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2006年3月 8日 (水)

死の灰の影響、米が極秘調査(ヒロシマ・ナガサキ)

リンク: @nifty:NEWS@nifty:死の灰の影響、米が極秘調査…死産胎児の骨入手?(読売新聞).

heiwakouen009  腹が立った。わかっていたことだけど、心底腹が立った。マウスを持つ手が止まり、かすかに震えた。

【アーカイブのため、記事を転載】
 1950年代、米政府が、核実験の死の灰による日本人への影響を極秘に調査していたことが明らかになった。本紙記者が、米エネルギー省核実験公文書館で、機密指定を解除された当時の文書を入手した。

 文書は、米原子力委員会のダドリー博士から、政府の計画にかかわっていた米ロチェスター大のスコット博士にあてられたもので、53年12月9日の日付がある。日本の漁船員がビキニ環礁での水爆実験の犠牲となった第五福竜丸事件の約3か月前にあたる。

 調査の目的は、当時すでに50回を超えていた核実験で生じる死の灰の成分で、長く骨に蓄積する「ストロンチウム90」を測定するため。本来の目的は隠ぺいされ、表向きは「(自然界に存在する)ラジウムの分析」とされていた。

 この極秘調査の存在は、1995年に放射能人体実験に関する米大統領諮問委員会の調査で初めて明るみに出た。過去の欧米の報道では、インドや豪州も調査対象になったことがわかっているが、今回入手した文書には、冒頭から「日本での(試料)入手に関心がある」と明記され、当時、広島・長崎の原爆による影響を調べていた「原爆傷害調査委員会(ABCC)」と在日米大使館の協力に言及するなど、日本に調査の重点を置いたことを示唆している。

 日本が対象となったのは、ABCCの存在が隠れみのになるだけでなく、太平洋の核実験場に比較的近い地理関係にあることが重視されたとみられる。

 文書は、死産した胎児だけでなく、死亡した乳幼児も対象に、日本からは「6~8体を分析に使う」としており、日本から死の灰が蓄積しやすい胎児や乳幼児の骨を入手する極秘任務に着手していたことがうかがえる。

                             [読売新聞社:2006年03月08日 15時46分]

 さすが世界一の鬼畜国家、731部隊の悪行も子どものいたずら同然だ。そのはず、731部隊の発想は石井の「子どものカエルの解剖レベルの興味」だったが、原爆の開発は国家レベルのプロジェクトで、大戦後の米国の地位まで視野に入れたリアルな計画だった。

 敗戦は確実で、降伏もカウントダウン状態の日本に、そそくさと2種類の核爆弾を落としたのは、明らかに実験だった。威嚇なら都市に落とさずとも海上で充分だったはずだ(それでも死の灰等相当の被害は出ただろうが)。実際に都市で使用して、建物や生物にどのような影響があるのかというデータが、是非とも欲しかったのだろう。その後も米国はマーシャル諸島のビキニ環礁やそこに住む人々、果ては自国の兵士たちを使ってまでも実験を行った。もちろん、核実験に関して非道なことをしてきたのは米国だけではない。もし、日本が被爆国ではなかったら、同じようなことをやっていたのは想像に難くない。今でさえ持ちたがっている輩はこの国にも少なからずいる。

heiwakouen006  しかし、忘れてはいけない。あの爆弾で酷い死や生き地獄を味わった者の多くは軍人ではなく、老人や女子どもだったということを。けなげに国の為を思い、粗食に耐え、おしゃれも娯楽もあきらめて懸命に生きていた人たちや、まだ幼い無垢な子どもたちだったということを。そんな人たちの骨を、内臓を、カラダの一部を、標本として持ち帰ったのだ。幼子の骨までも。

 赤ん坊も子どもも老人も女も男も病人も敵も味方も外国人も善人も悪人も動物も植物も、無差別に惨殺し、生き延びても苦しみを与える核兵器が、三度使われることのないことを願いたい。しかし、時代はまた不穏な方向に進んでいる。

 核と言うパンドラの箱。開けたのはアメリカ合衆国という若い国。

ootagawa001
 

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