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2005年6月30日 (木)

黒木、回数券を落とす(2回目)

003s     
 

ムニャムニャ・・・。

  人間はたいへんだにゃ・・・。
               (ナターシャ談)

 

やっちまいました~~~。○| ̄|_

 電車の回数券3枚また落としてしまいました。またというのは2年ほど前に一度同じ状態で落としているからです。枚数まで一緒です。バスカードを出す時に何かの弾みで定期入れに一緒に入れている回数券が落ちてしまうようなのです。あの後ずっと気をつけていたのに、残業で退社時間が8時を過ぎ、つい早く家に帰ろうとあせって注意がおろそかになっていました。これも残業が悪いんじゃ~~~(責任転嫁)、残業代よこせぇ!!!!(サービス残業反対!)
 
 450円の回数券3枚、1枚分タダだから900円分の損失です。900円いうたらあんた、ランチのいいのが食べれますやん。毎日昼食を300円以内に収めようと血の出るような努力をしているのに(くくく・・・ T-T)、ぐれてやる~。タダでさえ交通費が半額しか出ない身にとっては大赤字ですよ。ボーナスも出るかどうかわからん状態だモンな。
 ああ、それなのに今日のニュースと来たら、むかつく内容ばかり。

 国を挙げて国民相手に詐欺やってんだから、振り込め詐欺が横行しても不思議はない罠。

 そういえば、お役人様はボーナスで出てんだよね。

 現代の水飲み●姓(零細企業リーマン)は辛いのだ。とりあえず定期入れを違うタイプのものに買い換えることにします・・・。

 今日はシケた話ですみません。こう見えても落ち込んでるんです。1350円分の損失よりも、自分自身の粗忽さに...orz。

【教訓】
 一度やってしまったミスは繰り返す可能性が高い。原因を考察し、思い当たることに関しては早急に対処、または対策を考える。このケースでは、定期入れに問題があったと考えられるため、一度目の時に即違う種類のものに買い換えるべきであった。

 2度とミスらないように心がけるだけではいけない。再発しにくい環境にすることが大事なのだ。

  人間はミスをする生き物である、と。

 う~む、まるでどこかの会社の朝礼時のような話になってしまった(汗)。

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2005年6月28日 (火)

羽化出来なかったアゲハチョウの話

 私が朝利用するバス停のそばの植木には、カラタチの木が何本か植わっていて、そこによくアゲハチョウの幼虫がついている。
 私は鱗翅目(蝶や蛾)は大嫌いだが、幼虫はなんとなく可愛いと思っている。もちろん触るなんてもってのほかだが。それで、バスを待つ間彼らを見て暇つぶしをしている。今年は剪定をしてないらしく、若葉が上のほうしかなく目の辺りには硬そうな葉しかない。しかし、それなりに幼虫はいた。最近はあまり見かけないが、まあ時期があるのだろう。
 アゲハチョウの幼虫は、1齢から4齢までは黒くてまるで鳥のフンのようだ。しかし脱皮して5齢になるとおなじみの青虫になる。幼虫はサナギになるとき木を離れることが多いらしい。多分枝や葉が羽化の邪魔になるからだと思うが、そのせいか今までカラタチの近辺ではサナギを見ることがなかった。
 最近久々に見つけた幼虫は、すでに青虫になっていて、相当でかくなっていた。7センチはあるだろう。果たしてアゲハチョウの幼虫はそんなにでかくなるものだろうか。うちの庭のハーブのルー君もしょっちゅう彼らのレストランになっているが、幼虫の大きさはせいぜい3~4センチ程度である。それは貧弱な草本についているせいかも知れない。寄生する植物がそれなりに大きいと幼虫も安心して大きくなれるということか。
 それはともかく、そのでかい幼虫は一心不乱に葉っぱを食べていた。そしてその姿は以前読んだ「コブラの眼」という小説に出てきた脳痘ウイルスというのを連想させた。それは幼虫に取り付き、感染した幼虫は延々と食事を続け、羽化も忘れて脱皮を繰り返し、結果的に幼虫はウイルスの詰まった袋になってしまうというものだった。たしかコレは実在するウイルスだったと思う。で、その7センチ級の幼虫を見て少しぞっとしたのである。
 翌週見てみると、そいつの姿は見えなくなっていた。無事にサナギになったか、鳥においしくいただかれたか、害虫として抹殺されたか。まあウイルス袋にならなかったのならいいやと思っていたら、翌日カラタチの枝にサナギを見つけた。
「良かった、サナギになれたんだ。」と思い観察するとどうも妙なのである。形が少しおかしいし、色も模様も私が知っているアゲハチョウのサナギとは微妙に違う。個体差といわれればそれまでだが、サナギのぶら下がり方も妙だ。気持ちが悪いので、それ以上観察をやめた。しかし、気になってそれからもちらちらと見る程度に観察をしていると、3日後くらいに形が変わっていた。どうやら死んでいるらしい。サナギの形は崩れ、頭部が幼虫で半身がサナギという状態だった。上半身は反り返っていた。サナギはいったんあの状態で中身をひとまずどろどろにしてから成虫の姿に再形成するらしい。しかし、途中で死んだサナギが幼虫形態に戻るとは思わなかった。多分身体を解体する前に力尽きたのだろう。
 これが自然の摂理なのだと思いながら、サナギまでなれたのに羽化出来なかった幼虫が哀れだった。
 死因はなんだったのだろう。病気か、やはり脳痘ウイルスか。はたまた寄生蜂の犠牲となったのか。

