防災セミナーに行ってきました。
今日(6月6日)、有給休暇をとって「測量の日」九州地区協議会主催の防災セミナー「福岡の大地を知る」に行ってきました。
会場はサンパレスホテル2階で、9時半から午後5時までとみっちりありました。しかし、この時間内で5人の先生方のお話を詰め込むにはちょっと時間が足らなかったようすで、まだ話し足りないという感じの先生もおられ、聴講者としても物足りない感じを受け、また会場がもともと結婚式場らしく、音響が非常に悪くて聞き取りにくい面もあって残念でした。とはいえ、貴重なお話も多く聞けてセミナー自体には満足しました。
ただ、午前中後ろの席に座っていたオヤシが生あくびを連発し、時折妙な声をあげたりしてとても耳障りで不愉快でした。退屈ならさっさと退場すればいいのに。いい年して人の話を聞く態度がまったくなっていない。会社ではきっと威張っていて女子社員からは毛嫌いされているに違いない(笑)。きっとどっかの建設関連会社のOBか天下りさんが暇つぶしで来てるんだな。午後からいなくなったので、ほっとしました。
午前中は「福岡県の断層」について京都大学の竹村恵二教授、「福岡県の地震活動」について福岡管区気象台の竹内新(はじめ)地震予報官のお話があり、午後から「九州地方の地殻変動」について国土地理院の今給黎(いまきいれ)哲郎地殻変動室長、「福岡西方沖地震と九州地方整備曲の防災対策」について九州地方整備局の田中慎一郎企画部長、15分のインターバルをおいて「災害時の危機管理」について日本大学の大泉光一教授のお話がありました。
このセミナーは今年の1月に企画され、大地の穏やかな福岡で地殻変動や地震活動の話をしてくれと依頼された先生方はどう話をしようかといづれも悩まれたようですが、幸か不幸か福岡西方沖地震があったためにテーマが明確になったようです。
内容は知っていることもありましたが改めて専門家のお話を聞くことが出来て有意義でした。また、友人と一緒に行けたのであとで講義について色々話せたのもよかったです。もちろん久しぶりに会った友人ですのでその他の話でも盛り上がりました。結局8時近くまで話し込んでしまい、帰宅がいつもの時間くらいになってしまいました。でもまあ楽しい一日でした。
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