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2006年1月31日 (火)

福岡県西方沖地震の記録8

 久々に強めで広範囲の地震があったので、これまた久々に記録しておこうと思う。

Hi-netより
 震源地:九州地方北西沖
 発震時刻:2006/01/31 00:19:40.36
 緯度 33.757N
 経度 130.116E
 深さ:12.4km
 マグニチュード:3.9 震源はココ。玄界島沖。

気象庁発表
 発震時刻:2006/01/31 0:19頃 
 震源地:福岡県西方沖
 緯度/33.80°経度/130.10°
 深さ(Km):10 規模(M):4.1 (最大震度3)

 狭い範囲や軽い有感地震はたまにあったが、久しぶりに本格的に揺れたらしい。「らしい」というのは、幸か不幸か私は入浴中で、それも洗髪していたのでまったく気がつかなかった。母や妹は久々に揺れて怖かったと鼻白んでいたが、同じ家にいたのに場所によってはこうも感じ方が違うんだなとびっくりした。

 そういえば、あの福岡西方沖地震からもう10ヶ月経つのだな。早いもんだ。しかし、新潟でも阪神でも未だに余震らしき地震があってるのだから、ここ数年は油断出来ないと思ったほうがいいだろう。
 さすがにそうそう大地震は起きないとおもうが。

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2006年1月30日 (月)

ライブ報告UPしました。

hiroko_u_suzuki12_18_05  ストラングラーズの最新ライブ報告を、SISのオフィシャルサイトにUPしました。

 SIS会員のHirokoさんからの報告で、ばりばりのファン目線の報告で、なかなか面白く、ライブの雰囲気がよく伝わって来ます。

 現ファンの方のみならず、元ファンや興味を持たれた方は是非お読みください。

 ライブ報告へ直行はコチラから。

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2006年1月28日 (土)

全財産を使い果たした話

 私は博打というものが嫌いだ。

 だから競馬も麻雀もしない。パチンコも付き合いでホンの数回しかやったことがない(うち2回ほどかかったが)し、宝くじも滅多なことでは買わない。だから株もやらない。まあそんな金もないが。(因みに福引や福袋は嫌いではない。)

 社会派君がゆく!で唐沢さんがしょっちゅう株も博打であると言ってるが、私も同意だ。最近はネットの普及から、一般人で株に手を出す人が増えているようだ。妹から聞いたが、親が子供(それも小学生!)に、社会勉強もかねて株をやらせていたりするらしい。ばっかじゃねぇの?と思う。ガキに博打打たせてどうするよ。今回のライブドア騒動でも株式市場が一時えらいことになっていたが、それも大量の素人株屋がパニクッたのが拍車をかけたんだと思う。素人さんが妙なもんに手ェ出しちゃぁいけねぇぜ。

 今回はライブドアネタはどーでもいいのだが、上記のキーワードはちょっと関連する。

 さて、なぜ私がこうも博打を避けるのか。

 実は、自分の中に熱い博打打ちの血が流れていることを知っているからだ。正確にはカモの血だが。

 子供の頃、それも小学校低学年だった頃の話だ。その頃はまだ私の故郷も造船景気の名残でまだまだ潤っていて、小学校も千人近い児童がおり、子供の声もあちこちで響き渡って活気があったものだ。余談だが、父から最近子どもの数が激減しているという話を聞いた。なんでも新一年生が数人しかいないというのだ。

 まあそれも本題ではないから置いておくが、そんな状況だったので、本州最端の島の盆踊りでも結構な賑わいを見せており、テキ屋の店もちらほら出ていた(最近は町内会で屋台を出しているようだ)。

 そんな中に「型抜き屋」があった。

 「型抜き」について、ひょっとしてご存知のない方がおられるかもしれないので念のため説明しておこう。
 小さい平型の長方形の砂糖菓子に浅い溝で絵が入っており、それを楊枝やピンで丁寧に彫ってその絵を上手い具合に抜き出すと、規定の金額がもらえるというもので、どう見ても博打です、本当にありがとうござ・・・ではない、縁日の屋台なんて食べ物屋以外は大半が博打みたいなもんだが、特にこれは配当が現金なだけに博打度が高かった。リンク先の実物を見てもらうとわかるが、絵には必ず細いところがあり、当然難度の高い形のものは配当金額が高かった。また、菓子は紙に包まれており、買って開くまでどんな形にあたるかわからない。でんぷんを混ぜて固めに作ってあるとはいえ、所詮砂糖菓子であり、簡単な形でも子どもがクリアするにはかなり難しい代物だ。特に私は不器用なほうで、そんなもんに手を出すとどういうことになるか自明のことだった。

 案の定、早々と菓子は割れてしまったが、それが私の博打心に火をつけた。もう一枚買った。またすぐに壊れる。また買う。今度は慎重に削っていく。しかしまた割れる。ああ、隣の人が上手く型を抜いてお金をもらって行っちゃった。え~いもう一枚買っちゃえ!あちゃ~、また割れちゃったよ・・・。おいちゃんもう一枚ちょうだい。・・・あ~、せっかくいいところまで削ったのに割れちゃった!なんでココこんなに細いんよ。おいちゃん、もう一枚!

 まだ十歳にも満たないそれも不器用な餓鬼に、そんなモノが上手く削れるはずがない。あっという間に祖母にもらったお小遣いを使い果たしてしまった。当時の型抜きの値段は一枚五円か十円かそこらだったので、実に10回以上削り倒したことになる。当時の子供にとって100円は大金であった。10円でロボタンアイスが、50円も出せば卵の入ったお好み焼きが食べられたのだから・・・。結果、金魚すくいも出来ず綿菓子もお面も何も買えず、手元には何も残らず・・・。

 そして怒られた。

 ひたすら空しかった。なぜあんなもんに熱くなったのかわからなかった。最初は欲につられたのだが、しまいには意地になってやっていた。
 子供心に、これはやばいんじゃないか、と思った。これってよく焼津の半次とかがやってしまいにフクロダタキになるアレといっしょやんか。トバクとかいったなあ。そんなもんやっちゃいけんやん。すまきやん。みをほろぼすらしいやん。
 私は関門海峡の遊覧船に誓った。二度とトバクみたいなことはしません。ごめんなさい。

 最近縁日でまた型抜きの屋台をよく見かけるようになった。相変わらず子どもたちがしゃがみこんで必死で削っている。大きいお友達も混ざっているが彼らにも難しいだろうな。
 その子どもらの背中を見ながら、ほどほどにしとけよと思い通り過ぎる。

 こんど一枚だけ買って帰って家でリベンジしてみようかなと思っている。多分今でも玉砕すると思うが・・・。

 余談だが、ここ数年、母がパチンコにハマッている。そこそこ稼いではいるようだが、やはり博打打の血は流れているようだ。

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2006年1月26日 (木)

