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2005年10月23日 (日)

「遠見屋 我楽多倉庫」さんに掲載されました。

002s   ここで書いた「悪徳商法の話2編」が、遠見屋さんのサイトに掲載されました。
 他にも悪徳商法に関わる体験談が数多く掲載されており、面白くてためになります。うっかり騙されないためにも是非このサイト「遠見屋 我楽多倉庫」をのぞいてみてください。

遠見屋 我楽多倉庫
http://www.asahi-net.or.jp/~qu2n-sgmt/garakuta/index.html

※すみません、何故か「遠見」が「逸見」になっていました(汗)。

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2005年10月16日 (日)

内容のない放談:あれからひと月

 友人達と選挙ネタで話していた筈が、何故か途中で特撮ネタが・・・。小選挙区制度についてのお勉強もできます(多分・・・)。

黒木燐(以下燐):いや~、あれからひと月経ちましたねぇ~。
多田野美葉(以下美):そっか、はっや~~~!
篠崎哲平(以下哲):オレはあれは予想していたし、票も自民に入れたけどね。
燐:なんだとぉ~~~ッ!
哲:だから自民に入れたわけで小泉さんに賛成して入れたわけじゃないって。
燐:どっちでも同じじゃぁ~~~!!
哲:だってよ、実際民主が頼りになる感じがしたか?
燐:う~~~。
哲:しなかったろ?オレには政権を任せるにたるとは思えなかったんで、単に当て馬として入れることは出来ない性分だからそうしたんだ。お前だって頼りないとか書いていたじゃないか。
燐:だけど、やらせてみなければわからないだろ!
哲:もっと悪くなる可能性のほうが高いだろ。だいたい、政策はほぼ自民と同じだし、今の状態で彼らが政権を取ったら益々混沌に近づくだけだ。とりあえず現政権で継続して、約束どおり小泉さんにはあと1年で退陣してもらう。そのほうが無難と思ったんだ。第一抵抗勢力ったってヘタレばかりだったじゃないか。恐ろしくってあんな連中に任せられるもんか。
燐:確かに民主のヘタレ加減は私もブログに書いてたけど。でもね、やっぱりあの人の好き勝手にさせてはいけないと思うんだ。なんかあの顔を見るたびにチリチリと本能的に危険を感じるんだ。
哲:お前が小泉嫌いなのはよくわかってるけど、それだけで他が見えなくなっているのはどうかと思うぞ。
燐:違うぞ。確かにあの冷血男は特別に嫌いだけど、わたしゃもともとアンチ自民だからな。はなっから自民に入れる気なんかなかったぞ。
哲:だから好き嫌いではなくしっかりと政策や面子を吟味してから投票しろって言ってんの。
燐:あのね、私だってそこらへんは考えてたんだよ。でもやっぱりこのままではいけないと判断したんだ。
美:まあまあ、ほっとくとループし続けそうだからそれくらいにしたら?終わったことは仕方ないことだし。
 でも自民党があれだけ圧勝したのにはびっくりしっちゃった。私は体調が悪くてあの日は早く寝たんだけど、朝テレビを見て、さすがに目が覚めましたわ。
燐:ふん、あたしゃムカついたんで早く寝たワ。
哲:オレもさすがに240議席とるとは思ってなかったから、薄ら寒い気がしたのは確かだな。正直しまったと思ったよ。
 ただね、実際のところ、自民と民主の票は議席数ほど離れてないんだ。むしろ良い勝負だったといっていい。
美:え?そうなの?
燐:そういうことらしい。私も選挙翌日は愕然としたけど、いわゆる小選挙区マジックというものらしいよ。実は批判的な人も多かったんだなって少しはほっとしたけどね。自民が過半数取ったのは確実なんだけど。
哲:とりあえずこれをみてごらん。(と手持ちのノートパソコンを立ち上げる。)
燐:いいな、それ。欲しいな。

