではない

私は黒いシャツを着ていたけど
ファシストではなかった
私は黒の思想を持っていたけど
今それは未完成のまま
思想は容易で、私のはすべてそんなものだった
私の愛するものを全部かけても充分ではない
私の愛するものを全部かけても充分ではないと

何故、あんなふうに考えていたのだろう
真実は真実、しかしそれは存在したのだろうか
私は自分自身に言う、けっして繰り返すな
振り返るんじゃない、同じことなどないのだから
決して振り返るな、と

思想は容易で、私のはすべてそんなものだった
人生は容易ではない、
 もし、あなたのやることすべてが戦いなら
真実は私たちの記憶によって変えられる
私の愛するものすべてをかけても充分ではない
私の愛するものすべてをかけても充分ではないと

何故、あんなふうに考えていたのだろう
真実は真実、しかしそれは存在したのだろうか
私は自分自身に言う、けっして繰り返すな
振り返るんじゃない、同じことなどないのだから
決して振り返るな、と

ストラングラーズ アルバム「10」より
(作詞作曲:ストラングラーズ 訳詩:黒木 燐)

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2006年9月 7日 (木)

まるで英語サイトの様だ!!

グーグルの翻訳ツールで、このブログを翻訳してみた。

http://translate.google.com/translate?u=http%3A%2F%2Fkuroki-rin.cocolog-nifty.com%2Fheaven_or_hell%2F&langpair=ja%7Cen&hl=en&c2coff=1&ie=UTF-8&oe=UTF-8&prev=%2Flanguage_tools

    おおっ!

一見、まるで英語のサイトに見えるぞ。でもネイティヴが見たら、抱腹絶倒でとんでもねぇ英語なんだろうなあ。

みなさんのコメントもちゃんと英語になってますよ。見ちゃってんない(笑)。

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2006年9月 6日 (水)

まあ、予想通りの結果だったワケだが

 ご出産、おめでとうございます。

 しかし、あまりにも見え見えの展開を見せられて、しらけムードなのは私だけかな。大方の人が言ってるように、ご懐妊が発表された事からして男子は確実だったんだろう。まあ、皇太子ご夫妻も愛ちゃんを天皇になさるおつもりはなかったのだろうから、これでいいのだろうけど、やはり雅子様にはこれからまたキッツイ試練が待ってると思う。心からご同情申し上げる。本当にお気の毒な方だと思う。
 雅子様にしろ、紀子様にしろ、女性は子どもを産む道具ではない。肉体的にも精神的にも、あまりご無理をさせないで欲しい。いつかお二人が、皇后様のように自然な笑顔を取り戻し、穏やかに微笑むようになられますように。

 しかし、何で女性じゃダメなんかな。だってさ、ご先祖のアマテラスオオミカミ様は女性だもの、元にもどるだけじゃん。

 とは言っても、私は天皇陛下の性別はどっちでもいいんだ。ただね、今の両陛下の平和を願うご意志をちゃんと継いでくれる人じゃないとダメだと思う。皇太子殿下はきっとそれを継いで下さると思う。でも今度の坊やが皇位を継承する頃には、当然今の陛下も皇太子殿下もおられないワケだし、その頃国際情勢がどうなってるかもわからないし、ひょっとしたら悪しき歴史を繰り返しているかもしれない。それだけはカンベンして欲しい。もしもふたたびナショナリズムに煽られ、戦いに国を向かわせるのに利用されることがあるなら、天皇制などないほうが良い。
 とにかく、日本のダメダメ外交のなかで孤軍がんばっておられる、今の両陛下の平和へのご尽力を台無しにだけはして欲しくないと切に願う。正直、このところ嫌な方にまた歴史が流れているような気がしてならない。

 まあそれはともかく、あの鬼畜な人たちが、このニュースについてどう対談するかがちょいと楽しみではある。

【追記】

 「きっこの日記」のきっこたんが、この件についてカゲキな内容の日記をアップしたが、今は削除されている。彼女はエントリーの日にちを間違えたからと書いていたが、果たして同じものが掲載されるかどうかわからない。というか、スタンスを少し変えないと掲載されてもソッコーで削除されるだろう。
 しかし、某所でリンクされているキャッシュを呼んだ限りは、要素としては、私のこの記事の前半で書いていることと似ていると思った。もっとストレートでもっともっと扇情的に書いていたけれど。
 確かに書き方はどうかと思う。ああいうことは人によっては日常の会話でもガンガン言う人はいるし、周知のことと思っている人もいるだろう。誰も書かないだけだ。そのふがいなさをきっこたんは怒っていた。しかし、ここは日本、英国のようにそういうことを口さがなくメディアに書ける国ではない。
 先に書いたように、私は天皇が男も女でも構わないし、今回の親王誕生も否定するものではない。少なくとも今の周辺状態では、愛子様にとって皇位は荷が重過ぎる。

 私はきっこたんが書いたこと全部に賛同するわけではないし、同じ女性として女性に浴びせてはいけない言葉があると思う。
 しかし、私が、そしてたぶんきっこたんも感じているからだの芯からふつふつと湧くような怒りは、男性にはわかるまい。女性に無理強いすること、一生懸命胎内で育み、必死で産んでも報われない、産んでも産めなくても針の筵、そういう世界が(宮家であれ、王家であれ、良家であれ、普通の家庭であれ)果たして健全な世界であるかは大いに疑問である。