トイレに閉じ込められた話(完結)

この話を始めて読む方は、まずこちらから先にお読みください。
トイレに閉じ込められた話(1)

 

 せっかく管理人が脱出方法を聞いてきてくれたのに、実行できない。目の前にあるのに届かない。まるでウルトラマンがベータカプセルを崖下に落としたような心境である・・・っていうか絶体絶命?
 もうすでに2時間以上ここにいる。このままじゃホントにココで件の中華屋の出前ラーメンを食らうことになりかねない。管理人は他の脱出方法を聞きに行ってしまった。くどいようだがまだ携帯電話など普及していない頃だ。そんなことより早くドア屋でも鍵屋でもこの際金庫破りでもいいから呼んでくれ、私は心からそう思い、がっかりしてしゃがみこんだ。腰を下ろすところがないので、いわゆる「ヤンキーのウンコ座り」である。これほどこの場所にふさわしい座り方はあるまい。もっとも場所は隣の洗面スペースだったが。そして、恨めしそうな上目遣いでノブを見つめた。こんなもんが壊れたためにこんな目に・・・。それも引っかかってる金具はほんの1センチくらいのものである。いっそガラリ部分を蹴破って出てやろうか・・・。苛立ちもピークにさしかかり、だんだん思考が凶暴になってきた。
 いかん。こんなところで暴れては、社内一気が荒いというレッテルは私に貼られてしまう。しかし、ここはやはり自力で出ないとどうしようもないようだ。私は立ち上がり、ノブをじっと見た。そして渡された千枚通しを改めて見た。見比べた。
「あ、出れるかもしれない・・・。」
 問題の場所に千枚通しが届かないなら届くような形に改良すればいいのだ。私は千枚通しを曲げることにした。出来るだけ先の方を曲げなければ使えないため、必要以上に力がいったが、なんとかL字型に曲げることが出来た。そんなものをよく曲げたな~と言われそうだが、千枚通し程度の太さの金属の棒なら、女性でもがんばれば曲げることができるものだ。実のところ手で曲げたか梃子の原理を利用して床を使って曲げたか覚えていないが、とにかく私は脱出道具を完成させた。あとはこれが上手く機能するか試すだけだ。

 

 私はワクワクしながらドアノブに手を伸ばし、曲げた千枚通しで管理人さんに教わった場所を押してみた。場所が場所だけに2・3回滑ったが、計画通りに解除ボタンが押されたらしい。

 

   カチャッ

 

軽い音をたててドアが開いた。

 

 やった~!脱獄脱出成功だ!エドモン・ダンテスの約1/49000の幽閉時間だったが、自由の空気とはかくも美味いものなのか!すこしオーバーだが、薄暗く肌寒い上に湿気た狭い部屋にほぼ立ったまま2時間以上放置されるという状況は、想像以上にダメージのあるものだったのだ。
「開いたー!」という私の声に、Yさんが慌てて事務所から出て来た。彼女も他の女子社員のみんなも心配して手が開くたびに様子を見に来てくれていたが、彼女は受付嬢も兼ねており一番で入り口に近いところに席があるため、すぐに脱出に気がついたらしい。
「出れましたか!どうやって出たんですか?」
 彼女が聞くので実演しながら簡単に説明した。
「よく思いつきましたね~、でも良かった良かった。」
 事務所に入ると管理人氏が総務のO部長とあ~だこ~だと話していたので、無事脱出の報告をした。そして千枚通しを曲げてしまったことを詫びた。管理人は、一応ノブに油を差しておくから大丈夫と思うが、万一また誰かが閉じ込められたらいけないからそれはとっておくようにと言った。その後すぐに社長に脱出の報告と心配をかけたお詫びと御礼を言い、自分の席についた。
 みんな心配してくれていたので、簡単に経緯を説明してからようやく机に向かった。ようやくほっとしたが、間髪入れず現実に直面させられた。お昼休みが終わってまもなくトイレに閉じ込められてしまったので、当然午後の仕事がそのまま残っていたのだ。わたしはげっそりして、やっぱりUさんにドアを蹴破ってもらうべきだったと後悔したのだった。
 ドアのほうは、油を差したあと会社が倒産するまで誰も閉じ込められることもなく、例の脱出道具も2度と使われることがなかったのであった。

 

 何事か異常を感じた場合、めんどくさがって放置せずに気付いた者がなんらかの対処をしなければならない。往々にしてその災禍は自分にふりかかってくるものである。

 

 今回は教訓に至るまでが長かったなあ。

 

 長々とこのクサイ体験談に付き合ってくださった方、どうもありがとうございます。なお、この珍事はノンフィクションですが、なにぶん10年以上も前に起こったことであり、私の記憶も細部があやふやなところがありましたが、そこは創作して辻褄を合わせております。故に事実と若干相違するところもありますが、ご了承ください。

********************************

 TBSの「ワールド犯罪ミステリー5」で、この話をもとにしたドラマが放映されました。(2019年4月17日放送)

 まあ、再現は原型を留めていなかった(正直ミもフタもなかったな)けど、なかなか貴重な体験をさせていただいた。某ミュージシャンと同姓同名のADさんには感謝しています。(2021年3月17日追記)

 

 

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2006年1月23日 (月)

トイレに閉じ込められた話(3)

まずこちらから先にお読みください。
トイレに閉じ込められた話(1)

 