 今日見ると、全体的に幼虫っぽくなって、乾燥してカラカラになり、くるくると空しく風に舞っていた。そのシルエットを見ながらやっぱり 気持ちが悪い。 と思う黒木であった。

仙台市立北六番丁小学校WEBページより
アゲハチョウの観察日記

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2005年6月11日 (土)

アカホシテントウのこと

 テントウムシは大きく分けると草食と肉食の2種類がある。草食の場合は作物を食い散らす害虫とされ、有名なのはニジュウヤホシテントウだ。肉食の場合は花壇を荒らすアブラムシやカイガラムシを食べてくれるので益虫とされる。人間なんて勝手なもんだが、益虫のほうはナナホシテントウがポピュラーである。
 で、このアカホシテントウだが、これは梅の木なんぞにつくカイガラムシを食べてくれる。成虫は光沢のある黒地のボディに深紅の楕円形模様が二つの七宝細工のような美しい昆虫だ。しかし、問題は幼虫である。
 テントウムシの幼虫は、親と違って不気味である。まあ、これは蛍や蝶も然りで昆虫には良くあることだが、ことさらアカホシテントウを取り上げたには訳がある。

 6月5日の日曜日に町内会のクリーンディがあり、私も参加したのだが、終わって家に帰ると母が庭の草取りをしていた。で、私もミニ薔薇の花ガラを切っていてふと横を見ると、庭に野良生えしている芙蓉がダニだらけになっていた。母に言うとこの木はしょっちゅう虫だらけになると、いきなり剪定を始めた。それから剪定祭りとなり図に乗った母親があちこちの木の枝を切り始めた。そしてターゲットが梅の木の枝に移った時、私はソレを見つけた。一部の梅の枝に小ぶりのピスタチオみたいのがびっしりとついている枝があった。奥のほうでしっかりと見えないが不気味なシルエットである。母に言うと嬉しそうに、「じゃ、切ろう!」といい、鋸でばっさりと枝ごと切り落とした。元気な70歳である。まあそれはともかくとして、切った枝をよく見るとますます不気味で、ピスタチオ状のモノのなかになにか赤いものがいる。私はてっきりカイガラムシの仲間だと思い、殺虫剤をかけまくりさっさとゴミ袋に入れてしまった。リンク先を見てくれるとわかると思うが、

 本当に気持ち悪かったのだ。

 ところが、それもごみに出してしまった2日後、ネットで偶然それがアカホシテントウのサナギらしいということがわかった。そういえば、一時期梅の木にたくさんついていた小さいカイガラムシがほとんどいなくなっていた。どうやら彼らが食べてくれたらしい。知らぬこととは言いながら可愛そうなことをしたものである。

【教訓】
見た目が不気味だからといって勝手に悪いものと決め付けてはいけない。

【追記】2008.5.21

 昆虫ブログさんに、わかりやすい写真が掲載されていました。
   http://insects.exblog.jp/8615787/(ちょっとキモチワルイので注意して見てね)

アカホシテントウ
 ■成虫
 http://www.insects.jp/kon-tentouakabosi.htm
 ■幼虫やサナギの画像もあり(虫嫌いの方は閲覧注意)
   アカホシテントウ(ちょっとキツイかも)
   いろいろなテントウムシと幼虫

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2005年6月 9日 (木)

火球を見た!

