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2005年10月 3日 (月)

悪徳商法の話2編

■地域の平和を守る正義の悪徳業者?

 これは、4年くらい前の話なので、詳しくは覚えてないのですが、私がうっかり内職商法で有名な某社に在宅の資料を請求したばかりに、色々その手の電話がかかっていた頃の話で、一番訳のわからなかったものを書きます。
 
 ある日私が会社から帰ってすぐ位に電話がなりました。嫌な予感がしましたが、とりあえず出ると、アブなそうな声のオッサンだった。なんじゃこいつと思ったら、いつものパターンの第一声が。
業者:●●セキュリティーなんたら(会社名失念)と申しますが、黒木燐さんはおられますか。
黒木:私ですが(やっぱキタ━━━━(゚∀゚;)━━━━!!!!)
業者:私は今回、黒木さんにセキュリティ関係の在宅のお仕事をお願いしようと思いまして。黒木さんは、セキュリティに関して興味はありませんか?
黒木:特にないですが・・・。
業者:A市(私の住んでいるところ)内の新聞販売店にセキュリティ関係のチラシを配っていただくお仕事なんですが、謝礼として少なくて申し訳ないのですが1月五万円ほどお支払いいたします。
黒木:はあ。(へ?チラシを販売店に配るだけで5万円?新聞配達ならともかく、新聞販売店なんてそんなに多くないじゃない。アヤシイ。)
業者:いかがですか?引き受けてくださいませんか?
(このあたりで妹が夕食が遅くなると機嫌悪くなり始める。)
黒木:いやぁ。チラシを配るだけといっても私も自分の仕事でなにかと忙しいし、残業も多いし。今日だってさっき帰ってきたばかりですし。
業者:そんな難しいことじゃありませんよ。週一回チラシを配るだけですよ。
(このあたりで、妹がイラついて「そんな電話、ブチッて切ればいいじゃん。」とわめきだす。)
黒木:(いろいろ突っ込みたかったけど外野がうるさいので仕方なく)申し訳ないけど、お断りします。
業者:じゃあ、黒木さんはA市の平和が守られなくても平気なんですね!!
黒木:???ハァ???????? 

 業者のオッサン、訳のわからない捨て台詞を吐くと、さっさと電話を切ってしまいました。
 A市の平和を守るってたかがチラシ配達で???
 アンタ何者やねん。
 ああ、あと10分ほどあったらいろいろ聞き出せたのに、実にもったいないことをしました。ついでに「ワタクシ、実は悪の組織『絞め絞め団』の幹部ですの~~~。」とか言ってさし上げればよかったかな。「実は悪の・・・」あたりで電話を切られそうな気はしますが(笑)。

 多分5万円の謝礼に目がくらんで(笑)引き受けたら、「実はですね、そのために資格が要るんですよ。」「なんだって~~~?」てな展開になって妙な教材をローンで買わされるあたりではないかと思いますが。
 それが内職商法クオリティー。

【追記】
ここに同じようなケースが報告されていました。

ひとりの手♪掲示板

2005年7月12日の書き込みです。これは「ロドン」という会社名を名乗っていたようですね。

詳しい話を詰めていくと、
「チラシを配って宣伝している人本人が防犯(原文ママ)にあってしまったら困るので」と
いう理由で、
●この仕事を始めて頂くには、防犯セット(約50万)を購入して頂きたい
と言われました。
その支払方法は、毎月の収入から2万ずつ、信販を組んで頂いて払ってくれれば良いと。
チラシ配りの仕事を始めるにあたって、お金は一切かからないという話でしたが、あ~やっぱり!こういう事かと。

 なるほど、やっぱり高額の「商品」売りつけですね。身分証明や口座番号も即送れとしつこく言われたようです。そんなおっとろしいこと出来ますかいな。さっさと電話を切って正解だったようですね。
 
つまり、、配らされるチラシは防犯グッズのもので、配る場所は新聞販売所でもご近所でもどーでもよいわけです。要はカモにチラシ配りをエサに高い防犯グッズをローンを組ませて売りつけるという、悪徳商法の王道ですね。や、失礼、王道なんて分不相応でしたね。同工異曲というべきでした。もちろんそんな仕事を受けたって収入はありませんただただ長━━━━━━━━━━━━ いローンが残るだけです。
 みなさん、くれぐれも気をつけてくださいね。

■エアコンのお掃除はゲルマニウムの夢をみるか

 これは最近あったほやほやの話です。

 妹の友人Kちゃんが妹の車で我が家に向かっていた時のことです。車には母と私も乗っていました。Kちゃんが途中実家に取りに行くものがあるというので、いったん彼女の家の前で止まりました。Kちゃんは車から降りながら、
「そういえば、お父さん、エアコンの掃除を頼んだって言ってたけど。」
と言ったのです。私の悪徳センサーはその言葉にソッコーで反応しました。
「エアコンの掃除って、そのあとなんか高いモンを買わせるヤツじゃなかろうね。」
「え~~~?そんなんあるん?」
「あるある。」と妹。
「今問題になっとるんよ。」これは母。
「えッ?! ついでにお父さんに聞いてみる。」
「大丈夫、いざとなったらクーリングオフ出来るけん。」と私。
彼女はあせって家に消えていきました。しばらくして、疲れた顔をして帰ってきた彼女はいいました。
「今来とったよ。お父さん、もう契約書を書いているところやった。」
「あら~~~~。」
「ゲルマニウムのブレスレットだって。5700円の7年払いらしいよ。」
黒木家口々に「そんなん、いくら利息がかかるん。」「クーリングオフした上に着払いで返品じゃぁ。」
「やけんね、業者のお兄ちゃんに『クーリングオフ出来るんですよね。』って念を押しといた。」とKちゃん。「でね、もっといろいろ確認したかったけど、お父さんがもういいって機嫌悪くなったけん、とりあえず帰ってきた。」
「心配せんでもクーリングオフ出来るけんね。」
「いちおうウチのお姉ちゃんに様子見に行ってって電話しとこう。」
彼女は早速お姐さんに電話をいれてました。彼女のお母さんは身体を悪くして入退院を繰り返しています(現在も入院中)。健康が回復するとかいわれて、そんな妻に効くかも知れないと、ついつい買わされてしまったらしいのです。こういう業者の特に許せないところは、こういう人の弱みに付け込むところです。

 家に帰り着いてから、私はインターネットでこの件に該当しそうなサイトを調べました。
 ・悪徳商法?マニアックス 
 ・遠見屋 我楽多倉庫 
 この2つは基本だけど、印刷して渡すには情報が膨大すぎるし時間もない。それで新星堂というサイトにクーリングオフのページがあったので、それを印刷してKちゃんに渡しました。

そして、とりあえずこの2点を強調して教えました。
・夜8時以降の訪問
・目的は訪問販売だと告げずに、エアコン掃除をするとか言って家に入りこんで製品を売る
これらは特商法(特定商取引に関する法律)に違反する行為である、と。

 夜、Kちゃんの姉夫婦が実家へ急いで行ったときはすでに業者は引き上げていたそうです。
 
 しかし、みなさん安心してください。お姉さんは翌日また実家に行って、業者やローン会社に電話をかけまくって、さんざ文句を言った挙句、昨日のお兄ちゃんを呼びつけて商品を持って帰らせたそうです。

 すごいぞお姉さん!! パチパチパチ。

 これにて一件落着。悪徳訪問販売業者に合掌。

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