「怪我でもしたらどうするんですか!!」
 今ならここで「管理人キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!」というところだが、当時はまだインターネットが普及する前の話でパソ通の時代である。しかしまあ、管理人では頼りないとはいえこれで何とかなるという希望が見え始めた。
「で、カギを閉めてるから開かないんじゃないでしょうね。」
 と、管理人。またかよ。仕方がないのでまた最初から説明のしなおしをする。
「あのですねー、カギはかけてないんです、カギじゃないんですよ。2・3日前からたまにノブが回らないときがあったんですよ。まあ、なんとか開いてましたけど。ところが、今日私がトイレから出ようとしたら、まったくノブが回らなくなってしまったんです。ノブが回らないからドアが開かないんです。ほら、そっちから試しても回らないでしょ?」
「だから工具を使ってノブを分解するか、『カギの110番』あたりを呼んで欲しいんです。」
 私は説明した。ここでカギの110番なんていうから誤解されるのかも知れないが、ほかにこういったトラブルを解決する専門家が思いつかなかった。今考えるとこの場合は呼ぶならやはり119番だろうと思う。でも、やはり消防署にレスキューを依頼するのも大袈裟なので、出来るだけ避けたいと誰もが思うだろう。管理人もそう思ったに違いない。
 管理人はドアノブをガチャガチャさせて言った。
「やはり開きませんね。」
 それから少し考えて、「では、こちらからドライバーか何かで掛け金具(ラッチボルト)を引っ込められるかやってみましょう。」
しばらくすると管理人がマイナスドライバー(多分)を持って戻ってきたようだ。
「ではやってみます。ちょっと待ってくださいね。」彼は言ったが、すぐにそれが不可能ということに気がついた。ドアがトイレ側に開くようになっているということは、廊下側にはドア押さえがあり、ドライバーを突っ込む隙間などないのだ。
「そっちからしないと無理みたいです。」
 申し訳なさそうに管理人が言った。
「ええ?でもこっちには工具なんてないし、外からどうやって工具を受け取るんですか?やっとタウン誌が入るくらいのガラリの隙間しかないんですよ。」
 と、私も必死だ。1分でも早くここから出たいのに。
「困りましたねえ。」
「こうなったらやはり誰かがドアに体当たりするしかないですよ。Uさん、Uさ~~~ん!あ、Mさんでもいい・・・」
「ちょ、ちょっと待ってください。そんな危ないこと許可できません。体当たりした人もあなたも大怪我をするかもしれません。会社だってそんなことで労災なんて出したくないでしょう。」
 それならはやく専門家を呼んでくれ。私は思ったが、テキは出来るだけお金がかかるのを防ぎたいらしく、なんとか自分らで対処したいと考えているのだろう。
「工務店に電話して対処法を聞いてきますから、ちょっと待っていてください。」
 これで何度目の「ちょっと待ってください。」だろうか。ゴールデンハーフの歌じゃあるまいし。そう思ったら、ゴールデンハーフのあの歌が耳について離れなくなってしまった。「♪チョットマッテ、クダサ~イ♪」・・・うざっ。

 

 しばらくして、管理人が戻ってきた。
「黒木さん、今から道具を渡しますので受け取ってください。」
「え?え?どこから?」私はあせって聞いた。
「下の換気のところからしかありませんね。多少傷がついても仕方ありませんが、無理をすれば渡せるでしょう。」
 というと管理人はガラリの羽板部分から「千枚通し(錐)」を送り込んだ。羽板は若干歪んだが、なんとか千枚通しを受け取ることが出来た。で・・・?
「ノブを良く見てください。手で回す方じゃなくて根元の方に小さい穴が開いているはずなんですが。それを、その錐の先で押してみてください。それで簡単に開くはずなんですが。」
 と管理人は説明したが、その小さい穴とやらがどこにあるかさっぱりわからない。
「えぇ?見つからないんですけど・・・。」と私。
「よく見てください。このタイプのノブには必ずあるらしいんです。」
 小さい穴。カメラのフィルム強制巻きボタンみたいなものか。私はもう一度良く見たが、それらしきものは見つからない。
「変だなあ・・・。」私は思いながらひょっとしてと思い、ドア枠の側の方をよく見た。あった!しかし・・・。
「管理人さん、ありました。ありましたけど・・・枠側にあって間が狭くて錐で押すことができません!!無理です・・・。」
 間の悪いときは徹底して悪いものだが、このときの私は正にそうだった。(つづく)

 

続きはココをクリック

 

追記:改めて同タイプのノブをいくつか確認したら、だいたい内側(狭い方)についているみたいで、これに関しては、このとき特に運が悪かったわけじゃなさそうです。

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2006年1月22日 (日)

トイレに閉じ込められた話(2)

前回を読んでない方は、まずこれから先にお読みください。
トイレに閉じ込められた話(1)

 

「ドアノブが回らんって、カギをかけたのを忘れとるんじゃなかろうな。」
 O部長が言った。だからさっきからカギのせいじゃないってゆーとろーもん。第一このタイプ(ノブに直接カギのついたヤツ)のカギは、かけてても内側からならドアノブをまわすと自然に解除されるものだし。
「違います!ドアノブが壊れちゃったんです!!」
 私はサザエさん並のおっちょこちょいと思われているのだろうかと心配になる。そりゃ、ボリュームを下げていたからラジカセの音が出ないのに、壊れたと思って電気屋を修理に呼んで恥をかいたという前科はあるが。
「とにかく管理人さんかカギの110番を呼んでくださいませんか?このままじゃ仕事になりませんし、何よりも私はこんなところに長居はしたくありません!!」
「とりあえず管理人さんは呼びましたから、もう少し我慢してくださいね。」
 総務の才女Yさんが早急に手配してくれたらしい。しかし、この状態を管理人が対処できるのだろうか、と思っているとYさんが続けて言った。
「管理人さんの指示を仰がないで勝手にドアに何かしたら、あとあとまた揉めちゃいますから、ちょっとガマンしてくださいね。」
 まあ、確かにこのビルの管理人のおっちゃんは曲者だ。どんな些細なことでも絶対に事前に連絡しとかないとソッコー文句を山ほど言われる。悪い人なんじゃないんだが。

 

 私がトイレに閉じ込められていることは、すぐに社内に広がった。まあ18人程度の会社だということもあるが。女子社員が代わる代わる心配して様子を見に来た。とはいえ彼女らに何が出来るというわけでもない。それでも多少話が出来ることは救いだった。私より一つ下だが美人のEさんが、ドアの下の方についている換気の部分(いわゆるガラり)から苦労して薄めの雑誌を入れてくれた。退屈しないようにとの配慮らしい。正直ありがたかった。そのうち男子社員が様子を見に来はじめ、しまいには社長まで心配して来てくれた。それはそれでありがたかったがその反面、自分が置かれた間抜けな状況を思うと情けなさも倍増した。本当になんで私の時にこんなことになったのだろう。私は神とマーフィー君に文句を言いたかったが、社長や他のお偉いさんたちや他の女性社員の場合を考えたら、これでよかったのかも知れないと気を取り直した。
 ドアはとにかくよく会社にあるグレーの言ってみればちゃちなものだった。おそらくラッチボルト(ドアノブを回すと出たり引っ込んだりするアレ。)の形からすると、男性が外側から体当たりした程度で開きそうだった。いや女性でもどうにかなるかもしれない。幸いにも鍵が壊れたわけではないのでカンヌキ部は下りていないはずだ。(ああ、自分が外にいたら蹴っ飛ばしてでも開けてやるのに。いや、せめてこのドアが外開きだったら良かったのに。)かれこれ一時間は経過しており、考え方もかなりヤケ気味になっていた。そんなことを考えていたら、一見おとなしそうに見えるが社内で一番気が荒いと評判の課長代理が心配してやってきた。
「なんや、姿が見えんと思ったらそんなトコにいたとや。」
「お~~~、Uさん、いい時にきてくれました。地獄に仏パート・・・え~っと何人目だったかな、いやそんなことはどうでもいいです、すみませんが力いっぱいドアを蹴っ飛ばしてみてくれませんか?」
「蹴飛ばす?」
「はい、多分それで開くと思うんです(体当たりも可です)。」
「そうか~?じゃ・・・」
 その時である。
「あぁぁぁ~~~ッ!危ないからそんなことはやめてくださいッ!」
 と叫び声がした。管理人のおっちゃん登場である。(つづく)