 今日、会社の帰りに電車を待っていたら、偶然火球を目撃しました。火球というのは流星の比較的大きなもので時折音を伴いながら派手に輝きながら流れるものです。
 ホームに上がったものの電車の到着までに時間があるので、列車がくる方向の空をぼんやり見ていたら、いきなり光る物体が現れ、最初飛行機かと思いましたがだんだん光が大きくなり緑色に輝き始めました。「え?なになにあれ??」思わずつぶやいたら、ひときわ明るく光り、すぐに砕けて火花を散らして消えてしまいました。その間4秒くらい。その頃にはもう火球ということを確信していました。
 時刻は夜8時15分を過ぎたくらいで、方角は南方面で東から西に流れたと思います。方位磁石があったわけではないので方角はだいたいです。
 いやぁ。眼福眼福。会社帰りだったので誰かとこの天体現象で盛り上がることが出来なくて残念でした。それとデジカメはやっぱり必要だなあと実感しました。もっとも咄嗟に撮れるか、ちゃんと写るかはわかりませんけどね。
 流星といえば、昔不思議なものをみました。これも偶然夜空を見上げた時ですが、最初何もなかった夜空に急に星が現れ、あっという間に金星くらいの光度になった後、またすうっと小さくなって消えてしまったのです。これは推論ですが、流星がこちらに向かって垂直に流れていたのだと思います。消えなければ直撃を食らってたというわけですね。
 などと書きながら、明日朝目覚めると目が見えなくなっていたらどうしようと、マニアックなことを考える黒木でした。

 あ、願い事をするのを忘れてました。残念!

「火球、流星」でイメージ検索
http://images.google.co.jp/images?q=%E7%81%AB%E7%90%83%E3%80%81%E6%B5%81%E6%98%9F&hl=ja&lr=&c2coff=1&start=0&sa=N

私他3人ですが、ほかにも目撃情報あり。
http://www5e.biglobe.ne.jp/~shibaya/JNBBS/2005/Jun.htm
※上記の掲示板は「日本火球ネットワーク」よりリンクしています。

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2005年6月 6日 (月)

防災セミナーに行ってきました。

 今日(6月6日)、有給休暇をとって「測量の日」九州地区協議会主催の防災セミナー「福岡の大地を知る」に行ってきました。
 会場はサンパレスホテル2階で、9時半から午後5時までとみっちりありました。しかし、この時間内で5人の先生方のお話を詰め込むにはちょっと時間が足らなかったようすで、まだ話し足りないという感じの先生もおられ、聴講者としても物足りない感じを受け、また会場がもともと結婚式場らしく、音響が非常に悪くて聞き取りにくい面もあって残念でした。とはいえ、貴重なお話も多く聞けてセミナー自体には満足しました。
 ただ、午前中後ろの席に座っていたオヤシが生あくびを連発し、時折妙な声をあげたりしてとても耳障りで不愉快でした。退屈ならさっさと退場すればいいのに。いい年して人の話を聞く態度がまったくなっていない。会社ではきっと威張っていて女子社員からは毛嫌いされているに違いない(笑)。きっとどっかの建設関連会社のOBか天下りさんが暇つぶしで来てるんだな。午後からいなくなったので、ほっとしました。
 午前中は「福岡県の断層」について京都大学の竹村恵二教授、「福岡県の地震活動」について福岡管区気象台の竹内新(はじめ)地震予報官のお話があり、午後から「九州地方の地殻変動」について国土地理院の今給黎(いまきいれ)哲郎地殻変動室長、「福岡西方沖地震と九州地方整備曲の防災対策」について九州地方整備局の田中慎一郎企画部長、15分のインターバルをおいて「災害時の危機管理」について日本大学の大泉光一教授のお話がありました。
 このセミナーは今年の1月に企画され、大地の穏やかな福岡で地殻変動や地震活動の話をしてくれと依頼された先生方はどう話をしようかといづれも悩まれたようですが、幸か不幸か福岡西方沖地震があったためにテーマが明確になったようです。
 内容は知っていることもありましたが改めて専門家のお話を聞くことが出来て有意義でした。また、友人と一緒に行けたのであとで講義について色々話せたのもよかったです。もちろん久しぶりに会った友人ですのでその他の話でも盛り上がりました。結局8時近くまで話し込んでしまい、帰宅がいつもの時間くらいになってしまいました。でもまあ楽しい一日でした。