るいネットより「小泉圧勝」?国民の半分は「反小泉」という事実

哲:だけど、実際報道されているのは小泉圧勝という事実のみなわけだ。
美:まさに勝てば官軍ですねぇ。
燐:もともと官軍だろw。
美:ってことは燐ちゃんやあたしが入れた票は役に立たなかった可能性があるわけね。死に票ってやつ?
哲:まあそういうことだけど、そういうシステムだから仕方がない。だから票の取り方によっては民主圧勝という可能性もあったわけだ。だから2大政権向きといわれるんだ。小選挙区についてはここが詳しいよ。

Financial Journal::選挙区制度について考えてみた

美/燐:ゲリマンダー・・・。
哲:二人同時に突っ込み入れるなよ。消防かおまえら。
燐:怪獣の名前みたいだな。スカトロ怪獣ゲリマンダー。うわぁ。
美:ゲリマンダー、カクマンダー、ハトマンダー、3人合わせてサンマンダー!みたいな。
哲:怪獣も戦隊もどっちも嫌な戦い方をしそうだな。
燐:とん~でこ~い、マンダー♪
哲:そりゃバンダーだろ。
燐:サンダとマンダ。
哲:それはガイラだ。そもそもマンダって龍タイプの怪獣がいたろ。それより大年増がばれるぞ。
燐:だれがゴジラが最初に暴れた島じゃ。
哲:それは大戸島だ。
美:いい加減特撮から離れなさい!
哲/燐:おまえもふっただろーが!
美:きゃ~~~。
哲:ところで阪神乗っ取られそうだね。大丈夫なんか?あんなのに身売りして。
燐:そろそろいやんな動きが出て来たようだね。ま、ソフトバンクがホークスといういい買い物をしたからなあ。
美:昨日のホークスの逆転劇はすごかったわ。
哲:いや、あそこであれだけ粘るとは思わなかったよ。あれがホークスの底力だっての!
美:で、やっぱり郵政民営化通っちゃったね。
燐:ああ現実に戻ってしまったよ。
哲:あの状態で通らないほうがおかしいわけだが。もう野田聖子なんか見てらんないよ。
燐:反対していた時はなかなか骨があると思ってたけど、やっぱヘタレだったな。
哲:一回権力を持った人間なんてそんなもんだよ。ちゃぶ台をひっくり返して出て行くのにはそうとうな勇気がいる。今のままじゃ終わってしまうのがわかっている。わかっているから余計にあせる。
 確かに「民営化には賛成だけど、小泉さんの民営化案ではまずい」ので反対した人たちは多かったけどさ、それならそれで初心貫徹しろや、と。もうかっこ悪いというか恥も外聞もないというか。
燐:それから小泉チルドレンとかさ、どうにかなんないの、あれ?第一チルドレンなんていわれて恥ずかしくないのかね。まあ、実際小学校の学芸会みたいなもんだが。
美:総理が水を飲んだだけで大喝采だったってあれね。
燐:でね、私はあの人がそんなに策略家とは思えないんだ。絶対誰か優秀な参謀がいるに違いないよ。実際質問されてもほとんどまともに答えないだろ。答えても何を言ってるかわからないし突っ込まれると小学生並みの開き直り。あれはボキャ貧なんじゃなくて、多分答えられないんだ。
哲:しかし、嫌いなやつにはえらい言い様だな。
燐:自分がアガリ症でディペートとか苦手だからね。そもそも政治家たるものちゃんとしたスピーチが出来なくてどーする。妙にキャッチーなコピーはやたらと連発するけど。これはある意味天才かも。
美:煙に巻くのだけは上手いわよね。
燐:煙に巻くといえば、刺客とやらでくのいちって話題になったよね。
 あれってそもそも女忍者のことじゃなくて、女性をナニして懐柔してスパイとして使う忍者の隠語なんだ。くノ一は女って漢字を分解したものだってのは、いまさら言う必要もないだろうけど。
 で、くのいちって聞いたときになんかヤラシイなと思った。そんな失礼なこといわれて喜ぶなよ。
哲:そういえば、石森章太郎(※1)の漫画に「009ノ1」(※2)ってのがあったな。
燐:え~、読んでたんだ。
哲:そうそう、ガキの頃オヤジの週刊誌をこっそり・・・って、なにを言わせる!
美:スケベですわ!
哲:男はみんなスケベなんだ!スケベと変態は違うんだ!エ■拓を見るような目でオレを見るな!!
燐:しれっとネタをふったなぁ。
美:その伏字はあまり役に立ってませんわよ。文字のサイズを小さくすべきです。
哲:だいたい「009ノ1」って聞いて直ぐにエロとわかるのもどうかと思うぞ。
燐:まあね。でもエロっつって当時の成年マンガだしな。たかが知れてるよね。そもそも石森の女の裸では萌えないぞ。今は少女マンガ雑誌だってものによってはそうとうエグイらしい。
哲:そ・そうなのか?
美:もう、ぐしょぐしょのぬるぬるのべちゃべちゃの糸引きですよ。あ、ここ小字でよろしくね。
燐:そんなだから、体ばっか大人で頭の中は幼稚なガキばかり増えるんだ。ついでにマンガでエイズの怖さや予防の仕方くらい教えておけよ。未だにホモの病気と思ってるやつがいるそ。
美:コーラで洗ったら大丈夫とかね。
燐:そりゃ妊娠予防の迷信だろ。選挙の話からコーラで洗う話でオチかよ。
哲:おあとがよろしいようで。
燐:よくないわぁッ!!