 

続きはこちら

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2006年1月21日 (土)

トイレに閉じ込められた話(1)

 これは、昔勤めていた会社での出来事である。
 その会社が入っていたビルは各階に1箇所ずつ廊下を挟んで洗面室付きトイレと湯沸し室があった。3階建ての小ぢんまりしたビルだったのでそんなものであろうが、ビルが開いていさえすれば、誰でもトイレを使うことが出来た。また、そのビルにはなんかいわゆる幽霊のようなモノが棲みついていたのか、たまに妙な出来事もあった。さらに隣のロイホで発砲事件などもあったりしたが、まあ、こういうことは今回の話には関係ないのでまた改めて書くとして、そろそろ本題に入ろう。今回はちょっと小説風に書いてみようと思う。長くなりそうなので数回に分けて掲載する。

 

 「なんじゃあ、こりゃあ?」
 私は再度トイレのドアノブをガチャガチャと回した。いや、回そうとした。だがノブ自体が動かない。
「あっちゃ~、ここ数日ノブの調子が変なことには気がついていたけど、とうとう壊れたか。でも、何でよりによって私のときに、クソッ!!(怒)」
 私は軽く毒つきながらつぶやいたがどうしようもない。
「せめて出てから壊れてくれよ~~~。トイレは下(の階)にもあるんだから・・・。」

 

 確かにここ数日変だった。1・2回ノブを回しても開かず、ヒヤッとしたことが数度と無くあったからだ。それはおそらく私だけではないと思うが、とりあえずその時は開いたので、そのまま総務の方に言うのを忘れていた。誰か閉じ込められたら、それもそれが一人で深夜残業をしている時だったりしたら、大変だなとちらと思ったが、まさか本当に完全密室状態になるとは思ってもみなかった。
 しかしまあ、今はとりあえず平日の少し雨模様の昼下がりだ。会社には人がたくさんいるし、直ぐに開けてもらえるだろうとタカを括っていたが、それは甘い考えだった。
 とりあえず、もう何度かノブを回してみる。ビクともしない。引いてみる。なおさらビクともしない。引く?そう、ドアはトイレ側に開く造りになっていた。すなわち、内側からいくら体当たりしても、肘打ちしても、今がチャンスだの真空とび膝蹴り等をかましても、桟ががっちり邪魔をして開かないということだ。ドアを破壊しない限りは。因みに内側から鍵をかけていてそれが壊れたというわけでもない。ドアノブがイカれてまったく回らないため、ラッチボルト(ノブを回すと出たり引っ込んだりする部分)が引っ込まないのだ。私はあせってきた。とりあえず場所がトイレなのでエレベーター等と違い長期戦になっても緊急事態は大丈夫だが、水洗トイレなので大して臭くないとはいえ、便所は便所、あまり閉じ込められて嬉しいところではない。イスもないし和式トイレなので蓋をしてイス代わりにも出来ない。こんな狭いところで長期戦になったら寝ることも出来やしない。第一こんなところで食事なんかしたくはない。おまけに閉じ込められたところがトイレだなんて、どう考えてもギャグネタである。
 などと、いろいろ考えながらも私は空しくドアノブと格闘していた。しかし、こういうときに限って事務所から人が出てこない。18人ほどの会社であるから、どうかしたらひっきりなしに利用者が来るのに。
 たかが厚さ3・4センチ程度、フラッシュ合板製の破壊するつもりなら難なく壊せるくらいのドアである。しかし、そのドアが今は厚く私の行く手を阻んでいた。この際叫んで助けを呼ぶか?いや、そんなみっともないマネが出来るか。私はため息をついて、腕組をしながら考え込んでしまった。携帯電話が普及する数年前の話である。もちろん今でも私は携帯電話は持たないから同じ状況になるとは思うが。

 

 しばらくして、誰かが事務所から出て来た。「あれぇ?誰か入っているのかな?」最若女子社員のHちゃんの声だ。
「Hちゃん、私よ、黒木よ。ごめん、ドアが開かんくなった。ドアノブがバカになってまったく回らん!」
「え~~~~!?それは大変じゃないですか。誰か呼んできますね。」Hちゃんはすぐに事務所に知らせにいってくれた。すぐに総務のYさんとO 部長が来てくれた。私は状況を説明した。ドアノブがまったく回らないこと、鍵が壊れた訳ではない事、数日前から変だったこと。O部長は外側からノブを回してみた。ひょっとしたら外側からなら開くかも知れない。しかし、やはりドアノブは回らなかった。絶対絶命である。ひょっとしたらここに泊まることになるのだろうか。それともレスキューが呼ばれて大々的に救出されてしまうのだろうか。泊まるとしたら夕食は隣の中華屋の脂っこいラーメンか。だとしても、一体トイレのどこから差し入れするのか・・・。ドアからは指一本出すことも出来ないし、窓だってここは3階だし。私は一人トイレの中で(正確には隣の洗面室で)頭を抱えていた。(つづく)

 

続きはこちらでどうぞ。

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2006年1月19日 (木)

ゲーム「またまたJJの大冒険」

 インスタントゲーム作成サイトで作ったゲーム「JJの大冒険」変更したよ。
 今度はラッタス王国の神像をメフィラス星人Jr.から取り返す冒険だ。まあ、相変わらずあの調子だけどね。

 難易度は元の「普通」に戻しました。

またまたJJの大冒険
http://avg-maker.com/307022.html

 ところで、アクセス解析を見たらアクセス数がえらく減っていてしょぼーん(´・ω・`)。
 まあ最近アクセスが増えたっても50~100前後のささやかなものですが。しかし、それでも定期的に訪ねてくださる方がおられるのだから、ありがたいことです。

 近いうちに、昔会社でトイレに閉じこめられた時のお話を書きます。文字通りの雪隠詰めですな(笑)。まあ、あまり面白さには期待しないで、でもこういうこともあるんだな、と思って読んでくださると嬉しいです。

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人の情けが身に沁みる

photo012S 今日は情けない話けどちょっといい話をしよう。

 仕事柄、冬場になると残業が増える。夜8時9時まで程度の残業だと申告しにくいので、ついついサービス残業になってしまう。まあ申告したとしても、20時間で頭打ちなのだけれども。で、遅くなると、やはり歩きたくなくなるものだから、近くからバスに乗ってしまう。上手く乗り継ぎが出来て1時間かかる通勤時間だが、歩くと確実に30分は加算されてしまうからだ。