「生まれてくれてありがとう。」

「産んでくれてありがとう。」

それぞれが素直にそう思えることが一番幸せなことなのだと思う。

 最後に、TONOという人の「カルバニア物語」から引用して終わりたい。これはタンタロットという公爵が自分の娘エキューに爵位を譲ることについて語った言葉だ。

 あれは、私の連れ添いが命を懸けて産んだ娘なので・・・。

 あの子が産まれた時、誰もがため息をついた。私の妻が、最愛の妻が命をかけて産んだ子供に「なんだ女か。」と、ため息をついた。

 その日から私はがむしゃらにやってまいりました。こんな世の中を少しでも変えたいと思ったからです・・・。

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2006年9月 4日 (月)

「名古屋沈没」あるいは「大怪獣シャチホコラ」

またまた他人のフンドシで申し訳ないが、まずこれを見てもらおう。

まず、日本沈没のホームページ
http://www.nc06.jp/

大々的に札幌北海道・東京・京都・福岡九州が大迫力で破壊されている。

で、以下の名古屋ヴァージョンだが、このポスターは、映画のパンフにもどこにも載ってないらしい。何でも名古屋の宣伝舞台が勝手に作ったものらしいが、大変な事になっている。

というか、どう見てもぱちもんの怪獣カードである。

とりあえず見てもらおう。

ブログ大炎上より
「日本沈没」名古屋限定ポスター (下の写真だ)
http://blogs.yahoo.co.jp/beatarai/36457303.html

もう、なにも言うことはない。

あ、一つだけ。

ポスター中の足ニョッキリの正体はこれだ!  名古屋名物「ナナちゃん人形

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今日のIOKEさん(9月4日)

 やはり、大方の予想通り接近前に北上するようだ。まだ大型で強い勢力は保っているものの、形がバラけて目もはっきりしません。これから北上するにつれ、急速に衰えていくでしょう。
 とりあえず、ウォッチはこれで終了する。IOKEたん、長い道のりをよくがんばってここまで来ました。

Ioke4septpart_3

位置 : 父島
緯度 : 北緯30度50分
経度 : 東経148度0分
大きさ : 大型
強さ : 強い
中心気圧 : 960hPa
最大風速 : 40m/s
進行方向 : 北西
進行速度 : 25km/h
暴風半径 : 300km
強風半径 : 560km


Ioke3septpart_2

←前日9月3日のIOKE位置

 

 

 

Ioke4sept_root_1

  
 進路予想図

 

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2006年9月 3日 (日)

まつげバチバチ

 ずいぶんと昔、まだ、大学の時、「点描のアール」と呼ばれていた時に描いたものです。薔薇が咲いてます。チョウチョも飛んでます。当時にしても出来がいいほうです。

 あはは、太古の恥は描き捨てにゃぁ~。

Tenbyou001s_2  

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2006年9月 2日 (土)

今日のIOKEさん(9月2日)

 だいぶ接近してきました。まるで親王の誕生にあわせるように接近しています。
 
ただし、予報は「接近すれど北に進路変更」っぽいです。東方あぼん(東方海上で北上し弱くなって消滅)説もまだ横行中。

Ioke2sept_part 位置 : 南鳥島近海
緯度 : 北緯23度50分
経度 : 東経157度5分
大きさ : -
強さ : 非常に強い
中心気圧 : 935hPa
最大風速 : 50m/s
進行方向 : 西北西
進行速度 : 25km/h
暴風半径 : 260km
強風半径 : 560km

 ちょっと弱くなってますね。でもまだまだ強いです。

Ioke2septs_1  前に比べると、ずいぶん近づいてきました。遠路はるばるご苦労様です。

 

 

 

Ioke2sept_root  

進路予想では、かなり接近する模様。仮に相当近づいても、ククッとそれることはよくあります。進路がどこで北進に変わるかによって、上陸・接近・影響度が決まるでしょう。

 

 台風のアジア名は、担当した国により、人名だったり星座(日本)だったり植物だったりしますが、ハリケーンは人名ですよね。この台風12号はハリケーンが帰化したものだけど、今回はジェーンとかカスリーン(キャサリン)とかじゃなくて聞きなれないイオケって名ですが、これははハワイの人の名前らしいです。
 ハリケーンはもともと女性名がつけられていましたが、それは、台風を観測する人が、記念に母親から恋人の名をつけたからで、まあ、原爆搭載機にエノラ・ゲイと母親の名をつけたティベッツさんと同じ感覚なのでしょう。しかし、ハリケーンや原爆搭載機みたいな危険で不吉なものにそんな人の名をつけるアメ公の感覚スゴス。ひょっとして、彼女らへの潜在的な恐怖感の表れか???(笑)
 それじゃ女性差別だからってんで、最近は男女交互に名前がつけられるみたいです。

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眼科に行きます。

 最近、どうも目の調子が悪いので、とうとう眼科に行くことにしました。

 二日市の方に、今日午後3時までやっているところがあるので、そこに行ってきます。パソコン使うなとか言われたらどうしよう。ブログ以前に失業しまんがな(大汗)。

 みなさん、たいしたことがないことを祈っていてください(←小心者)。結果は、またココに書きますね~。

*****

 行ってきました。

 結果は異常なし。いや~網膜はく離起こしているんじゃないかって思って心配しました。年齢のせいでやはり視力が衰えているみたいですが、こりゃあ仕方ないわな。まあ、問題なくてなにより。

 ただ、網膜の状態を見るため、瞳孔を開く薬を使ったので、さらに見えにくい状態で家路につきました。

 太陽が眩しかった・・・。

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