 って、ゲリマンダーネタを使いたかっただけだったんちゃうのか、と。

(※1)石森章太郎:いわずと知れた石ノ森章太郎のこと。萬画家。私たちの年代では石森章太郎のほうがピンとくるのだ。
(※2)009ノ1:マンガアクション掲載。ココの下から2番目参照。読み方は「ゼロゼロナインのワン」だと思っていたら、実写ドラマ化を見ると「ゼロゼロくノ一」になっている。あれ、勘違いしてたかな?

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2005年10月 9日 (日)

今更ながら「のまネコ」問題

 この問題はネットからはみ出して大騒ぎになっているので、ご存じの方も多いと思う。
 わからない方のために簡単に説明しますと、「恋のマイアヒ」(邦題)という曲がありまして、まあ、その曲の歌詞が、何となく日本語に聞こえるワケです(「空耳」という)。それが面白くて、あるフラッシュ作家がその曲に空耳歌詞字幕つきで、2ちゃんねるのAAキャラたちが踊るフラッシュを作ったら、これがまた大ウケで、ちょっとしたブームになっちゃった。そこに目をつけたエイベックスという会社がその作家と話し合ってフラッシュをおまけにつけたCDでその曲を売り出したらもうバカ売れ。その曲を作ったグループはもうとっくに解散しちゃっている今、日本で大ブレイクしてしまった。
 その会社がフラッシュをおまけにつけた時に、2ちゃんねるキャラに払拭しないように、微妙にネコのデザインを変え、おにぎり八頭身などの強力キャラは削除された。そして、ブームに気をよくして、「のまネコ」と登録商標をして商品展開をしようとした。しかし、それを知った2ちゃんねらーたちが大反発、エイベックス側はなんとか事態を収拾すべく対応しているのだけど、その度に火に油を注いで炎上している。最近も社長のお詫び発言(2ちゃんねらも喜ぶと思った)で大炎上しているようだが、なんだかなー。
 この問題は未だに収集がついていない。エイベックス側も潔くご破算にすればいいのにとは思うが、いろいろ大人の事情があるのだろう。

 参考資料:のまネコが出来るまで

(件のAAキャラたちが説明するここがわかりやすいです。もっと詳しい内容はここ、「エイベックスのまネコ問題まとめサイト」をごらんになってください。)