 交通費が半額支給にされてから久しい。当分、いや未来永劫元の支給額に(といっても9割支給だったが)もどらない気がするが、その分少しでもバス代を浮かせようと、月10日は帰り道を電車駅までテクシー(死語)で帰るつもりなのだが、そのノルマが達成できなくて、残業代どころかアシが出てしまう(ような気がする)。なんだかとてもソンをした気分になりながら、暗い夜道をバス停まで向かうのだ。まあ、残業代が出たとしても10時間(といえば頭打ち支給の半分だ)分は減額された交通費分なのが悲しいところなのだ。

 そんな状態を見るに見かねたのか、会社の仲間たちが自分たちの残業届けを出す時に、私の分も出してくれたらしい。なんかありがたくて泣きそうになった。彼らは私の何倍も残業をしていて、土日だってどうかしたらぶっ通しで出たりするのに。それでも残業は20時間頭打ち。まあ私より給料はいいと思うけどね。
 私は納期が切迫しないと休日出勤しないのだ。ていうかその指令が出ない。なんだかんだって言っても補助だからね。ある程度までお膳立てが出来ないと、出てもすることが無くてブラブラするだけなのだ。

 そんなわけで、渡る世間には鬼だけじゃなく仏もちゃんといるらしい。

 日ごろはここでエラそうなことを書き散らしながら、実は相変わらずせこい次元であっぷあっぷしている現実の私であった。

 写真は「花どんたく」開催時にあった「どうぶつふれあい広場」にいた子ヤギさん。可愛かったけど、ああいう「展示」はやっぱ問題あるよなあ。

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2006年1月17日 (火)

証人喚問vs.強制捜査

小者燐:ちょっと前にここでも話題になった「きっこの日記」で、例の元気玉が発射されましたよ。
漢夏輝:相変わらず飛ばしてますな。
タママ美羽:どこからあんな情報を集めてくるのかしら?
燐:なんかあちこちアンテナを張り巡らせているらしいけど。
夏:複数ライター説があるくらいですからねえ。ヘアメークは虚像とか。
美:案外普通の主婦だったりして。
燐:それはそれですごいぞ。
夏:期待しすぎたせいか、いまいち物足りなかったな。
燐:どーゆー内容を想像してたんだよっ。
夏:もっと大きいメガトン級の暴露。
燐:小出しにするってんだから、きっとあんたの期待したような暴露はいつかあるよ(笑)。
夏:とりあえず、ターゲットは伊藤某に絞られてたようだけど。まあ、詳しくは「きっこの日記」読んでもらうとして・・・。
燐:それにしても、ヒューザー社長の証人喚問にあわせた様にライブドアの強制捜査だ。なんかくさいね。
美:くさい?悪代官みたいなヤツが「堀江にはもうひと働きしてもらわんとな。」って?
夏:で、越後屋みたいなのが「あやつもあの選挙に受かってさえすれば、かような目には遭わなかったものを。つくづく詰めの甘いやつですなあ。」
夏/美(バルタン星人のポーズで):ふぉっふぉっふぉっふぉ。
燐:そこで即興芝居をするなあ~!。」
夏:ついでに明日は宮崎さんちの勤くんの判決もでるし、阪神大震災11年目でもある。そういや今年は曜日も一緒だったと思いますよ。
燐:う~~~む、重なるな。あざとい日を選びおって。それだけじゃ心配だからノドン発射かぁ?
美:あと原発事故でも起こったら完璧だわねぇ。
夏/燐:なんちゅう物騒なことを・・・。
夏:気をつけなきゃいけないのは、情報を得ても鵜呑みにしないこと、ちゃんと自分の頭で考えることですよ。
燐:「きっこの日記」であれ「阿修羅」であれ「2ちゃんねる」であれ「らいおんはーと」であれ(笑)。

17日のヒューザー社長証人喚問を見たくても見れなかった方はこちらで見られます。
   衆議院テレビ ビデオライブラリ

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米長官「イランは一線越えた」

リンク: @nifty:NEWS@nifty:米長官「イランは一線越えた」(共同通信).

ってさ~、最初に一線超えたはアンタ方米国じゃね~の?
希望のないパンドラの箱を開けたのは。
後戻り出来ない核の悪循環を作り出したのはアンタ方じゃね~の?
老人女子供を容赦なく原子の火で無残に焼き殺したのはアンタ方だけだろ。
(ややこしくなるから、ここでパールハーバーや731の話は持ち出さないこと。戦争犯罪は相殺すべきではない。)
被爆者を実験動物扱いしたのは、南の楽園を完膚なきまで汚染したのは・・・

アンタ方の頭の奥底には、最後の審判とかラプチュアーとかいろいろ妄想があるのかもしれないけど、
こっちはそんなもんに付き合うつもりはないからね。
こちとら筋金入りの不信心者死後は天国に行きたいがそんなもんないかも派だ。

てか、てめえんとこだけ核所有を主張してんじゃないやい。
そりゃ他国だって所有する権利を主張するだろう。
それに恐ろしくて核廃棄なんざ安心して出来ないやな。

とにかく責任もってなんとかしてください。
本気であれ誤射であれ事故であれ、そんなもんの犠牲にはなりたくありませんから。

あ、私はイランを支持しているのではありません。核兵器を持つもしくは持ちたがる輩はみんな基地外だと思ってますからね。

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2006年1月14日 (土)

シャズその後

photo005shaz

 昨年8月終わりから約1週間の家出をしたシャズだけど、今ではすっかりもとの大将にもどって我が物顔で暮らしている。だけど、帰って来てしばらくはにゃん相も変わってて、拾ってきた野良猫みたいだったのだ。

 もとに戻るか心配だったけど、このとおりきれいな三毛猫にもどりました。この写真では目つき悪いけど。

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2006年1月13日 (金)

ニコン、フィルムカメラから事実上撤退・デジカメ事業に集中(ロイター)

リンク: @nifty:NEWS@nifty:ニコン、フィルムカメラから事実上撤退・デジカメ事業に集中(ロイター).

 う~ん、これも時代だねえ。私ですらデジカメを買おうと思ってるくらいだからなあ。

 でも、高校生あたりから写真部でフィルムに親しんでいたから、なんか寂しいな。だんだんフィルムも無くなってきて、一部マニアのためだけのものになるんだろうね。写真屋さんもどんどん経営が厳しくなっていくんだろう。私はフィルムカメラに愛着はあるけど、デジカメ買ったらやっぱそれだけになるんだろうね。現像待たずにすぐにUP出来るからね、便利だわ。

 最近だけど、なじみの写真屋さんに夕方フィルムの現像と同時プリントを頼みに行ったら、「今メディアのほうのプリントをしている。150枚くらいあるから、今日は出来ないので明日になるよ、ごめんね。」って言われた。うひゃ、150枚。確かにフィルムと違って残量を気にせずに撮れるのは魅力だけど、150枚ってプリント代いくらになるんだろう。お金持ち、ってか選べよ(考えたら24枚撮りフィルム6本分。たいしたことないか。いや、記憶違いでもっと枚数あったのかな)。急がないし、それじゃ仕方がないから、明日でいいですって言って預けて来た。朝一で上げとくからって言われた。急ぐんなら他所に持っていったけどね。