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2005年6月 4日 (土)

福岡西方沖地震の記録【番外】スルーされた地震

まず、記事の引用から。

「震度2」気象台発表せず 天草市で震度5弱 7分後福岡沖地震の余震

 福岡市東区などで三日午前四時二十三分ごろ、最大震度2を観測する地震があったが、福岡管区気象台は地震情報を発表しなかった。この地震は、熊本県上天草市で震度5弱を記録した地震の七分後に発生しており、同気象台は「複数の地震が九州内など比較的近い場所で同時間帯に発生した場合、混乱を避けるため防災上重要な地震しか発表しない、と定めた気象庁の内規に従った」と説明している。

 同気象台によると、福岡市の地震は三月の福岡沖地震の余震とみられ、五月二日以来、約一カ月ぶりにマグニチュード4を超える余震となった。地震情報は発表しなかったが市民の問い合わせには応対。四日夜には、気象庁のホームページに情報を載せるという。

 内規を定めた理由は(1)市民の混乱を避ける(2)気象台の作業を防災上重要な地震に集中させる―ためという。同気象台は福岡沖地震の際も、数分後に起きた震度3の余震二回を発表しなかった。
(西日本新聞) - 6月4日2時17分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050604-00000023-nnp-kyu

 6月3日の早朝4時16分熊本県天草地方で最大震度5強の地震があり、そのすぐ後に福岡西方沖の余震があった。
 私はその日ビデオを見て寝たので就寝時間が遅く、なかなか寝付けずようやく寝たくらいの時間だったので、最初の地震は気がつかなかったが次の地震で飛び起きた。すぐにネットで情報を収集していると、妹がテレビの速報を伝えに来て、熊本で強い地震があったことを知った。ところがどうも時間が合わない。揺れてすぐに飛び起きたのに、地震から10分は経っている。おきてからまだ2・3分のはず。調べていくとどうやらその数分後にもう一度福岡の地震があったらしい。
 で、妹に確認すると確かに2回揺れたらしい。それで、2度目は福岡西方沖の地震で、マグニチュードも大きかったから、すぐその速報も入るよと言った。しかしながら、待てど暮らせど天草の情報しか入ってこない。なんか狐につままれた様な感じだったが、ほとんど寝てないので再度布団に入ったが寝付けない。とうとう極度の寝不足状態で出社した(まあ、会社では目が痛いくらいで眠気はあまり感じなかったが、翌晩は0時に布団に倒れこんだ)。
 しかし、気象庁のHPにも2度目の地震は載ってないが、九大の7日分震源リストにはしっかり記載されているのだから間違いなく揺れている。しかもマグニチュードは4.4(ただし、上記リストの記録)もあるのに、なんで発表しないのだろう。天草の地震の直後だったからだろうか?しかし、その余震ならともかくもまったく震源の違う比較的大きい地震である。速報でテロップくらい流れてもよさそうなものだ。どうしてだろう?
 その疑問の答えが先の引用記事である。確かに最大震度5強と最大震度2では前者のほうが重要だろう。しかし、やっぱり釈然としない黒木であった。

「7日分震源リスト」の当該部分
(時間の若い順。が天草の本震でがスルーされた福岡の余震)
 2005-06-03 04:34:05 32.50N 130.54E 11km M0.7 八代海・熊本県南部
 2005-06-03 04:28:34 32.50N 130.55E 10km M1.1 八代海・熊本県南部
■2005-06-03 04:23:10 33.77N 130.09E 14km M4.4 福岡県北部
 2005-06-03 04:22:31 32.49N 130.55E 10km M1.8 八代海・熊本県南部
※2005-06-03 04:16:42 32.50N 130.55E 10km M5.1 八代海・熊本県南部
 2005-06-03 03:43:34 33.58N 131.80E 80km M3.0 伊予灘・四国西部
 2005-06-03 02:13:23 33.76N 130.16E 8km M0.9 福岡県北部

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