 2ちゃんねらーたちが騒いだのは、エイベックスが商品展開で「儲けようとした」からではない。自分たちが共有財産として愛するAAキャラが商品登録され、モナーがそれに似ているからとされてしまい、使用できなくなることを恐れたのだ。もちろん勝手にキャラを使われてあまつさえ改造され、名前まで変えられ、勝手に商品化されたことも問題だった。自社の登録商標にはせず、ちゃんとモナーとして売り出され、売り上げの何割かは2ちゃんねるに行くとかすればまた違ったかもしれない。

 前置きが長くなったけど、ここからが本題。

リザードのモモヨさんが「のまネコ」問題に対してコメントをされています。
http://www.dgcr.com/cgi-bin/backnumber/back.cgi?mode=right&year=2005&month=10&day=4
(メルマガの過去ログです。良かったら登録してね。)

 この記事は転載を禁じられているので、是非リンク先に飛んで読んでください。

 彼(モモヨ)が指摘しているように、この問題はAAキャラをめぐる争いとして盛り上がっているが、当の歌の作者が置いてけぼりにされている。確かに「のまのまイエィ!」と可愛い猫が踊る楽しい曲としては日本に広まったが、原作者のO-ZONEがどんな人たちで、この曲がどんなメッセージを持ったものか知っている人は希少だろう。私だってホントの歌詞がどんなものであるか、まったくわからない。まだ英語だったら多少はわかるんだろうけど。万一、ストラングラーズの「ラ・フォリー」みたいに、ある猟奇殺人がテーマ(これはまずないだろうが)だったらどうだろう。また、もし日本をめちゃくちゃ馬鹿にした歌詞だったら?

 たとえば自分の大好きなバンドがそんな扱いを受けたらどんなものか。
 例えば私なら、モモヨが当該記事で書いているところのストラングラーズだが、こういうことだ。
 生憎私は未見だが、タモリ倶楽部の空耳コーナーでストラングラーズの曲がかかったことがある。"Nice 'N' Sleazy"という曲だが、一部「オラァ童貞(以下略)」と聞こえるというものだったらしい。もし、それが面白いというのでフラッシュ化されそれが大うけしたとする。それを利用して売らんがために、来年発売される新譜にそのフラッシュをおまけにつけて発売したとする。まあ、今は彼らのファンが少ないがために、モモヨが書いているような事態は招かないとは思う(むしろJJをなだめるほうが大変ではなかろうか)が、私たちはレコード会社に相当な抗議をするだろう。
 売れればいいというものではないのだ。

 とはいえ、そういうフラッシュを徹底的に取り締まるということもつまらない事態だと思う。ネットで楽しむ程度ならいいのではないか。なんかそういうフラッシュ文化とアニメの同人文化は、オリジナルに対して同じような共生関係にあるのではないかと思う。アニメ界ではキャラたちが同人でどんな扱いを受けても黙認している。ある意味人気のバロメーターでもあるからだ。(ただし、時と場合によってはポケモンキャラで801をやってしまった同人作家のように逮捕される可能性はある。万一ディ●ニーキャラなんぞでやった日にはどえらいことになるのである。)
 フラッシュ職人たちはどんどん質の良いフラッシュを製作してもいいと思う。ただし、そのフラッシュに誰かの曲を使うのなら、まず原曲についての詳細な情報を明記するべきである。(本文中敬称略)

 などと書きながら、私がストラングラーズの"SWIM"でフラッシュ(空耳ではないぞ)を作りたいと思っているのは内緒だ。

空耳フラッシュの見本
もすかう(Part1)

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2005年10月 3日 (月)

ぼくは「いい者」?それとも

僕らは子供の頃、誰でも正義の味方にあこがれた。
正義の味方は絶対的に正しかった。
悪に厳しく子供や女性には優しく、
それに同調するように、「いい者」の大人達は、
子供の人質を助けるために宇宙人に降伏すらした。
しかし、正義の味方はどんな強い悪の組織にも決して屈しなかった。

正義の味方はかっこよく、卑怯なことを憎んだ。
正々堂々とサシで戦い、苦戦の末勝利した。

 え?