 なんか自分が時代の狭間にいるのを実感したニュースだった。

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2006年1月 8日 (日)

JJ人形とゲームと占い

 ストラングラーズ関連作品の紹介コーナーです。

JJdollS  今日はSISJAPANの会員、HN日陰さんからのJJ人形の紹介です。学生時代に後輩の方から作っていただいたものだそうで、人形のデザインは日陰さん本人だそうです。まだ乱暴者だった頃の初期JJ(笑)で、ちゃんと右耳にピアスしてます。可愛いですね。

**********

 ついでに簡単にテキストタイプのロープレゲームや占いが作れるサイトで、ストラングラーズのゲームと占いを作ってみました。お暇な方はやってみてね。

JJの大冒険
 いくつかの項目を入力するだけで勝手にゲームを作成するサイトで作ったので、キャラに似合わなかったりしますが、そこはご愛嬌、ギャップを楽しんでください。
 ゲームの所要時間は約3分で気軽に遊べます。ストラングラーズを知らない方でもお楽しみいただけます。是非暇つぶしにでも挑戦してください。→やってみる

ストラングラーズ占い
 生年月日と血液型(笑)を入力すると、メンバーのほかに+アルファの計11キャラのどれかに当てはめた占い結果がでます。→占う

まあ、お遊びですので試しにやってみてくださいね。

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2006年1月 7日 (土)

JR下関駅で火災=未明に出火、駅舎に延焼

0800658_l@nifty:NEWS@nifty:JR下関駅で火災=未明に出火、駅舎に延焼-山口(時事通信).
下関駅舎、放火で全焼…住所不定の74歳男を逮捕(読売新聞)

え~~~~ん、思い出の下関駅が無くなっちゃったよぉ~。
。・゚・(ノД`)・゚・。

20060107-00000003-yom-soci-thum-001 放火だって。福田九右衛門(無職74歳)ってすごい名前の老人に燃やされちゃった。
悲しすぎる。
駅、なんにも無くなっちゃった・・・・・・。

あ、やば、写真見てたらホントに涙出てきたぞ・・・。

九右衛門にも思い出深い駅だっただろうに、なんで放火なんかしたんだろうなあ。
(しかし下の記事から考えるに、下関の人間じゃなさそうだな。)

【1月9日追記】
出所後すぐに下関駅に放火(共同通信)
 やはり、「放火→タイーホ→三食宿付別荘→(゚Д゚)ウマー」を狙ってたんですね。前回放火未遂で捕まったから味をしめたってわけだ。なんて身勝手な!これで犠牲者が出てたら「ムショ暮らしウマー」どころか死刑だぞ、じじぃ!確かに世の中現実まだまだ不況だし、特に下関という町は一時の造船華やかなりし頃の面影もなく寂れる一方の町だが、それなりに何とか観光で食っていこうとがんばってるのだろうに、そんな町の貴重な駅を極めて身勝手な理由で焼失させてしまうなんて、以前同所で起きた通り魔事件の犯人並みのキティだぜ。そんなにムショに逆戻りしたかったら、せいぜい無銭飲食でもして捕まってりゃ良かったんだよ。

【1月10日追記】
 親父に電話して聞いたら、あの駅2・3年で立て替える予定だったらしい。う~む。そうか、建て替え予定だったのか。まあ、カナリ古くて暗い感じがしたもんなあ。建て替えるなら大型水槽を復活させてほしい。
 それと、2ちゃんの書き込みではうどん屋や名店街やホームに通じるあたりは無事らしいです。少しはホッとしました。うどんは食べれそうで良かった。

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「テロ対策法」検討へ、政府が年内に骨格(遅ッ)

リンク: @nifty:NEWS@nifty:「テロ対策法」検討へ、政府が年内に骨格(読売新聞).

 10年以上も前に自国発の未曾有の化学テロや生物テロ(未遂)があっているのに、今更テロ対策法ですか?やっとですか?年内に骨格ですか。あんなに国外でばんばんテロが起こっていたのにまだ骨格すら出来ていなかったんですか?それでどうやってテロと戦うつもりでいたんですか?相変わらず寝ぼけてますねえ。

 米国はオウムの化学テロの時、「対岸の火事」にも関わらずその脅威をすぐさま察知し急いでBC(生物・化学)テロ対策を講じましたよ。わが国は911テロの時どうしましたか?すぐさまテロとの戦いを表明して、「念願の」自衛隊も派遣しましたが、国内はスカスカですね。あれからそろそろ5年になりますが、対テロのスペシャリストや対テロ組織はどれだけ育成されてますか。もしたった今大規模テロが起こっても、うまく対処できますか?使われた化学物質や病原体を直ぐに特定して早急に対処できますか?被害を最小限に抑えることが出来ますか?国民を守れますか?

 無理でしょうね。そんな人材はまだ自衛隊の一部しかいない筈ですから。

 なんか、自分のフトコロが温まらないことにはのんびりしてますね。だから「テロ支援国家だ」なんていわれるんですよ。まあ、実際多くの日本人国際テロリストたちを野に放してるんですけどね。オウムが国際的にまでテロ活動を広げた(この場合主に武器調達や訓練のためですけど)のも、そういう認識の甘さからでしょう。少なくとも12人が死亡して5000人以上の被害者を出した320のサリンテロは防げたはずなんです。

 まあ、国を挙げて耐震擬装テロや狂牛病テロを容認しているお国柄ですけどね。政治家の意識や自覚が発展途上国並なんだから仕方ないのでしょうか。

 とりあえずみんな、自分の身は自分で守りましょう。そのためにはちゃんと正しい知識を身につけないとね。とりあえず本やネットでしっかりした知識をどんどん得よう。その際、鵜呑みにせずに自分で正誤を判断することも大事です。まあ、私もそれは苦手なんですけどね。

*****

 なんてことを書いた後で、「テロ対策法」でググってみたら、なんと「共謀罪」よりトンデモない法案だった。先に調べろよ・・・。う~~~む、なるほど、だから今頃そんなことをいい始めたんだな。
 やはりこういう法案が出てきた時は気を付けないといけないんだと心した次第です。
 自らの戒めのため、この記事はこのままにしておきます。

 

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2006年1月 5日 (木)

放談2006年犬談義から・・・

【人物紹介】
山川夏輝:長身のショートカットが似合う美人だが、実はそこらへんの男より男らしいと評判。漢(おとこ)らしすぎて付き合う男が片端から脱落してしまうらしい。
多田野美羽:小ぶりで美人というより可愛いタイプ。HNは「ただのミーハー」からつけたらしいが、陰でタママ美羽といわれる。見かけで人を特に女性を判断してはいけない。
黒木燐:いわずと知れたここのブログ主。男言葉で勇ましいことを言う割には意外と弱気である。ただし滅多にないがキレた時にはこの限りではない。