 五色戦隊モノ?( ;´∀`)

公私混同せず、常に真摯に職務に励んだ。

 え?

 隊長がビートルに傘を持って来させた? ( ;゚∀゚)))

弱いものいじめは絶対にせず、他の星を攻撃することなど決してなかった。

 え?

 ギエロン星?( ;゚Д゚)

どこかの大国のように、先住人類を殲滅などすることは・・・

 え?

 ノンマルト? ( ;゚Д゚)))

 正義の味方じゃぁ仕方ないな( ;´∀`)

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悪徳商法の話2編

■地域の平和を守る正義の悪徳業者?

 これは、4年くらい前の話なので、詳しくは覚えてないのですが、私がうっかり内職商法で有名な某社に在宅の資料を請求したばかりに、色々その手の電話がかかっていた頃の話で、一番訳のわからなかったものを書きます。
 
 ある日私が会社から帰ってすぐ位に電話がなりました。嫌な予感がしましたが、とりあえず出ると、アブなそうな声のオッサンだった。なんじゃこいつと思ったら、いつものパターンの第一声が。
業者:●●セキュリティーなんたら(会社名失念)と申しますが、黒木燐さんはおられますか。
黒木:私ですが(やっぱキタ━━━━(゚∀゚;)━━━━!!!!)
業者:私は今回、黒木さんにセキュリティ関係の在宅のお仕事をお願いしようと思いまして。黒木さんは、セキュリティに関して興味はありませんか?
黒木:特にないですが・・・。
業者:A市(私の住んでいるところ)内の新聞販売店にセキュリティ関係のチラシを配っていただくお仕事なんですが、謝礼として少なくて申し訳ないのですが1月五万円ほどお支払いいたします。
黒木:はあ。(へ?チラシを販売店に配るだけで5万円?新聞配達ならともかく、新聞販売店なんてそんなに多くないじゃない。アヤシイ。)
業者:いかがですか?引き受けてくださいませんか?
(このあたりで妹が夕食が遅くなると機嫌悪くなり始める。)
黒木:いやぁ。チラシを配るだけといっても私も自分の仕事でなにかと忙しいし、残業も多いし。今日だってさっき帰ってきたばかりですし。
業者:そんな難しいことじゃありませんよ。週一回チラシを配るだけですよ。
(このあたりで、妹がイラついて「そんな電話、ブチッて切ればいいじゃん。」とわめきだす。)
黒木:(いろいろ突っ込みたかったけど外野がうるさいので仕方なく)申し訳ないけど、お断りします。
業者:じゃあ、黒木さんはA市の平和が守られなくても平気なんですね!!
黒木:???ハァ???????? 

 業者のオッサン、訳のわからない捨て台詞を吐くと、さっさと電話を切ってしまいました。
 A市の平和を守るってたかがチラシ配達で???
 アンタ何者やねん。
 ああ、あと10分ほどあったらいろいろ聞き出せたのに、実にもったいないことをしました。ついでに「ワタクシ、実は悪の組織『絞め絞め団』の幹部ですの~~~。」とか言ってさし上げればよかったかな。「実は悪の・・・」あたりで電話を切られそうな気はしますが(笑)。

 多分5万円の謝礼に目がくらんで(笑)引き受けたら、「実はですね、そのために資格が要るんですよ。」「なんだって~~~?」てな展開になって妙な教材をローンで買わされるあたりではないかと思いますが。
 それが内職商法クオリティー。

【追記】
ここに同じようなケースが報告されていました。

ひとりの手♪掲示板

2005年7月12日の書き込みです。これは「ロドン」という会社名を名乗っていたようですね。

詳しい話を詰めていくと、
「チラシを配って宣伝している人本人が防犯(原文ママ)にあってしまったら困るので」と
いう理由で、
●この仕事を始めて頂くには、防犯セット(約50万)を購入して頂きたい
と言われました。
その支払方法は、毎月の収入から2万ずつ、信販を組んで頂いて払ってくれれば良いと。
チラシ配りの仕事を始めるにあたって、お金は一切かからないという話でしたが、あ~やっぱり!こういう事かと。

 なるほど、やっぱり高額の「商品」売りつけですね。身分証明や口座番号も即送れとしつこく言われたようです。そんなおっとろしいこと出来ますかいな。さっさと電話を切って正解だったようですね。
 
つまり、、配らされるチラシは防犯グッズのもので、配る場所は新聞販売所でもご近所でもどーでもよいわけです。要はカモにチラシ配りをエサに高い防犯グッズをローンを組ませて売りつけるという、悪徳商法の王道ですね。や、失礼、王道なんて分不相応でしたね。同工異曲というべきでした。もちろんそんな仕事を受けたって収入はありませんただただ長━━━━━━━━━━━━ いローンが残るだけです。
 みなさん、くれぐれも気をつけてくださいね。

■エアコンのお掃除はゲルマニウムの夢をみるか

 これは最近あったほやほやの話です。

 妹の友人Kちゃんが妹の車で我が家に向かっていた時のことです。車には母と私も乗っていました。Kちゃんが途中実家に取りに行くものがあるというので、いったん彼女の家の前で止まりました。Kちゃんは車から降りながら、
「そういえば、お父さん、エアコンの掃除を頼んだって言ってたけど。」
と言ったのです。私の悪徳センサーはその言葉にソッコーで反応しました。
「エアコンの掃除って、そのあとなんか高いモンを買わせるヤツじゃなかろうね。」
「え~~~?そんなんあるん?」
「あるある。」と妹。
「今問題になっとるんよ。」これは母。
「えッ?! ついでにお父さんに聞いてみる。」
「大丈夫、いざとなったらクーリングオフ出来るけん。」と私。
彼女はあせって家に消えていきました。しばらくして、疲れた顔をして帰ってきた彼女はいいました。
「今来とったよ。お父さん、もう契約書を書いているところやった。」
「あら~~~~。」
「ゲルマニウムのブレスレットだって。5700円の7年払いらしいよ。」
黒木家口々に「そんなん、いくら利息がかかるん。」「クーリングオフした上に着払いで返品じゃぁ。」
「やけんね、業者のお兄ちゃんに『クーリングオフ出来るんですよね。』って念を押しといた。」とKちゃん。「でね、もっといろいろ確認したかったけど、お父さんがもういいって機嫌悪くなったけん、とりあえず帰ってきた。」
「心配せんでもクーリングオフ出来るけんね。」
「いちおうウチのお姉ちゃんに様子見に行ってって電話しとこう。」
彼女は早速お姐さんに電話をいれてました。彼女のお母さんは身体を悪くして入退院を繰り返しています(現在も入院中)。健康が回復するとかいわれて、そんな妻に効くかも知れないと、ついつい買わされてしまったらしいのです。こういう業者の特に許せないところは、こういう人の弱みに付け込むところです。

 家に帰り着いてから、私はインターネットでこの件に該当しそうなサイトを調べました。
 ・悪徳商法?マニアックス 
 ・遠見屋 我楽多倉庫 
 この2つは基本だけど、印刷して渡すには情報が膨大すぎるし時間もない。それで新星堂というサイトにクーリングオフのページがあったので、それを印刷してKちゃんに渡しました。

そして、とりあえずこの2点を強調して教えました。
・夜8時以降の訪問
・目的は訪問販売だと告げずに、エアコン掃除をするとか言って家に入りこんで製品を売る
これらは特商法(特定商取引に関する法律)に違反する行為である、と。

 夜、Kちゃんの姉夫婦が実家へ急いで行ったときはすでに業者は引き上げていたそうです。
 
 しかし、みなさん安心してください。お姉さんは翌日また実家に行って、業者やローン会社に電話をかけまくって、さんざ文句を言った挙句、昨日のお兄ちゃんを呼びつけて商品を持って帰らせたそうです。

 すごいぞお姉さん!! パチパチパチ。

 これにて一件落着。悪徳訪問販売業者に合掌。

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