燐:あけましておめでとうございま~す。
夏:おめでとうございまーす。
美:おめでとうで~す(はぁと)。
燐:しかし、年をとると1年が早いっすね。ついこないだ年賀状を書いたと思ったらまた年賀状書きだよ。まいったね。
夏:そりゃ早すぎでしょーが。
美:でも最近全部パソコンで出来るし、プリンタも性能が良くなって印刷も早いし、便利になったものよねえ。今年は私のセクシー写真を送ったから、楽しみにね。
燐:セクシー写真って、まさか、プードルのコスプレじゃぁねーだろうな。
美:いやぁねぇ、ジョークよジョーク。ちゃんと私の実家の愛犬ベラドンナちゃんの写真で作ったから安心して。
夏:ベラドンナちゃんって、あのメス犬なのに異様に凶暴なあのドーベルマンですか。深夜に進入した泥棒の後を匍匐前進で音も無くつけまわして、金庫に手を伸ばした瞬間に飛び掛って強盗を襲い、警察が来て逮捕された後もなかなか泥棒のお尻に食いついたまま離れなかったという、すっぽんみたいな・・・。
美:狼みたいと言って。そうそう、そのベラドンナちゃんよ。良かったわ、お尻で。太った男の人だったし。腕だったらきっと今頃彼、第3級障害者よ。
燐:新年早々危ないこというなよ(泣)。しかし、名前どおりの毒姫だなぁ。フツーメス犬ってのは比較的おとなしいものなんだがなあ。ウチのコロナなんか良く吼えてちゃんと番犬してるけど、かなり臆病だよ。
夏:まったく吼えないでいきなり食いつくってのがインケンですねえ。
燐:ホント吼えないんだよ。私は犬好きだからドーベルマンだって怖くないけど、あいつだけは何を考えているかわからんので怖いよ。おまけに黒っぽいから陰にいるとわからないし、おまえ、そんなキケンなモノ、いくら庭の中とはいえ、放し飼いにするなよな。
夏:件の泥棒は、お尻の怪我よりも心のケアに時間がかかったらしいじゃないですか。犬と暗闇恐怖症になって二度と泥棒には復帰できないという話だし。
燐:泥棒に復帰できないならいい話じゃないか。
美:そうよ。ウチのベラドンナちゃんは泥棒を更生させたのよ。
夏:更生どころか下手すりゃ一生病院で心のケアですからねぇ、入った家が悪いのか・・・。
燐:それとも、オレが、悪い~~~のか~♪
夏:歌うな。そりゃ泥棒が一番悪いに決まってるでしょうが。
美:文字通り犬に噛まれたと思ってあきらめるしかないわね。
燐:じっさい犬にかまれたんだろ!
夏:なんか、上手い具合に戌年らしく犬の話題になってますねえ。
燐:正月にするようなめでたい話じゃないけどな。ところで夏輝、なんでそんな清四郎みたいなしゃべり方してるんだ?
夏:実は前回の放談で黒木と区別がつかないと友人からクレームがつきまして・・・。
燐:なんだよ、クレームって。まあ読んでくれる人がいるだけいいか。
夏:クレームといえば、強度擬装疑惑のこと、あまり話題にならなくなりましたねえ。
燐:お正月だからだろ。でも退去命令が出ているのに未だ出て行けない人たちがいるようだけど、気の毒だねえ。
美:これがホントの「安物買いのジェニーはゴキゲン斜め」ってやつね。
夏:懐かしいネタで、被害者に鞭打つような発言はやめなさい。確かに安かろう悪かろうの見本みたいな物件だけど。
燐:ハリボテみたいなマンションをつかまされた方にも多少の非はあるだろうけれども、作為的にそんなもの設計して許可して作って売ってぼろ儲けした連中の方が悪いだろう。まあ、ヒューザーの小嶋社長の証人喚問もあることだし、正月が開けたらまた盛り上がるんじゃないかな。
夏:盛り上がるって、また問題発言をする。
燐:盛り上げてもらわなくっちゃ困るだろ、言い方は悪いけど。このままうやむやにされたら、またぞろ同じようなことが起きるのは自明のことだろ。末端から大元までずずずいっと、とことん追求してもらわなくっちゃ。
夏:でも、結局うやむやに終わるんじゃないですか、いつものパターンで。
燐:とりあえず、この事件に関しては珍しく世間の関心が高いので、ひょっとしたら違うパターンに転がるかも知れないし、うやむやにされるにしても、どこまで突っ込めるか注目していきたいね。
美:「政」にどこまで迫れるかだわね。それといくつ死体ができるか・・・。
夏:すでに死体はひとつ出来ていますよ。
燐:新年早々ヤバイ話をするんじゃねーよ!しかし「きっこの日記」はすごいね。「社会派君がゆく!」にまで話題にされてるやん。
夏:う~ん、あれは時々どこまで鵜呑みにしていいかわからないよーな記事もあるけど、この件に関しては感服しましたよ。またああいう風にどんどんマスコミの鬼門ネタを書くもんだから、ますます注目されて、更にどんどん彼女に情報が集まっちゃったようだし。
燐:17日の小嶋社長の証人喚問前あたりに、鉄筋擬装マンションの話題を総力掲載するらしいので、その頃「きっこの日記」を忘れずにチェックしたら、証人喚問がますます面白く見れますよ・・・って、ちゃんとテレビ中継するんだろうな。
美:それより、きっこさんの身辺は大丈夫なのかしら。
夏:これだけ注目されているんだから、彼女に万一のことがあったら益々あらぬ疑惑が広がるでしょ。2ちゃんねらあたりもかなり注目しているから、そんなことがあったらトンデモない祭りになってしまいますよ。テキは出来るだけコトを荒げたくないでしょうから、とりあえずきっこさんは監視下に置くだけにして、証拠隠滅のほうに総力を注ぐと思いますよ。
燐:馬渕議員もすごかったよね。それにしても、民主は馬渕さんだけに特攻させているようだけど、もう少し党としてもヤル気を出してほしいよね。本当に政権とる気あんのかね。あんがい民主の中にもスネに傷を持つ議員がいたりなんかして。
夏:有り得ないこともなさそうですが。
燐:馬渕議員自身に危害は及ばないのかも心配だね。
夏:きっこさんと同じ理由で、今身辺に危険が迫る確率は低いと思いますよ。ただし、ほとぼりが冷めたころに報復としてスキャンダルを撒かれて失脚させられる可能性はありますね。どっかの大阪弁議員の時みたいに。とはいえ、まったく危険がないとは言いがたいので、危機管理はしっかりとしておいた方がいいと思うんですけどねぇ、サイトやブログを見る限りでは一抹の不安を感じますねぇ。
燐:とにかく、馬渕さんにはがんばってほしいものです。まあ、この話題はキリがないし、進展があってからまた話すとして、暮れにこのブログで今年こそは明るい話題をって書いた端から、新年早々子供御輿に飲酒運転の車が突っ込んだり、初詣夫婦が仲良くひき逃げされたり、火事で留守番の幼児が死んじゃったりで、ろくなことがないなあ。
夏:仲良くひき逃げされるって表現もどうかと・・・。
美:だいたい燐ちゃんってば、地震の時だって、ブログに「このまま治まって欲しい」って書くたびに最大級の余震とか強い地震が起こってたじゃない。
燐:ぬれぎぬだ~。そういえば、しばらく大きめの地震はおきてないなあ。落着いたのかな。
夏:あ~あ、言っちゃった。
美:しばらく注意しておいたほうがいいわねぇ、地震。
燐:なんだよ、それは。
美:明るいニュースといえば、去年の暮れの話だけど、ヤワラちゃんが出産したそうじゃない。
燐:自分をなんか思い切りカンチガイしているタワラの話なんざどうでもいいよ。そもそも有名人が誰とつきあおうが結婚しようが出産しようが離婚しようがマニアであろうが本人達の自由だし知ったこっちゃないや。
夏:ひがみと思われるからやめたほうがいいですよ。
燐:ひがんどるわい。暮れといえば、また曙が負けたらしいね。いい加減横綱の面汚しは辞めればいいのに。
夏:でかいだけに足が弱いんでようかねぇ。妙に足が細いし。
美:もう、マケボノの名を恣(ほしいまま)にしているわね。いつまでやるのかしら。いっそあきらめずに毎年やれば、負け続けてもくじけずにがんばるその姿に感動してファンが増えるかも。
燐:ハルウララかよ。ないない、あんな暑っ苦しいのが無様に負け続けるのを見て誰が感動するもんかい。2ちゃんねるの芸スポニュース速報+の看板になっちまってるじゃないか。
美:いっそ戦おうとか考えずに、初っ端から覆いかぶさって相手を押しつぶしたら勝てるんじゃない?(実際覆い被さったらしいが、重いより死ぬほど汗くさかったらしい
燐:勝つどころか相手があの世に行ってしまうわ!
夏:格闘技としては、猪木対アリ戦よりつまらない戦いになりそうですね。
燐:すでにつまらない戦いを続けてるやん。見てないけど。
美:ボビーに負けちゃったもんねえ。
燐:しかし、ボビーってホントに格闘技素人だったのか?あの身体、半端じゃないやん。変な日本語も嘘くさいし、お邦の実家は資産家らしいね。からくりTVのあのコーナー、邪魔だったからチャンネル変えてたよ、ウチ。でもなんか憎めないとこあるけど。
夏:格闘家殺しですね。彼のおかげでボブ・サップも影が薄れまくりでしょ。バカっぽく振る舞ってるからウケがいいのかな。
燐:実際はかなり頭が良いやつなのは確かだね。しかし、曙はガチンコ勝負には向かないってことだね。相撲みたいに伝統があってきっちりしたルールに則ってやる分には強かったけど。
夏:年齢的なものもあるんじゃないですか?太りかたも半端じゃないし。曙にはもう痛々しさすら感じますよ。
美:ま、弱いものいじめはそれくらいにして、新年らしく今年の豊富でも述べないこと?
夏:そうですねぇ。では私から・・・。今年こそ、がんばってマンション購入に向けてしっかりと貯金したいと思います。もちろんマンションは鉄筋のちゃんと入ったしっかり耐震構造しているやつね。あとサボらずにジムに通って体型維持に努めたいと思います。
美:あたしはァ、今年こそ素敵なカレをと言いたいところだけど、そろそろうっとおしくなってきたので、やめにして、今年は国内でも海外でもいいから、絶対に3回以上旅行したいです。去年はなんか近場の温泉にしか行ってないもん。
燐:私は今年は少し無理をしてでもストラングラーズのライブを見に行きたいなあ。あと、せっかくビオトープ管理士の資格が取れたんだから、その関係の仕事ができたらいいなと思います。二つともちょっと無理っぽいけど。
夏:そうだった、資格、取れたんですよね。遅くなったけどおめでとう!
美:よかったね、おめでとう(はぁと)。
燐:ありがとう。でも、なんか催促したみたいで悪いなあ(大テレ)。
夏:ということで、今日はお祝いですよ。黒木が資格取得祝いで奢ってくれるそうですよ。
美:うわぁ、嬉しい!燐ちゃんどうもゴチになりま~す!
燐:ええ~~~~~ッ?! 普通逆だろ?え?マジ?かんべんしてくださ~~~い。

(結局ワリカンで支払いました。)

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2006年1月 2日 (月)

今年もやってるよ、招き猫

【福岡近辺の方へお知らせ】
manekinekos 去年と同様、今年も友人が招き猫を売っています。

■箱崎宮で12月31日から1月5日まで。

■吉塚の十日恵比寿神社で
十日恵比寿の間(1月8日から11日まで)

 箱崎宮では地下鉄箱崎駅改札を出て右側の階段から出てすぐのあたりに出店があります。
 manekinekonoe 十日恵比寿神社では、正面の参道にある店ではなく、横道のほうに出店しています。いづれも写真の猫のイラストが目印です。
 特徴のある長髪で、体格のよろしい店長のお姐さんが主に売っています。両神社に行く予定のある方、ぜひ寄ってみてください。オーソドックスmanekinekoSS なものから変わり招きまで、いろいろな招き猫がありますよ。このブログTOPに使っている可愛い招き猫もあります。招き猫の上げた手や色にもいろいろ意味があるので、買うときには是非吟味して買ってくださいね。わからないときはお姐さんに気軽に質問してください(忙しいときを避けた方がいろいろ詳しく教えてくれます)。きっとお望みの猫を見つけてくれますよ。
 ここ(黒木燐のブログ)を見て来たと言ったら、なにか良い事があるかも。

【追記】
 今日(1/3)行ってきました。招き猫だけでなく、猫の御香立てとかお月見猫とか、ほかの猫の置物も充実してました。TOPに使ってるのと同じ猫は屏風付セットが無くなって、単品で売ってました。
 まあ見るだけで楽しいので、寄ってみてくださいね。

 

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2006年1月 1日 (日)

新年のご挨拶

2006SYOUGATU001S あけましておめでとうございます。

 今年は世界中で良いことがたくさんありますように。
 皆様にとって本年が良い年でありますように。

 そして、今年もブログ"Heaven or Hell?"をよろしくお願いいたします。

 ※なお、このトップ画像は正月限定仕様でございます。若干でかいですが、大きいことはいいことだ、ということで、今年が景気良くなることを祈ってどどど~~~んといきましょう。

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